重層的非決定?

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2009年12月31日

■ ハロプロ大賞2009 ライブなどII

  1. モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ9DISCO〜 福井フェニックスホール 3/29
  2. モーニング娘。プレゼンツ高橋愛・新垣里沙プレミアム サマーディナーショー ホテルリーガロイヤル 8/30
  3. 安倍なつみ Summer live tour2009〜やっぱりスニーカーが好き〜 河口湖ステラホール 8/8
  4. 安倍なつみプレミアムライブ〜春の微風〜 浜松Space-K 2/7
  5. 高橋愛、光井愛佳「Happy Mania × Perte wedding」公開生放送 大津パルコ 8/15 無料

長 さっきの振り返りをもとに順位付け。

黒田 ああ、こうなりましたか。

長 愛ちゃん凱旋はねえ、やっぱりいろいろな意味でたまらなかった。安倍さんの北海道公演も行ければすごくいいんだろうなあ、って思うんだけど関西圏から行くには福井と北海道ではお金も時間も違いすぎて。

白井 凱旋公演ってそんなに違いますかね。

長 そりゃ違いますよ。なんか空気全体に高橋愛を感じられる気がするのよ。もうなんというか、愛ちゃんの胸に抱かれているかのような。。。

黒田 キモイわ。

長 ライブ自体も「夢から醒めて」の清楚な愛ちゃんと「情熱のキスを一つ」のちょいエロで迫力ある愛ちゃんという昨年のリゾナントライブと同様のコントラストが見られて、良かった。

白井 次が愛垣のディナーショーか。

長 これはとれた席の場所も良かったし、なによりこれまでで最高の高橋愛のパフォーマンスを見られたもので。まあ詳しくはパフォーマンス部門でしゃべるけど。

白井 パフォーマンス部門なんてやる時間、あるのかね。もうすぐ年があけるよ。

長 年が明けてもやる。絶対にやる。

白井 で、ようやくなっちか。。。

長 いや、でも河口湖公演は本当によかった。会場も良かったし、安倍なつみのパフォーマンスもステージさばきもとても良かった。冒頭の「微風」に始まり、ラスト前の「空LIFE GOES ON」。ツボを抑えた構成だった。そして追加曲に「愛しき人」。花火打ち上げ。あるべきところにあるべきものがきっちりはまっている感じ。

黒田 ただあまりにスペシャル過ぎて他公演との差が出すぎって声もあったけどね。

長 ツアーラストを通常通り終わらせれば文句が出、スペシャルにやれば文句が出。まあ何をやっても文句いう人は出てくるさ。

白井 続いても安倍なつみ。春のプレミアムライブ。

黒田 通常よりチケット代が高くて、公演時間は短い。「プレミアム」と銘打つだけのことはある。

長 まあそのへんはファン側の足元を見られている気がしなくもないけど。動員数が少なくていいから、熱心なファンだけがくればいいや、というような。それはともかく、名曲「微風」を生で聞ける最初の機会なんだから、こっちは必死にもなるさ。

白井 「微風」は名曲であると同時になかなか難曲でもあって、安倍さんも苦戦しているなあ、というのはあったかな。まあそういうのも含めてこの曲はずっと見守っていきたい感じだな。

長 あと「愛ひとひら」もまた絶対に生で聞きたい。安倍さんはこれだけ長く見ていても、まだまだもっと見たいと思わせるものがいっぱいある。

黒田 最後に無料イベントがランク入りかよ。

長 愛ちゃんとの握手が。

黒田 結局握手か。

長 ここは見逃してくれよ。

■ ハロプロ大賞2009 ライブなどI

長 まずはまったり一年を振り返ろうかな。

Hello!Project 2009 Winter エルダークラブ公演 大阪厚生年金会館 1/17昼
エルダークラブ全体がハロプロからの卒業ということで、最後のエルダークラブ公演。最後だから見られるだけ見ようという気持ちにはならずに、昼公演だけ。もうこの時点で「ハロプロ」という括りにはうんざりきていた。それでもライブ自体は古き良き「ハロプロ」、「10年愛」とか見たかった曲も見られたし、前田有紀、メロン記念日など直接見る機会があまりないメンバーのパフォーマンスも見られて満足。このライブが終わって、私の中でも確かに何かが終わったと思った。
Hello!Project 2009 Winter 決定!ハロプロ アワード'09 横浜アリーナ 2/1昼夜
ひたすら「セレモニー」を見るためにわざわざ横浜詣で。バックステージ席なんてところから、私の中で完全に終わった「ハロプロ」の最後を見届ける。中澤裕子に新ハロプロもよろしくと言われても、私の中ではそれを引き継ぐことはできないと思った。ただ娘。とOGとがひとつになった時の力だけは強く感じる。それだけに一斉「卒業」が一層馬鹿馬鹿しく思えた。
安倍なつみプレミアムライブ〜春の微風〜 浜松Space-K 2/7昼夜
小さな会場、やっとのことでとれたチケット。昨年の12月に出た新曲「微風」を生で聞くことを第一の楽しみとして。その「微風」の他に待望の「愛ひとひら」を生で見られていたく満足。時間は少し短かったけれど、本当に春のそよ風のようにささやかながら爽やかなライブだった。
「泣いちゃうかも」発売記念イベント 堂島リバーフォーラム 2/21 無料1回目
娘。としては2005年以来の新曲イベント当選。2005年時とは異なり、歌披露もある。普段のライブではやらないグダグダのコントはまあ、こんなもの。そしてまた2005年以来の高橋愛との握手。言葉を伝える余裕もなく、ただ高橋愛を感じる。
藤本美貴アコースティックライブ2009〜ミキティーズパーティ〜 都雅都雅 2/21夜
昨年に引き続き藤本美貴のアコースティックライブ。カバー中心だった昨年と異なり、今回はカバーとオリジナル曲をバランスよく配した。こぢんまりとした空間に待ったりした空気感、MCはちょっと内輪気味の裏話満載。これが今年最後のミキティライブになろうとは。
モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ9DISCO〜 琵琶湖ホール 3/28昼
光井愛佳「凱旋」公演。会場はちょっと凝った作りで縦方向に客席を積み上げた感じ。ステージまでの距離は比較的近い。昨年秋の「リゾナントライブ」以降、底上げ著しい娘。のパフォーマンスを堪能する。最後は光井愛佳カラーである紫に染まる会場を見る。
モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ9DISCO〜 福井フェニックスホール 3/29昼夜
高橋愛「凱旋」公演。サンダーバードで福井に赴く。会場はちょっと古い感じのホール。前日の琵琶湖とは一転してフラットな作り。ライブは地元客、高橋愛の知り合いらしき人も多く集い、アットホームな空間。「夢から醒めて」を通じて高橋愛の繊細な「心」に触れられたように感じられ、またその時に客が掲げた黄色いサイリウムの光でファンの思いを届けられたように感じた、そんな時間。当日から翌日の福井には高橋愛ファンの痕跡が残り(菓子ai売り切れ、ソースカツ丼屋にはファンらしき客の姿が多数など)、自分のその空間にいることが不思議な感じもしたり。
モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ9DISCO〜 大阪厚生年金会館 5/6昼夜
安倍なつみの三文オペラの会場の隣で行われた公演。MCではその安倍なつみネタも飛び出す。福井公演の思い出に浸りながら、素晴らしかったライブツアーの、私にとって最後の公演を見守る。
安倍なつみ Summer live tour2009〜やっぱりスニーカーが好き〜 御堂会館 6/20昼夜
やや古臭い感じの会場、客も全体的にまったりした感じ。舞台で安倍なつみに興味を持ったと思しき「場違い」な雰囲気の客もいたり。少数のバンド編成、すこし意図の見えづらい選曲もあったが、締めるところはきっちり締められていた。
安倍なつみ Summer live tour2009〜やっぱりスニーカーが好き〜 東京厚生年金会館 8/1昼夜
他公演よりも会場が広く、予想通りバンド編成も変わる。前半のまったりライブと後半のノリの良いライブとのコントラストも明確で、ツアーの意図がようやくみえてきた。
安倍なつみ Summer live tour2009〜やっぱりスニーカーが好き〜 河口湖ステラホール 8/8
新幹線と在来線特急、富士急を乗り継いではるばる山梨まで。なるほどいかにも「自然」に囲まれたロケーション、そこに鎮座する野外ライブ会場。バンド編成はますます豪華になり、セットリストの意図もさらに鮮明に。見方によってはこの最終公演を目指して作られてきたツアーだったとも思える。野外会場を活かして最後には花火の打ち上げもあって、スペシャル感満載。安倍なつみのテンションも上々。帰りはまた在来線特急を乗り継いでの旅路、それもまたライブの思い出を飾る。
高橋愛、光井愛佳「Happy Mania × Perte wedding」公開生放送 大津パルコ 8/15 無料
きつい流しのない握手、初めて高橋愛に言葉を伝える。
モーニング娘。プレゼンツ高橋愛・新垣里沙プレミアム サマーディナーショー ホテルリーガロイヤル 8/30昼
普段のコンサートとはちがったこぢんまりした会場、その2列目。間近でモーニング娘。にいる時とはちがった愛垣のパフォーマンスを堪能する。高橋愛と新垣里沙の歌い手としての個性の違いを満喫。
「なんちゃって恋愛」発売記念イベント Zepp名古屋 9/7 無料1回目
40th記念ということで、10thシングル、20thシングル、30thシングルとともに曲披露。通常のイベントよりも曲披露が多い。握手会は流しがきつく、ほぼ記憶が飛ぶ。
松浦亜弥 コンサートツアー2009秋〜想いあふれて〜 NHK大阪ホール 9/12昼
とても綺麗な会場、客層もファミリー層が多く、全体的に華やいだ雰囲気。アイドル松浦亜弥を見ようというのが客の期待とも見える。それに合わせたようにアイドル時代の名曲をおりまぜたセットリスト。ライブツアー休止前の集大成という位置づけということはよく理解できた。私個人はとりあえず松浦亜弥ライブ最後のお見送り。
モーニング娘。コンサートツアー2009秋〜ナインスマイル〜 神戸国際ホール 9/23昼夜
こちらも綺麗な会場、交通の便もいい。客層は少しがさつな雰囲気。3階席は閉鎖と少し寂しい客入り。久住小春ラストツアーがツアー初日に発表されたが、この時にはすでに客側も平静を取り戻しており、小春の自由さと相まってそうした特別感は特に感じさせられなかった。少し緊張感を漂わせていた前ツアーとは異なり、今回は明るさ、楽しさが全面に出たツアー。
高橋愛・久住小春 大阪心斎橋店イベント 御堂会館 11/6 無料2回目
いわゆる「ハロショイベ」。歌披露などはなく、トークショー。まったりグダグダのトークをひたすら聞く。高橋愛・久住小春ともリラックスした雰囲気で、普段の二人の様子が垣間見られたようにも思えたり。ひとり語りはグダグダなのに、後輩をフォローする役どころになると急にしっかりする高橋愛。
「気まぐれプリンセス」発売記念イベント Zepp大阪 11/25 無料
客のリクエストに答えて、急遽曲披露するという企画イベント。5,6期は流石にどんな曲でもそこそこ対応出来る。こちらもかなりしっかりした高橋愛を見られる。しかしコントコーナーではいつものシャイでぐだぐだな高橋愛になる。
モーニング娘。コンサートツアー2009秋〜ナインスマイル〜 神戸国際ホール 11/29昼夜
関西での久住小春ラスト公演。でもあいかわらずそういう雰囲気はなく、自由にのびのびとした小春。客は三階席までしっかり入り、大盛り上がり。普通に楽しく、普通に盛り上がり、娘。一行は最後の東京ラスト公演へ。私は娘。としての小春を本公演で見届ける。

黒田 長っ。

■ ハロプロ大賞2009 舞台

  1. 三文オペラ 大阪厚生年金会館芸術ホール 5/5
  2. 三文オペラ 大阪厚生年金会館芸術ホール 5/9

黒田 え〜と、なんですか、これは?

長 しゃーないじゃん。舞台関係は殆ど関東圏でしかやってないんだから、こんなものでしょ?まあ、石川梨華が出演していた「オペラ・ド・マランドロ」は見られればよかったんだけど。

白井 あれは安倍さんが出ていた「三文オペラ」の姉妹版だから、両方を見ておけばまたいろいろ広がるものもあったんだけどねえ。

長 どちらも劇中劇をモチーフにした作りだが、ブレヒトの「三文オペラ」の方がそれをラディカルに突き詰めているんだよな。

黒田 ほお?

長 どちらもブルジョワオペラの予定調和な世界の作り方を皮肉っているのは同じ、これが基本にある。

白井 で?

長 「オペラ・ド・マランドロ」のほうは「劇中劇」・「劇(劇中劇を見る、演じる人たち)」・「観客」の三層構成になっていて、ブルジョワオペラを「模倣」する「ならず者」の姿(「劇」の世界)を通じて「観客」はその皮肉を受取る。そこではブルジョワオペラの滑稽さは観察対象として*ある*。

黒田 はあ。

長 ブレヒト劇の方は「劇中劇」・「観客」の二層構成にしてしまった。間の「劇」をすっ飛ばしてしまう。それにより「観客」の「劇中劇」の世界への関与をより強固なものにした。観客自身がブルジョワオペラ的滑稽さの「当事者」として名指しされるわけだ。話の辻褄としては、「劇」が「劇中劇」を反転させるというストーリーのほうが綺麗に「落ち」て、全体としてなめらかに流れるけれども、ブレヒトはあえてその滑らかさを断ち切り、強引で不条理なストーリーに仕立て上げた、と。だから多分「オペラ・ド・マランドロ」のほうを先に見てからブレヒトを見た方が、ブレヒトの意図は伝わりやすかったように思う。まあ「オペラ・ド・マランドロ」のほうを見ずに語っているので、説得力は0なんだけどね。

黒田 ただのエロオヤジのくせに語るねえ(笑)。

長 悪いが、なっちがらみでは俺はエロオヤジじゃないんで。愛ちゃん、愛ちゃん。

白井 愛ちゃん(涙)。

長 またこういうラディカルな結末をキティちゃんでさらにエキセントリックな演出をした宮本亜門はやっぱすごいと思ったね。そしてこういうちょっと人を食った作りの舞台に安倍さんの演技もしっかりあっていた。頭のネジが何本か抜けたヘラヘラしたキャラの中に潜む図太さ。歌もド迫力だった。安倍さんもやっぱすごいよ。

白井 そういえば安倍さん、ようやく来年の仕事として「リトルショップ・オブ・ホラーズ」が発表されたね。あまり何も出てこないからちょっと心配だったので安心した。関西公演もあるし、良かった、良かった。

■ ハロプロ大賞2009 PV

長 娘。はライブ映像の方が断然いいんで、こちらもあまり力が入らない。それほど決定的な順位の差があるわけでもないし。しいて言えばドラマ仕立ての「しょうがない」とアニメ仕立ての「3、2、1」が「変化」という点で上位にしたくなるぐらいかな。

黒田 そう言いながらなんで「気まぐれ」が一位なんだよ。

長 「気まぐれプリンセス」のあの衣装、お尻に空いたあの穴、あれってほんとに「中」が素通しなんだろうか。「音楽戦士」では愛ちゃんのかなりきわどい部分まで見えているようだけど、下に肌色のものを履いているだけなのか、素肌が見えているのか。気になって夜も寝られない。

白井 それにつられて一位かよ。しょーもな。はい、次いこ、次。

■ ハロプロ大賞2009 シングル

長 ここはカップリングとの足し算というだけの評価だな。正直力は入っていない。ついでにカップリングのないメロン関係は除外。

白井 「しょうがない」はカップリングの「3、2、1 BREAKIN’OUT! 」がロスのアニメエキスポのテーマソングに選ばれただけあって、力も入っているし、曲調も両極でかなりお得な感じ。二つの娘。を同時に見られるという。

長 「なんちゃって恋愛」は通常バージョン、カップリングが「秋麗」のほう。40th記念盤の「すべては愛の力」よりも断然こっちの方がいい。

黒田 「秋麗」が田中麗奈の「麗」を、「愛の力」は高橋愛の「愛」を採ったという説があったけど、どうなんだろうねえ。

長 出来すぎの話だな。「ケンチャナ」はカップリングとともに、いい。

黒田 娘。の曲が演歌過ぎるって批判に反発してたけど、手前が演歌好きなんじゃないか。そりゃ演歌が嫌いな人とは話があわないわ(笑)。

■ ハロプロ大賞2009 アルバム

  1. プラチナ9DISC モーニング娘。
  2. 想いあふれて 松浦亜弥
  3. Sadistic Dance Hangry & Angry
  4. チャンプル1〜ハッピーマリッジソングカバー集〜 ハロー!プロジェクト

番外

黒田 例年盛り上がらない部門だな(笑)。2007年を最後にだめだな、この部門は。

長 カップリングコレクションは新曲が一曲もない時点で、新アルバムとしての評価はしづらいので選外ってことで。

黒田 未だにCDの封も開けてないしな(笑)。

長 二位と三位の順位はかなり適当。その時々で入れ替わるかもしれない。Sadistic Danceはどの曲を聞いても、ああ「ハンアンだ」と思う一貫した音作りがいいっちゃあいいし、ちょっとつまらない部分でもある。でも平均値は高いね。楽曲賞でもこのアルバムからはどれを代表としても良かった。あややのは地味なアルバムなんだけど、一曲一曲はなにげに心にしみる。「きずな」以外は全部いいね。

白井 余計なことを。

黒田 チャンプル1なんて全曲聞いてねえじゃん。全14曲中5曲しか聞いてないのにアルバム賞の対象なのかよ。

長 だから上位にはできないけれど、高橋愛の「秋桜」、ガキカメの「守ってあげたい」、リンリンの「For You・・・」はとても良かった。

白井 れいなの「部屋とYシャツと私」は?

長 個人的にれいなにはもっと疾走感のある曲が合うと思ってるので、この曲はいまいちだったかな。

白井 一位が娘。か。まあ、しょうがないかな。

長 既発のシングルが多くて、新曲が微妙に少ないんだけどね。また小グループやソロで歌ってる曲も入っているから純粋な娘。の新曲がSONGSしかない。そのへんはちょっとどうかとも思うけれど、何曲かいい曲が入っているし、なんといっても素晴らしかったコンサートツアープラチナ9DISCOの下敷きになったアルバムだからね。

黒田 なんとなく最初から結論ありきの順位付けだなあ。娘。の新オリジナルアルバムってだけで一位確定、みたいな。

長 そんなことはないさ。なっちがアルバムを出していたら結果はわからなかったよ。

黒田 な?「安倍なつみ・高橋愛大賞」だろ?

2009年12月30日

■ ハロプロ大賞2009 楽曲

  1. 情熱のキスを一つ 高橋愛, 新垣里沙, 田中れいな 「プラチナ9DISC」
  2. Don't say Good-bye メロン記念日×BEAT CRUSADERS 「Don't say Good-bye」
  3. ソウルの雨 前田有紀 「ケンチャナ」
  4. しょうがない 夢追い人 モーニング娘。 「しょうがない 夢追い人」
  5. 中央改札口 松浦亜弥  「想いあふれて」
  6. Sadistic Dance HANGRY & ANGRY 「Sadistic Dance」
  7. DISTNY LOVE(初CD化音源) High King 「プッチベスト10」

番外

白井 序盤の山場。去年よりも対象曲も増えたし、選考もむつかしかった。

黒田 一応「ハロプロ」と冠するだけあってそこそこ幅広くみられているかな、ってなっちの曲がない!なして?どして?

長 だって今年曲だしてないじゃない。

黒田 他のサイトさんでやってるのには安倍さんの曲がちょろちょろ触れられているんだけど。

長 ほかは11月締めだけど、うちのサイトは12月29日締めだから。去年の12月に出た「微風」ほかが去年の曲という扱いなんだよね。

黒田 それでなっちの曲が今年なくなる、ってのは結果的に失敗だったな。

長 そんな事言われても。有馬記念の結果を見ずに年度代表馬選んでも興ざめでしょ?まあ他は集計の関係でああなってるんだけど、うちは全国1人の投票結果をもとにした極度に公正な審査をやっているのにぎりぎり間に合わせている!これはすごいことなんだよ。

黒田 全然すごくねーし。というか今日発売のメロン記念日の曲はきちんと聞いたのかね。

長 しーっ。そこは触れてはダメ。

黒田 なんかグダグダだな。

白井 一位は「情熱のキスを一つ」。例によって微妙なところでくるなあ。

長 歌唱力上位の高橋愛、新垣里沙、田中れいなが歌っているから、安心して聞ける。ガキさんとれいなの声質が対照的で、それを愛ちゃんの落ち着いた声がまとめる。複数メンバーで歌う、ってことの価値がきちんと出ている。そしてなによりも愛ちゃんのフェイク、これだけで一位。iTunesならぬx-アプリの再生回数でも断トツ。

黒田 楽曲の質としては残念ながら去年の「微風」には遠く及ばないけどね。

白井 二位がメロン記念日。「ハロプロ」大賞らしくなってきたじゃん。

長 だろ?何が安倍なつみ・高橋愛大賞だよ。純然たる楽曲としての評価ならこっちが一位かも。ただ愛ちゃんのフェイクが。。。

白井 曲もいいし、歌唱もメロン記念日の良さがばっちり出ている。たしかに楽曲賞として恥ない作品だ。つーか、こっちが一位でよかったんじゃない?

長 だから愛ちゃんのフェイクが。

黒田 三位に前田有紀「ソウルの雨」。これが入るってスゲーな(笑)。この曲、いったい日本全国何人が聞いたんだよって。せめて横浜アリーナ1万人が聞いた「ケンチャナ」にすればいいのに。

長 そこをあえてキャッチーじゃない「ソウルの雨」を推すのが味だな。地味だけど物悲しいメロディーで、前田さんの透明感溢れる歌声が胸にしみる。

白井 モーニング娘。名義最上位は「しょうがない 夢追い人」。

長 演歌だなんだといわれたけど、まあ、演歌だよな。

黒田 「ソウルの雨」を上位に持ってくるぐらい演歌が好きなんだから、まあ、しょうがない。

白井 あややからは「中央改札口」。これも演歌っちゃあ演歌だな(笑)。

長 HANGRY & ANGRYは演歌じゃないぞ。昨年に引き続き「型」がきっちり出来上がってる。

黒田 HighKingの「Destiny Love(初CD化音源)」のカッコはなんだ?

長 配信で買ったら曲名がこうなってた。あえて修正せずにそのままにしている。後悔はしていない。

白井 この曲ってそんなに褒めてたっけ?

長 冒頭の「あなたから切り出した、その言葉ほんとに信じていいのかな」、ここの歌い方が普段の愛ちゃんと違ってちょっと甘えた、なんともいえない雰囲気が出ていて、やられた。

黒田 愛ちゃん、愛ちゃんって。だいたい「楽曲」に対する評価じゃないじゃん。

白井 番外ってのは?

長 歌い手がなるべく重ならないように選別したので、本来なら上位入りするはずだった曲を挙げてみた。「なんちゃって恋愛」、これもかなり好き。アレンジもいい。でも「しょうがない」の演歌にやられた。

白井 メロン記念日はこっちの方が「演歌」っぽいかな。まあ70年代ニューミュージックってやつ?狙い通りにはまってるね。

長 あややのもう一曲は「チョコレート魂」のカップリング。

黒田 また微妙なほうを選ぶねえ。

長 明るい曲調をあややが明るく歌ってるのに実は悲しい曲。結構いいと思うんだけど、ほとんど触れられているのを読んだことがない。

黒田 そして最後にボーノ!買ってたのかよ。

長 この曲だけ配信でね。これはもう曲がいいね。歌詞とメロディーの作り出す世界が実に初々しく、儚く、悲しい。冒頭「言葉にしたら壊れそうで怖くて」、もうここから泣かせる。これはアイドルソングとしてかなりの名曲。センターで歌っている夏焼雅もいいんだけど、この子にはちょっとした恨みがあってね。。。

白井 ん?何があったんだ?

長 もう5-6年以上前になるかなあ。ネット上でやたらと「雅、雅」って書き込みがあふれたことがあった。

白井 その頃から人気が出だしたわけか。

長 俺はキターって思ったね。ついに時代が来た!と。

黒田 ほお。

長 ついに大谷雅恵の時代が来たって喜んだのさ。そしたら。。。

白井 はーい、解散、解散。

■ ハロプロ大賞2009 テレビ番組

  1. Q.E.D. 証明終了 NHK 高橋愛
  2. モーニング娘。アメリカ初上陸ライブ テレビ東京(9/5) モーニング娘。
  3. ふくい浪漫い〜ざぁええDay 福井テレビ(7/6, 7/13) 高橋愛
  4. コラボ☆ラボ〜夢の音楽工房〜 WowWow(1/27) モーニング娘。
  5. 世界の村で発見!こんなところに日本人 テレビ朝日(1/2) 安倍なつみ・矢口真里
  6. 英語でしゃべらナイト NHK(5/29) 高橋愛
  7. キズナ食堂SP TBS(7/18) 中澤裕子、安倍なつみ、辻希美、保田圭、矢口真里、飯田圭織、高橋愛、新垣里沙
  8. 音の素 日本テレビ(8/13) モーニング娘。(高橋愛、田中れいな、道重さゆみ、ジュンジュン)
  9. グータンヌーボ フジテレビ(10/28) 安倍なつみ
  10. おとなの学力検定SP小学校教科書クイズ!! 日本テレビ(1/3) 道重さゆみ
  11. ロンドンハーツ テレビ朝日(9/1) 道重さゆみ
  12. 土曜スタジオパーク あなたの声に答えます NHK(1/10) 高橋愛
  13. 浜ちゃんが! 日本テレビ(10/23) 新垣里沙・田中れいな
  14. AmebaStudia「久住小春卒業記念SP Part1」(10/28) 高橋愛、新垣里沙、亀井絵里、久住小春、ジュンジュン
  15. 金曜バラエティ「下町物語」 NHK(7/10) 安倍なつみ
  16. 東京フレンドパークII TBS(9/17) モーニング娘。、中澤裕子、矢口真里、吉澤ひとみ、辻希美
  17. 音楽戦士 日本テレビ(11/6) モーニング娘。
  18. グルニエ少年少女 西日本テレビ(11/19) 高橋愛、田中れいな
  19. しゃべくり007SP しゃべクリスマス 日本テレビ(12/21) モーニング娘。、中澤裕子、飯田圭織、保田圭、矢口真里、石川梨華、吉澤ひとみ

白井 去年こんな部門なかったよね?

黒田 今年になってテレビにで出したらいきなり新設かよ。現金なものだな(笑)。

長 今年は道重さんの活躍が目立ってるけど、それ以外でも結構出ているんだよね。挙げ出したらキリがないからこれでも結構絞り込んだ方。順位も結構適当。番組ごとにコメントしだしたらきりがないから、メンバーごとに。道重さゆみ。ロンドンハーツ二回目の出演での「極度に可愛い」と教科書クイズの「カイヤ」。なかなかすごい。おかげで「嫌いなタレント」なんてものにランクインしちゃったらしいけど。

白井 そういえば道重さん、ネットで自分の評を読むとか言ってたけど、どこを見ているんだろ?Googleで検索かけているのなら、うちのサイト、結構早くにヒットするんだよね。案外見られているかも。まあシニカルとアイロニカルの違いだとか、ワケ分かんないこと書いているから、見たとしてもすぐに次に行かれちゃってると思うけどね。

長 安倍なつみもちょろちょろ出てるんだけど、もう一押し出て欲しい感じかな。特に9月以降なんてテレビしかこっち的には露出なかったんだから。他のOGメンバーが出ているのに安倍さんだけ出てない、なんてこともあって、ちょっと残念だった。とりあえず年初めのアイスランド旅行記は良かった。それ以外もまずまずではあったけど。

白井 「オーラの泉」とか「ハートにつなごう」とか、順位に入れないんだ?

長 まあ過去の思い出話みたいなのよりも未来を語って欲しいよね。愛ちゃんは今年は最高に美味しかった。ドラマ主演はあるし、故郷福井帰省番組もあったし、好きな英語関連、宝塚関連もあったりで、なんともいい一年だった。年末も立て続けにテレビで見られたし。

白井 「モーニング娘。」としてのテレビ出演もいいのが多かったな。WowWowのコラボ☆ラボ、昨年末の安倍なつみに続いてモーニング娘。。こういうのを地上波でももっとやって欲しい。あとはロスのアニメエキスポでのライブ、これも永久保存版。

長 来年もこの調子でお願いしますよ、糞事務所様、ってことで(笑)。

■ ハロプロ大賞2009 バラエティDVD

  1. 高橋愛DVD「I.」
  2. モーニング娘。DVDマガジンvol.25「クイズ!ハロテン検定」
  3. モーニング娘。DVDマガジンvol.27「カレンダー撮影、2010年大胆予想」
  4. モーニング娘。DVDマガジンvol.23「メンバーひとり語り」
  5. モーニング娘。DVDマガジンvol.22「もんじゃ焼き」

白井 娘。DVDマガジンが強いな。

長 vol.25はリンリンの司会っぷりがなかなか。まあありきたりなクイズ番組仕立てなんだけど、普通に安心して見られる。vol.27は2010年大胆予想というコーナーがなかなか。愛ちゃん「ハロウィン大好きなの」。れいな「それは、なぜ?」。愛ちゃん「大好きなの」、とかまあそんな調子。vol.23、これは「愛ちゃん得意なひとり語り」 (道重さゆみ)の愛ちゃんのヘタレっぷりがなかなか。さゆやれいなにカバーしてもらってなんとかコーナー成立。後輩にあれやこれや気にかけてもらうリーダー。

黒田 なんかまた「愛ちゃん」ばっかだな。もうちょっとバランスよく語れんのか。

長 vol.22はいかにも娘。DVDマガジンらしい企画。もんじゃ焼きのへらを小春が隠して、それを他のメンバーが2チームに分かれてさがして競う、というもの。定番だな。

白井 一位は「I.」ね。ハワイの大学に体験入学して、英語で演技とかに挑戦する企画。

長 日程の関係で事前準備とかがあまりできなくて、非常にナイーブな感じになる。そういう感情の高ぶりもあってか、演技では大泣き。それを見た先生が「あなたはとてもエモーショナルな人です。それはとても大切な事です」とか誉めてくれるの。良いシーンだった。

黒田 いや、あなたが繰り返しみていたのはそこじゃないでしょ(笑)。

白井 ハワイで、写真集との連動物ときたら、まあね。

長 もうね、冒頭からね。どきどきしちゃうよね。どうしようかと思うよね。やっぱ静止画よりも動画だね。紐なんだよ。白いのもあるんだよ。制服ぽいのとか、着エロっぽいのとか、見えそうで見えないのとか、チクショーって感じだよね。

白井 えーと、なにいってんだかわかんないからこの辺でお開きで。

黒田 完全にただのエロオヤジだな。

白井 それよりなっちがいないんだけど。

黒田 唯一でたのが「癒し」。バラエティーとしての面白さはいまいちだったかな。つうか長さんは?

白井 「I.」を見ながらなにやらうわ言のようなことをしゃべり続けてる。

黒田 キモッ。

2009年12月29日

■ ハロプロ大賞2009 食賞

  1. ai 五月ヶ瀬
  2. 五月ヶ瀬煎餅 五月ヶ瀬
  3. モーニング娘。グミ(9スマイル グッズ)
  4. モーニング娘。チョコクランチ(プラチナ9Disco グッズ)
  5. モーニング娘。プレゼンツ 高橋愛・新垣里沙プレミアムサマーディナーショーディナー ホテルリーガロイヤル

黒田 なんだこりゃ?

長 aiは高橋愛ちゃんの名前をいただいて作られた福井の製菓会社のお菓子。もう名前だけで一位。チョコクリームを挟んだビスケット。普通においしい。福井でコンサートがあった日には街中からこの商品が消えたという。五月ヶ瀬はその製菓会社の製品で愛ちゃんおすすめの品。ピーナッツ煎餅って感じかな。後の二つはコンサート会場で売ってたジャンク菓子。おまけとしてメンバーの写真が入っている、というもので菓子自体がどうこういうものでもないけど、まあ食べられる。

白井 その下にホテルのディナーって(笑)。

長 ホテルでこんなもの食わすな!と。

2009年12月28日

■ ハロプロ大賞2009 写真集賞

白井 これだけ?

長 そう、これだけ。他は買ってない。というか他に誰が出しているかさえよく知らない。

黒田 で、エロオヤジ的にはこの作品はどうなのよ?

長 だからエロオヤジ言うな。それにこの作品はそんなにそっち目線では見てないし。

白井 じゃあどっち目線で見たんだよ(笑)。

長 いやあ、もうとにかく可愛いね。これまでの写真集の中でもトップクラスに可愛い。愛ちゃんが衣装選びにもかかわったとか言ってたと思うけど、そのへんが明らかにプラスに出ている。もう笑っちゃうぐらい可愛い。

黒田 水着は?水着は?

長 ぶっとい太ももがすげーな、と。なんというか、たくましいね。鍛えられてるというか。

黒田 もっと正直にエロ目線で語れよ。

長 なんでそんなこと強要されなければならんのか、意味分からん。まあすでにあらかた語っちゃってるんで、こんなものでいいでしょ?

■ ハロプロ大賞2009 開会の辞

長 ハロプロ大賞、今年も始めるよ!

白井 何だ、今年もやるのかよ。もうやらないのかと思ってた。

長 やるさ、やるに決まってるでしょ。

黒田 でももう名称変更した方が良くね?全然「ハロプロ」なんて括りで見られてないっしょ?

長 じゃあどう名称変更しろと?

黒田 安倍なつみ・高橋愛大賞。

白井 そりゃひどいね(笑)。

黒田 だってこれまでだって毎年MVPはこの二人の持ち回りなんだぜ?まして今年ときたら。

長 失礼な。今年はボーノの曲だってちゃんと聞いたんだから。

白井 そりゃすげー。というかそんな話し、今までに出たことあるっけ?

長 多分初めて。その曲のことを書こうと思ったときに、いろいろむかつくことがあったので更新をやめた。それでそのままお蔵入り。だから代わりにこの機会に、と。

黒田 で、最初に念のために聞いておくけど、あなたの一推しはだれ?

長 なっちだよ。

黒田 その言葉、しっかり覚えておくからな。後で吠え面掻くなよ。

長 なんでそんなに脅されるようなことを言われなきゃならんのだ。

白井 まあ、あとのお楽しみってことで。

2009年12月25日

■ 自己紹介あれこれ

番組として盛りだくさんすぎたので、もう少し引っ張る。

高橋愛ネタもう一点。

保田圭自己紹介のところで、やはりライブ様に盛り上げようと煽る保田さん。それを全員が黙殺して「シーン」。「え?なんで?」というのが「お約束」。もうハロプロ界隈では何百回となされ来た定番中の定番。1万人のライブ会場でやっても、客全員が一糸乱れずそろえられるほどの「お約束」。

なのに高橋さん、保田さんと一緒に手を振り上げ、盛り上がりかける。他がしら〜としているのを見て、「あ、そうだったんだ」とばかりにあわてて手を下ろす。うーん、これぞ高橋愛。圧倒的ではないか。

さて、自己紹介を現メンバー、OGメンバーが一通り行ったわけだが、この中で私が順位漬けをするなら。

  1. リンリン
  2. ジュンジュン
  3. 石川梨華

順位が付けられるのはここまで。

リンリン。誰かに入れ知恵でもしてもらったのか?というほどの出来。それならそれでそれを見事に演じきったというだけでも凄い。

「はい。しゃべくりがめちゃ好きでずっと本物の(MC陣の一人である)有田を見たかったリンリンです」。

先輩芸人を呼び捨て。しかもその時に指さす。二重に失礼。

敬称ぐらい付けろと注意されるのを黙殺してさらに話を続ける。

「有田が超ウケるんですよ!」。

再度「有田さんでしょ?」と突っ込まれると、「みんな有田って呼んでるじゃん!」。

日本語ネイティブじゃないという「特性」を生かして、見事に失礼キャラを貫く。

ジュンジュン。こちらはもっと天然。

「どこの方なの出身は?」。「中国です」。

「いつ来た?」。

「いつ?あの・・・、この前来ました」。

石川梨華。「あなたの、あなたの、あなたの、あなたの。あっゴメンなさい。あなただけの石川梨華です」。

石川さんはハロプロ内では「キショイ」キャラ。内的には見事にそのキャラを貫き、後ろのリンリンなど大爆笑。でもそのキャラは外にまでは届いていない。このキャラの未確立は自己紹介的には辛い(逆に言うとそのキャラが固まっているメンバーはそれだけ「下駄」をはいているということだ)。しかし石川さんの自己紹介は「アイドルの鏡」として、「キショイ」とは真逆の方向で絶賛。どっち向きにも突破できるだけの破壊力。これは凄い。

ランク外では田中れいな。ファンには定番の「おつかれいな」が大受け。これはフレーズの勝利。もうこの一言でバラエティでまくって目指せ!来年の流行語大賞!といって欲しいところ。

2009年12月24日

■ すべってこその高橋愛

「盛り上がってるかあ・・・。えっと、清く正しくをモットーにやってます。えっと、モーニング娘。リーダーやらしてもらってます、高橋愛です。えっと、好きな芸人さんは明石家さんまさんです」


どうもここのところ「ものを書く」ということに対する意欲が0状態。そんなわけでずっと放置。そうした中で放送された番組がモーニング娘。現メンバーとOGが出演したトーク番組「しゃべクリスマス」。視聴終わって早速感想を書こう!と思わないでもなかったけれども、執筆意欲0状態ゆえ、なんとなく日和ってネット上で感想をつらつら見ていたらしょうもないテキストを何本か読んでいよいよ更新意欲もうせた。

今日もまたつらつら感想を読む。ちなみに一番くだらないのは(2chを除くと)「ファンサイト」掲示板。Youtubeコメント欄はまだましなぐらい。一番まともなのはmixi。mixi自体は好きではないが、「モー娘。」あたりで検索かけると非ファンの日記が多くヒットし、これが中々まとも。メンバーの足を一番引っ張るのが「ファン」だといういつもの見慣れた風景。

とまあ、こうして自分が「ファン」ブログを更新するのもあほらしくなる中、一つのテキストに出会った。おお、まだこんなテキストの書き手がいたかと驚く。2000年ぐらいの娘。テキスト界隈ではよく見かけた雰囲気の文章。洒脱で、ちょっと意地悪な書きかたもしているけれども、対象への愛に貫かれている。「推しメン」にはつねに「最高!」と賛辞を送り、そうでないメンバーに対しては執拗に「戦犯」探しの視線を向ける、そんなくそったれな「ファン」テキスト界隈とは全く別物のテキスト。

あまりに素晴らしいので、そのテキストを紹介すれば、もう私は何も書く必要はないな、ということでまたまた更新意欲減少。

せめてそのテキストだけは紹介しようと思ったのだけれども、出来ない。なぜならそのテキストはmixi内のテキストだからだ。いかに「全体に公開」されていても、mixiという閉ざされたコミュニティサイトの文章をその外で引用したり、直接リンクを貼ったりは出来ない(私はしない)。がっかり。

ざっくり概要を説明すると、冒頭の高橋愛の自己紹介の華麗なる「すべり」具合を称揚したもの。そうなのですよ、これは芸術的ともいうべきすべりかたなのだ。かつてダウンタウンの松本人志をうならせた伝説のすべり芸が再び日の目を見たというのに、周りの突っ込みが甘すぎたので、半端なすべりになってしまった。まあそれでも相当なすべり方ではあったけれど。

もう道重さゆみなんて「やった!愛ちゃんだ!」てな具合で実に嬉しそうに笑っているのだけれどもいかんせん距離が遠かった。結局「内」の突っ込みは中澤裕子が担ったのだけれども、中澤さんはちょっと優しい。「なんでそれ?!」。それを受けて「外」の芸人一同も微妙なフォロー付きの突っ込み。惜しい、実に惜しい。

この自己紹介に入る前の振りで、単なる自己紹介ではなくてライブでやるような本気モードの自己紹介をしてもらおう、という話になる。そして「高橋愛届いてる〜?」という実にくさくて素晴らしい例が示される。

「自己紹介をする」という段階では余裕ありげだった高橋さんがとたんに不安丸出しに。道重さんは自分のほうは余裕綽々で、高橋さんが困っている様子を見て嬉しそうに手を叩く。もうここではすべることが期待されている。

だったら堂々とすべり芸を披露するのが形。たとえばこんなの。

「高橋愛届いてる〜?清く正しく美しくがモットー、リーダー、高橋愛です!好きなファイナルファンタジーのキャラはエドガーです!」。

例えばこんなのと比較して、高橋さんのしゃべりはここ彼処で「日和ってる」。ふりの「ぱくり」がないのはまあいいとして、「美しく」がない。この微妙な謙虚さ。口調の堅さはまあいいとして、決定的なのは「好きな芸人」。司会サイドが芸人だから、そっちのほうが接点があって良かろうという「配慮」。ここで何の脈絡もなければ、ほとんど食いつける人もいないゲームネタを出せば見事にすべれたものを。そして視聴者なりにゲームファンがいれば、「わかるわかる」と共感してもらえる。この二重においしいチャンスを逃し、「日和る」。

でもやはりこの日和った半端さこそが高橋愛のすべり芸なのだ。加入して、先輩におびえ、気を遣いまくりなのに、「空気が読めない」キャラを貫いた、まさに高橋愛そのものなのだ。いまや最年長リーダーとなっても、トーク場面となれば何かと後輩にフォローされ、「噛んでこその高橋愛」とまでいわれる高橋愛の面目躍如というべきところなのだ。

2009年12月18日

■ PS/3(パーソナルシステム3)

愛ちゃんこと高橋愛が絶賛するファイナルファンタジー、売れ行きも好調なのかな。

雑誌・ネット記事、TV特番、発売イベントとしっかり絡めてさぞかし満足だったろうなあ、とか。

私もちょっと興味を持って、いっちょう買ってみようか、なんて思ったりする。そういえばゲーム専用機っていつ以来だろう。

初めてゲーム専用機なるものに触れたのはたしかゲームウォッチ(?)とかいうカード型のゲーム機。今みたいにソフトをあとから切り替えるなんて仕組みにはなっていなくて、ハードの中にソフトが組み込まれていて、新たなゲームが欲しければまたハードを買わなくてはならなかった。私が持っていたのは父親が仕事関係か何かでもらってきたもので数字暗記ゲームだった。まああまり面白いものではなかったが、コンピュータゲームというだけで結構遊び倒したものだ。

その次は・・・。ない。ゲーム専用機はそれ以来所有したこともなければ、実質触ったこともない。

というわけで全く勝手がわからない。そもそも何を買えば愛ちゃんおすすめのファイナルファンタジーができるのだ?PS3だというのは記事を読めばわかったが、ではPS3につなげるディスプレイはどんなものが使えるのか、普通のPC向けモニタでいいのか、HDCPとかいうのに対応していなければならないのか。そもそもハードの値段はどれぐらいか。

だなんてちょっと調べればすぐに分かることを調べないで、くっちゃべっている段階で買う気がないのが見え見えだな。

2009年12月09日

■ ファイナルファンタジー

非購入品記録。

高橋愛がゲーム雑誌の特集に出ていた話を書いたが、その記事がそのままウェブでも公開された。

モーニング娘。の高橋愛が語る 『ファイナルファンタジーXIII』への期待

まあせっかくなので紙媒体で保存しておくのもいいか。

2009年12月08日

■ メロン記念日3枚

先日の購入品。

  • メロン記念日「ピンチはチャンス バカになろうぜ!」
  • メロン記念日「sweet suicide summer story」
  • メロン記念日「青春・オン・ザ・ロード」

コラボ企画第一弾の「Don't say Good-bye」は発売当初に購入済み。その後はTowerRecordにはあまり行かないというだけの理由で今まで放置。年内にということで通販で購入。送料かかったけれど。

へたれ歌謡曲好きとしてはこの三曲の中では「青春・オン・ザ・ロード」が断トツかな。ロックを解する人は別の曲を選ぶと思うけれど。

それにしてもカップリングはないとはいえ、4枚のシングルリリースとは羨ましい。

2009年12月04日

■ モーニング娘。コンサート神戸(二度目)

11月29日神戸。

私にとっておそらく今年最後の現場。ついでにモーニング娘。としての久住小春を見るのも最後。なのだが、仕事でバタバタしていたこともあり、あまり感慨にふけっている余裕はない。電車の中でも仕事をしながら、神戸三ノ宮に向かう。

今ツアー二度目の神戸。というより、今ツアーで鑑賞したのはこの会場だけ。やはり旅行と兼ねた方がいろいろ思い出にも残りやすかったかもしれない。春の福井、夏の安倍なつみコンサート山梨。近場は楽だしお財布にも優しいが、いまいち緊張感に欠くかもしれない。

会場前にはいつものように長いグッズ列。DVDを買いたいが、並ぶのも面倒なので、とりあえず昼食探しに出かける。戻ってきたら程よい列の長さになっていたので並んで目当てのDVDと「お布施」の写真を購入。もう一公演入れるだけのお金を払う。

本会場は二度目といっても、もうすっかりおなじみの感覚。長いエスカレーターを登って広いロビーに出て、そこからおもむろにファミリー席のある二階席に向かう。前回は前日が大阪公演であったこともあって、三階席はすべて閉鎖だった。今日は三階にも人が入っているよう。ほっとする。

子ども連れも多く見かけるが、そのお子様のお目当てはほとんど全員久住小春。もう毎度のこととになるがやはり小春卒業が惜しまれてならない。

ライブは前回と同様、和気藹々と楽しく、小春卒業直前という緊張感なども特にない。今日で私が娘。の小春を見るのが最後なのだということさえ忘れそうになる。

MC。安倍なつみの名前が出た。ジュンジュンが先輩を愛称でなかなか呼べない、という悩み相談。その流れで、新垣里沙が亀井絵里に「安倍さんからなっちと呼んで」といわれたらどうする、と質問。すると亀ちゃん、しばし考えて、「な、な、な、なっち〜ってちょっとふざけて呼びます」。その時の様子がいかにも亀ちゃんらしくうざい感じ。

しかしその亀井絵里、パフォーマンスは実に凛々しくなってきている。ダンスは以前から定評があったが、歌声にも迫力が出てきた。以前は少し甘い感じの歌い方が多かったが、今回はそれだけでなく、低音もうまく響かせられている。

高橋愛・田中れいなの「記憶の迷路」は納得のパフォーマンス。「元気+」、「桜満開」は依然掛け声がウザったいが、そういうものだと諦めてしまえば、パフォーマンス自体は素晴らしい。そしてやはり最近のシングル曲は今の娘。の曲としてどれも素晴らしい。

アンコール後、今ツアーずっとそうしているように小春が最後にステージに残って客に挨拶するが、カチッとした挨拶など全然しなくて、自由に飛び回っているので、全くしみじみした感じにならない。このまま自由に娘。を飛び立っていくのだろう。それも小春らしくてよい。

例年行っていた「エルダーコン」はもう来年はないので、来年はまた次の娘。コンからになるだろうか。日程を見てみると今年春と同じく、琵琶湖・福井公演がある。今年一年を思い出しつつ、早くも来年に心を馳せる。

■ 「気まぐれプリンセス」発売記念イベント大阪

間を置くと「書こう」という意欲が極限まで薄れる。それでもせっかく行った「現場」、一応記録には残しておこう。

ということでかなり今更ながらの「気まぐれプリンセス」発売記念イベント大阪。

Zepp大阪に行くのは初めて。最寄のコスモスクエア駅に降り立って、さてどう行こうかと考えると、いかにも私と同じところに行きそうな人が数人。ざっくりと方向を見定めておもむろに歩く。

会場前にはすでに長い列。入場列か、グッズ列かと観察しているとどうやらグッズ列のよう。イベントDVDだけは買っておこうとその列に並ぶ。想像していたよりも列の進行は早く、入場開始直前に無事購入。

座席は入場時に渡されて初めて判明する。前回(「なんちゃって」恋愛発売イベント)二階席で視界がひらけていて嬉しかったので、今回もそうなればいいなと思ってチケットを受け取るとはたして二階席。

さらに二階席は着席強制だと嬉しいと思っていたが、残念ながらそうではなかった。それでも段差が結構あるので一階席と比べると視界は開ける。

入場時に曲アンケートが配られる。このイベントは「気まぐれリクエスト」と称して、候補曲の中から客が選んだ上位3曲を即興で披露するという企画がメイン。候補曲自体はすでに開催済みの東京公演と同じようだ。私はどの道選ばれないだろうと思いつつ、「レモン色とミルクティ」、「愛車ローンで」、「いいことある記念の瞬間」の3曲を選択。懐古趣味だなと苦笑しつつ。

始まるまで二階席でまったりしていてふとオペラグラスを忘れたことに気づく。今の今まで気づかないとは。まあ今日はざっくり全体を眺めるということでいいか、と自分を納得させる。

私の前の席には制服姿の女子高生。そしてまた偶然隣り合った20代なかばぐらいの落ち着いた女性といろいろ話をしていたりする。それ以外にも女性ファンが此処かしこにいる。そろそろこういう光景も当たり前になりつつあるか。

まずは新曲披露から始まり、その後簡単な自己紹介。続いてメイン企画、「気まぐれリクエスト」のコーナー。3位から順に発表。

第三位に選ばれたのは「レモン色とミルクティ」。会場どよめき。私もまさか選ばれるとは思っていなかった。

それなりに古い曲(2004年)だし、ライブでもそれほど披露しているわけでもないので、一部メンバー(ジュンジュンとか)大困惑。歌詞カードに食らいつくが、それでも不安たっぷり。全員でごちゃごちゃと話しあい、パート割りなどを決めていく。かっちりとは決められず、結局出たとこ勝負。

歌詞カードは歌う前に回収。見ながら歌うということは許さない。あややもなっちもそれぐらい頑張りなさい、と意地の悪いことをちょっと思う。

歌披露自体は結構無難に終わった。パートの回しもうまく行ったと総括する中で、道重さんが暴露。「さゆみの歌うところを小春ちゃんに取られた」。唯一のパートなのに、とご立腹。

私にとっては念願の第一希望曲が聞けてこの時点で充分満足。この曲がライブで披露されるのはかなり久々(2005年以来)だと思っていたが、後で去年6期メンバー3人が歌っていたことを思い出した。それほど久々でもなかった。

続いて第二位に選ばれたのは予想通り、「恋ING」。事前にこの曲が選ばれて欲しいと言っていたジュンジュン大喜び。東京でも披露済ということでメンバー全員余裕たっぷり。歌詞カードを確認することもなく、そのまま曲披露。

第一位はこれまた東京でも披露済みの「シャニムニパラダイス」。どうもファンの人気曲というのは固定的なものらしい。それでも唯一東京とは違う曲が選ばれたのが「レモン色とミルクティ」ということで私としては充分満足。

続くコーナーは「気まぐれプリンセスを笑わせろ!」。メンバーがネタを披露して、久住小春を笑わせられたら合格、という企画。この企画が少し辛かった。こういうのは表情とかまで見られないとよくわからなかったりするのだが、オペラグラスがないと何がなんだかよくわからないことが結構多かった。とりあえず高橋愛ファンとしては、大きなリボンを頭に乗せて「辻希美!」をやったり、別のネタ(アフロヘアーを頭に乗せて踊る?)をやったあと、恥ずかしくてへたりこんだりするのが見られて、まあ良かった。でもやっぱりそういう場面こそオペラグラスが。。。

基本的には無料イベントならではのグダグダっぷり。通常有料コンサートとの差異化も必要だろうから仕方はないけれども、やっぱり曲披露時間を増やしてくれた方が嬉しいと思う。

最後は再び新曲「気まぐれプリンセス」を披露して終了。無料イベントとしてはかなり良かったのではないかと。握手会とかない方が、純粋に心穏やかにイベントが楽しめる。

ちなみに私の前にいた女子高生、ライブ中は踊りまくっていた。とても楽しそうでよかったのだが、持っていたうちわを見ると久住小春。久住小春卒業後も娘。をすきでいてくれるのだろうか、と思うと少し切なくなった。

2009年12月02日

■ 本日の購入品

朝起きてAmazonの注文状況を確認する。まだ発送していない。ちょっと考えて近所の書店に行く。

日経エンタテインメント! 増刊「ゲームエンタ! Vol.7」発見。早速購入。自宅に戻ってAmazonをキャンセル。

それでもHigh Kingの「DESTINY LOVE」はほしいなと思って、iTSを探す。ない。配信はやらないのか、と落胆しつつ、OnGenを探してみる。何だ、あるじゃないか。

早速ダウンロード。ついでに石川梨華と吉澤ひとみのユニットHangry Angryの新アルバム「Sadistic Dance」も発見。新曲6曲とTHE☆PEACE! (H&A DEATH TRACKS) を購入。さらにメロン記念日のコラボシングルもあるかと思って探してみるがさすがになかった。Tower Record限定発売CDの音源が配信されるわけはない。

感想。

「ゲームエンタ!」。愛ちゃん、何言ってるかわかんない。日本語としては読めるんだけれども、内容が濃すぎて何がなんだか。まあ愛ちゃんが楽しそうということは伝わりました。私は愛ちゃんとは付き合えないな(突っ込み不要)。

「DESTNY LOVE」。愛ちゃんとれいなの声は相変わらず気持ちいい。曲自体はかつてのハロプロユニット後浦なつみの「LOVE LIKE CRAZY」をちょっと思い出した。一回聴いても全然頭に残らない。悪くもないけれど、という感じ。

「Sadistic Dance」。昨年のHangry Angryのアルバム「Kill Me Kiss Me」そのままの路線。ああ、Hangry Angryだ、と納得もできるし、新鮮味がないともいえる。ハロプロというくくりで考えれば十分新鮮ではあるけれど。

全体的に辛口っぽい語りになったけれど、いい買い物をしたと満足。

■ 本日の注文品

日経エンタテインメント! 増刊「ゲームエンタ! Vol.7」。

ちなみに私はゲームファンではない。今でもやるゲームと言えばコンピュータ将棋ぐらい。過去にはソリティア、マインスイーパとかはやり倒した。それぐらい。

ではなぜゲーム雑誌かというと、まああれだ、高橋愛ちゃんがファイナルファンタジーなるゲームの体験レポートを行っている記事が掲載されているらしいからだ。ちなみに愛ちゃんはかなりのゲームおたく。相当やりこんでいて、今回の企画でも担当者を驚かせたらしい。さらに衛星放送BS11のゲーム特集番組にも出演するらしい。まあそんな愛ちゃんのおたくっぷりを見てみようと思って注文した。

ところでこの雑誌、780円。Amazonに注文をしたのだが、1500円以内だと送料がかかる。何とか合わせ技で、と一緒に注文するものを探しまくる。なんと今日はハロプロの一年総決算オムニバスアルバム「プッチベスト」の発売日ではないか。高橋愛所属のHigh-Kingの新曲も収録されていて、これがなかなかの曲だという。というのでふらふら一緒に注文する。

あらためて「プッチベスト」のその他の収録曲を確認する。ああ、失敗したかな。何度見返してもほしいのがこの一曲しかない。一曲3000円はどうにも痛い。でも今さらキャンセルするのもなあ。

ああ、自分の中では「ハロプロ」は終わっているのだとはっきり認識することとなった。


モーニング娘。安倍なつみ、松浦亜弥の曲もあるけれど、これらはもちろん全部持っている。逆にそれ以外の曲にはほとんど何の関心もない。しいて言えばタンポポ#ぐらいか。ここって亀井絵里と光井愛佳が所属していたんだよね(よく知らない)。