重層的非決定?

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2010年03月10日

■ x200s使用記2

Thinkpad X200s、購入してから半年の間に結構いろいろ変化した。x200s使用記1の続き。

SSDに換装

320GBハードディスクを128GB SSDに入れ替えてゼロスピンドル化。もともとSSDモデルがほしかったのだけれども、なんだかんだあって結局ハードディスクモデルを購入。それはそれで不満はなかったけれども、基本的に持ち歩いて使用することのあるマシン(持ち出すだけではなくて、起動したまま持ち歩く)なだけに、やはり衝撃に強いSSDの方がいい。Thinkpadには振動を検知してハードディスクを止める機能がついているので、安心は安心だが、逆にその都度動作が止まるのが鬱陶しくもあった。SSDにすればその機能を停止してもよかろう。

といってもせっかく安く購入したモデル、あまり高価なSSDを突っ込むのも本末転倒ゆえ、結構貧乏人モードでSSDを物色する。Intelの80GBのモデルも値段的にはありだったが、容量的に少し不安な気もして128GBで2万円中盤のものを探す。ということで購入したのがCFDのCSSD-SM128NJ2。「プチフリ」を起こすコントローラチップメーカとして悪名をはせたJ-Micronが汚名返上と気合いを入れて(?)リリースしたJMF612搭載のモデル。プチフリはもう起こさないし、値段の割にそこそこ速度も出る。2万6千円で購入。

これを購入したのが昨年12月で、それからしばらくして新バージョンCSSD-SM128WJ2が登場したのが少し残念。キャッシュ容量が大きくなり、Trimコマンドに対応。

Thinkpadはハードディスクの換装は非常に楽で、ねじを一本外して、ハードディスクを取り出し、代わりにSSDを突っ込めば基本的におしまい。後はOSの導入。

元のハードディスクの環境をそのまま移行しようと思うとあれこれ考えなければならないが、ここはなにも考えず黙ってクリーンインストール。あとはlenovoのサイトからドライバやらユーティリティやらをダウンロードすれば、最低限の環境はできあがる。あとは必要なアプリケーションを順次インストール。

ついでに余った320GBのハードディスクをThinkpadT60の120GBのハードディスクと入れ替え。これも普通にハードディスクを入れ替えてしまって、OSのライセンスを書き換えれて、ドライバ類を入れ替えれば終了。残った120GBのハードディスクは別途ウルトラベース用のセカンドハードディスクアダプターを購入して、DVDドライブの代わりに突っ込めるようにした。

ちょっと悩ましかったのがおまけ(でもないが)でついてきた「インテルターボメモリ」。ハードディスクの時でも効果は微妙だったのにSSDには全く意味がない。電気の無駄遣いなので外すのが正しいのだが、ちょっと思うことがあって、活用してみることにする。ターボメモリとして使わずに、普通にドライブとして認識させる。すると1.37GBの容量のドライブが使えるようになる。中途半端。おまけに速度を計測してみるとSSDよりも明らかに遅い。使い道は本来はないはずだが、ページングファイルをこのドライブに設定してみる。容量も微妙だし、速度も遅いドライブにページングファイルを設定するなど愚の骨頂だが、せっかくのSSDの寿命を延ばす、というお題目で。ページングファイルはそれなりに書き換えが発生するので、SSDからは外しておこうと。ターボメモリの方はいつ捨ててもいいので、こっちの寿命が早く来ても問題ない。もっともSSDの寿命だってそう簡単に来るとも思えず、おそらく無駄、あるいは有害な設定だとは思う。

メモリは元々4GBあるが、32ビットWindowsからは3GBしか使えない。残りの1GBはRamディスクだろうというわけで「Free Randisk」なるソフトを使ってRamディスク作成。そちらはブラウザのキャッシュなどに使用。

バッテリあれこれ
標準でついてきた6セルバッテリの他に大容量の9セルバッテリも持っていたが、さらに4セルバッテリも購入してみた。6セルバッテリが後ろから見ると厚ぼったくて、デザイン的に美しくない。やはりこの機種は本来4セルバッテリを標準とするものだ、その本来の姿を見たいと。実にすっきりと美しくなった。ただしバッテリの持ちは極端に悪くなる。セル数から言うと3分の2になるわけだが、実際にはそれ以下。4セルバッテリは効率の悪い角形セルを用いているため。

ついでにバッテリの消耗を押さえるにはという長らくのテーマだが、継ぎ足し充電が悪いとかいろいろ言われたが、どうも今の見解では充電を最後までしないというのが効果的らしい。実際100%充電したまま放置していたバッテリは結構速く劣化した。80%でとどめるだけでもかなり寿命は延びるようだが、5-60%で止めるとさらによいという。いざ持ち出す前には80%ぐらいまで充電して、しっかり使い、その後は50%充電でとどめる、という面倒な運用をすれば、確かにほとんど劣化していないようだ。

キーボード

キーボードは元々は日本語キーボードから入ったが、ThinkpadT40のキーボードが劣化したとき、しゃれで英語キーボードに交換して以来、そっちの配列の方が好きになった。それでX200sの外付けキーボードとしてLenovoのThinkPad USB トラックポイントキーボードを購入した際、英語配列のものを注文してみた。x200s本体のキーボードは日本語配列だが、外付け時には英語配列というのもいいか、と思って。

私は知らなかった。Windowsではキーボードの配列は二つ切り替えられないということを。外付けと内蔵と同じ配列でしか設定できない。これは困った。やむなく英語配列に設定して、本体キーボードを使うときも日本語キーボードを英語配列で使うという悲しい状態になった。時々特に()あたりを押し間違えるぐらいで、これはこれで使えた。が、やはり悲しいので英語キーボードを注文することに。7000円也。結構あれこれつぎ込んでる。

X200sのキーボードメーカーはNMBとChiconyの二社。伝統的にはNMBの方が評判がよいのだが、x200sキーボードではほとんど差がない、というのがもっぱらの評。私が注文したところではChiconyのしか在庫がなかったこともあって、Chicony社キーボードを入手。

元々ついていた日本語キーボードはNMB社製。でも確かに打ち比べてもどちらがいいという印象はない。仮に在庫があってもNMBの方が高い値付けがされていたりするので、個人的にはChiconyので十分だ。

英語配列で使う限りはやはり英語キーボードの方がいい(当たり前だ)。ちなみにIMEのON OFFは「Alt IME」というフリーソフトを使用。結構古くからあるソフトだがWindows7にも問題なく対応している。さらにどうでもいい話だが、T60は購入時の日本語キーボードのままなのだが、英語配列で使っている。我ながらアホだ。

最後に最高にどうでもいい話ながら、Windows7のバグのときには背景は単色で行くとしていたが、結局高橋愛画像にしている。当たり前だが水着画像ではなくて、「もう一つの愛」の満開の桜をバックにした画像。なかなかにさわやかだ。

2010年03月06日

■ 今際の時

久々にメインマシンThinkpad T60のトラックポイントのキャップ交換。今トラックポイントのついたキーボードを4つ同時に使っているのでメンテナンスが結構大変。でも新しいキャップに交換したトラックポイントの使い心地はまた格別。

そのトラックポイント付きキーボード搭載マシンの一つ、Thinkpad T40の調子が悪い。前にはUSBが2.0でつながらなくなったり(現状このまま)、キーボードがぼろぼろになったり(英語キーボードに交換)、Fanエラーを起こしたり(Fan交換)、無線LANの規格が古くて使えなくなったり(ごにょごにょして使用可)とそれなりに手をかけてきたが、今度はハードディスクがCRCエラーを吐くようになった。CheckdiskもScandiskも通らない。デフラグはできるが、ある部分のファイルは断片化された状態から直らない。そのファイルを別の場所にコピーしようとするとエラーが出る。なるほどハードディスクがやばい、ということだ。

2003年秋に購入のマシンだから、さすがに限界といえば限界か。購入からしばらくは結構持ち歩いていたし、かなりハードに使っていたので、6年半よく持ったというべきかもしれない。

今はネット閲覧専用マシンとなっているので、データ自体は飛んでもそれほど困らないし、新たに古い規格のハードディスクを購入するのも何だし、このまま使えるところまで使ってハードディスクが完全に死亡したら、それでおしまいでよいかと思って、一応ハードディスクの中身をチェックしたら。高橋愛が去年の夏に福井のテレビに出ていたときの動画が出てきた。春に出ていた方はしっかり別のマシンに保存されているが、こっちの方は完全に忘れていた。危ない危ない。

2010年03月03日

■ 10年で10倍

10年前に初めて買ったThinkpadがX20。そして去年買った最新のThinkpadがX200s。ちょうど10倍、というネタはあちこちにあるかと思って検索してみたけれども、意外と見かけなかったので、今更ながら書いてみる。

 X20 24JX200s 7465CTO
CPU低電圧 モバイル Celeron- 500MHzCore2 Duo SL9400 1.86GHz
主記憶(RAM)容量*64MB(192MBに増量)4GB
補助記憶装置*10GB320GB(128GB SSDに換装)
ビデオチップATIRage Mobility-M AGPIntel GMA 4500 MHD
ビデオメモリ*4MB最大358MB
解像度1,024×7681,440 x 900
ディスプレイタイプ12.1インチ TFT液晶12.1型(WXGA+(LED BL))TFT液晶
ワイヤレスLAN**なしIntel Wireless WiFi Link 5300AGN
(最大通信速度450Mbps)
イーサネット*10/100Base-T Ethernet10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
バッテリ駆動時間4セル2時間 6セル3時間4セル4.2時間 6セル9時間
重量4セル1.49Kg 6セル1.64Kg4セル1.1Kg 6セル1.25Kg
本体サイズ279.4x226.8x24.9-28.7(6セル最大30.2)295x210x20.7-28.7(6セル最大35.3)

主記憶(RAM)容量、補助記憶装置、ビデオメモリ、イーサネットの各項目が10倍以上達成。ワイヤレスLANは無限大。CPUはX200sがデュアルコアであることを考慮して単純にクロック数を倍にして計算しても、惜しくも10倍には届かない(実際の演算速度は知らない。10倍は超えそうだが)。

バッテリ駆動時間は同じセル数で倍以上、それでいて重量は400g減。

10年という歳月はなかなかに長い。

ちなみにモーニング娘。は当時いわゆる「黄金期」で9人。現在は8人。案外変わっていない。でもメンバーの体重の総和は半分(推定)。結構変化した。

2010年02月22日

■ Thinkpad二機種とVAIO Z

大阪に行ったついでにヨドバシカメラ梅田でThinkpad X100e、Edge、ソニースタイルストアでVaio Zをみる。

X100eとEdge、Thinkpadとしてアイソレーション型のキーボードを搭載したことで話題となった機種。ということでまずはキーボードをチェック。X100eとEdgeではこれまた微妙にキータッチは違うが、いずれもアイソレーション型にしてはThinkpadのキーボードっぽいというのは確か。しかしではX200と似た感覚で使えるかというとやはり別物だと感じだ。アイソレーション型の問題なのか、別の問題なのかはわからないが、キータッチにThinkpadの良質なキーボードにある「躍動感」のようなものが感じらない。ストロークが浅いわけでもないのだろうが、打ち心地がどことなく平板で、結局のところ「板を叩いている」感じがぬぐいがたい。ただ全くだめというわけでもなくて、このキーボードで長文を打て、といわれればそれはそれでできるとは思う。同じアイソレーションキーボードということで言えば、Mac Book Proのキーボードよりは打鍵感は良好と思う。

筐体など全体の印象。Edgeはそれほど興味もないのでさらっとみただけだが、高級感はないけれども、剛性感はしっかりあって悪くない。X100eはEdgeよりも一応Thinkpadよりではあって、こちらも高級感はなくプラスチッキーではあっても、やはりしっかりしていて、Thinkpadとして違和感はない。ただX200sと比べて実際に重量があって、筐体全体は気持ち小ぶりで見かけもカジュアルなだけに、余計に重量感を感じる。片手で持ち上げてみると(バッテリはついていない状態なのに)、ずっしりとした重みを感じた。基本的に(当たり前の結論ではあるが)X200sユーザが購入対象とする機種ではない。

新型Vaio Z。FullHDを13インチ液晶に搭載できるということで話題の新機種。ブランドものなどの売り場が中心の小じゃれたビルの4階にある。私には少し場違いな感じがあって、行きづらいが、Vaio Z見たさに赴く。

VAIO Zが5台ぐらい並んでいるコーナーには意外と人がいない。ヨドバシカメラにこのコーナーがあったらずっと触りっぱなしの人がいて、なかなか順番が回ってこないところだろう。やはりこのビル「オタク」を遠ざける力があるようだ。

というわけでわりとゆったりとVAIO Zを観察できた。天板の種類から、CPUから、キーボードの種類からそれなりに各種おいてあって、比較検討ができる。

天板。グロッシープレミアムカーボン、プレミアムカーボン、ブラック、シルバー、メタルモザイクがおいてあった。注目のグロッシープレミアムカーボン、やはり断然目立つ。アメリカ人風の言葉を使えばまさに「セクシー」。ただし指紋もつきそうだし、さらにちょっとしたことで傷がつきそうなので、指紋は拭き取ればよいが、傷がつくだけで急に惨めになりそうな予感もする。それでもさしあたりのこの美しさ、豪華さには目を奪われる。

プレミアムカーボン。こちらは指紋も目立たないし、傷もグロッシープレミアムカーボンよりは気にしなくてすみそう。その代わり派手さもなくて、ちょっと見にはブラックとさほど違わない。それでも角度によって微妙に色が変わるなど、じっくり堪能すればこれはこれでなかなかに味がある。

ブラック、シルバーは特にどうと言うことはないし、メタルモザイクもシルバーに模様が印刷してあるだけ、という感じで、それ以上のものではない。

それでは私だったらどれを選ぶかというと、やはりグロッシープレミアムカーボンを見てしまうと、いろいろ不安もありつつ、これを買うしかない、という気分にはなりそうだ。それぐらいにとりあえず目を引く。

FullHD液晶。WXGA+と比較できたが、やはり画面上のものが相当に小さく見える。同じWebページを見ても画像から何からかなり小さくなる。Webページ一画面を見るだけならWXGA+の方が普通に見やすいと感じるだろう。でもこの凝縮感、精細感は代え難いものがある。文字も小さくなるが、アプリケーションレベルではどうとでも調整できるので、そちらには不安はない。私は高解像度至上主義者なので買うとしたら文句なくFullHD。

キーボード。こちらもアイソレーション型。旧型Zはストロークを大きめにとったためだろうか、キートップの嵩が微妙に高くて、逆に打ちにくく感じられた。隣のキーに指を滑らせるときに引っかかる感じがするのだ。それからすると新型Zは普通のアイソレーションキーボード。VAIO Sなどと同じ感覚で使える。逆に言うとストロークも含めた打ち心地もそのレベル。MacBookProの下。長文を打つとなるとちょっとストレスを感じそう。

キーボードにはバックライト付きとそうでないのと二種類あって、バックライト付きの効果は見られなかったが(店内が十分に明るかったので)、キートップの素材の違いは感じられた。ざらっとした感じの通常キーボードに対して、つるっとしたバックライト付き。どちらでも大差はないが、バックライトが点灯しない状態での見た目は通常キーボードのほうが私は好みだった。

全体の作りは基本的にはとても美しいし、しっかりできていてよいと思う。が、液晶を開いたり閉じたりするときに、液晶側が微妙にしなる感じが、最近のソニーノートの定番であり、あえてそうしているのだろうことは理解しつつ、私には「ちゃち」な感じがして、そこはマイナス。ThinkpadやLets noteと比較して何とも頼りなく感じてしまう。

もともと今ノートPCを買い換える需要もなく、金も有り余っていないために購入予定のない私のほとんど意味のない総括。キーボードが不満なので仕事用PCとしては使えない。自宅での趣味用PCとしては液晶の解像度はすてきだが、どうせならもっと大きな液晶の方がうれしい。というので確かにかっこいいし、ほしいと言えばとてもほしいけれども、これと言った使い道はなさそうだ。

2010年01月22日

■ Windows7のバグ

久々のPCネタ、というほどの話でもないけれど。

Windows 7で背景を単色画像にしていると起動が30秒遅くなる?!

表題の通り。

私は単色派なので影響あり。ずっと妙にデスクトップ表示まで時間がかかるなあ、と思っていた。仕事の都合上ローカルでサーバソフトを立ち上げているから、そのせいかなあと思っていたら。。。

とりあえず愛ちゃん画像にしてみたら、ログオンが速い!

でも出先で使うPCなので、やっぱり愛ちゃん画像はなあ、と思ってマイクロソフトサポートページから修正プログラムを入手、インストール。

なるほど単色に戻してもスムーズにログオン出来るようになった。

2009年11月03日

■ Word2007でのマウス操作

長野に気持ちを残しつつ、今日もお仕事。Wordで資料作り。何となく気が進まない作業でだらだらとやり始めるうちに、はて?と困り果てる。なんとWord上でマウスがまともに使えない。

大量のデータを切り貼りしてまとめていく作業なので、マウスが使えないというのは話にならない。Windowsの再起動やらなにやらいろいろ試してみるがらちがあかない。あげく、Wordの再インストールもするが、事態は改善しない。

例によってグーグル先生にお伺いを立てる。するとMicrosoft公式の情報がでていて、あれやこれやと原因を挙げてレジストリを削除しろとか言っている。全部試す。でも少しも改善しない。Officeがらみのレジストリ情報やら設定ファイルやら考えられる限りのものを全部削除して、Officeを再インストールしてみるがやはり変化なし。

ふと思うことがあって、別のユーザを作って、それでWordを使ってみると。。。なんとふつうに使えるようになる。さてはOfficeがらみの情報を全部削除したつもりでもどこかに残っているのか。でももう全然当てもなく途方に暮れる。新しく作ったアカウントのほうを常用しようかと思う。

それでそっちの方でちょっとした作業をして、またWordを立ち上げてみると。。。おやおや?やっぱりマウスが使えない現象が再現する。そこでようやく気づく。その前にやった「ちょっとした作業」。Thinkpadにはいろいろ便利なツールが用意されていて、その一つにClient Security Solutionというものがある。パスワード管理などをやってくれるソフトなのだが、どうもこいつが悪さをしているらしい。ということでこの機能を切ると、ほらほら、ふつうにWordが使えるようになった。Vistaの時にはふつうに使えていたので、まったく思いもしなかった。というか、ふつう気づかないよ。

ということで3つの選択肢が現れる。

  1. Windows 7 + Client Security Solutionを使う代わりにWordでマウス操作をあきらめる。
  2. Windows 7でWordを使う代わりに、Client Security Solutionをあきらめる。
  3. Windows VistaでWordとClient Security Solutionを使う。

まあ1はさすがにあり得ないので、2か3だがちょっと悩むところではある。

それにしてもlenovo、Windows7最適化とか言って浮かれている割にいろいろ不具合だらけじゃないか。Vista搭載機からの上書きアップグレードは「できない」というレポートであふれているし、今度はWindows7対応にしたソフトでこの不具合。何とかしてくれ。

とりあえず高橋愛はかわいい。


11月16日追記

解決!

Client Security SolutionのPassword Manager、このソフトの「設定の変更」から「ホットキーを有効にする」のチェックを外したら、Wordでマウス操作ができるようになった。

めでたし、めでたし。

愛ちゃん、やったよ!


12月09日追記

ようやくlenovoが正式対応

2009年11月01日

■ Windows7

最近妙に気になること。

といいつつ、結構前からの話だが、このブログへのアクセスするときの検索エンジンのキーワード、「道重さゆみ」が多いのはわかるとして、もう一つ不思議な検索ワードが多い。「マイカル茨木 藤本美貴」。確かにうちはそれに関する記事を書いている。一年半前の新曲発売イベント。でもこのイベントは全国でやっていて、マイカル茨木のもその一環にすぎない。特にどうということのないイベントだったはず。なのに1年半たっていまだにこのキーワードで結構なアクセスがあるってどういうことだろう。私も対抗して検索してみたが、特に新たな話もなさそうだった。不思議だ。

とまあ、この話は単に私が不思議なだけで、何の解決の糸口もないので、話のふくらませようもない。

今日は昨日に引き続きThinkpad X200sにWindows7を入れようと悪戦苦闘。

当初はVistaからアップグレードしようと思っていたが、エラー(「必要なファイルをインストールできません。 ファイルが破損しているか見つからない可能性があります。インストールに必要なすべてのファイルが利用可能であることを確認し、インストールを再実行してください。 エラー コード: 0x80070570」)がでてどうにも前に進まない。グーグル先生と相談してみて、DVD-ROMの読み取りが怪しい、とおもい、ハードディスクにisoファイルを作ってやってみてもだめ。どうもデバイスに怪しいのがあるとそういうことになるらしいという話もあったので、可能な限りよけいなデバイスをはずし、ついでにあれこれアプリ類も削除してもだめ。メモりが多すぎるとそういうことが起こるらしいという噂を聞き込んで、メモリを2GBに減らしてやってみてもだめ。インストールを始めてから、だめであることがわかるまで結構時間がかかるので、かなりの時間を無駄に費やす。結局何が何だかわからないまま。

別にVistaのままでもよいような話だが、一応Windowsは各バージョンさわっておくことにしているのと、少し意地になったのもあって、クリーンインストールをする羽目に。

その際役に立ったのがEASEUS Partition Masterというソフト。これはすごい。パーティションを切り直せるツールなのだが、これがフリー。ということで元の環境は置いておいたまま、クリーンインストールが可能となった。

クリーンインストールをすると、こちらはすいすい進む。メディアがおかしいとか全く見当違い。何かのアプリが悪さをしているようだが、考えられるものをほとんどアンインストールしてもだめだった。やっぱクリーンインストールだな。

Lenovoからのアップグレード用ディスクにはWindows7本体のほかにサポートディスクがついていたがほとんど役に立たず、しかしサイト上に充実したドライバ・ツール集があるので、そっちを使って結構あっさりインストール完了。デバイスマネージャをみてもすべてのデバイスがきちんと認識されている。指紋認証、ターボメモリなどちょっと怪しげなところも全部問題なし。Java開発環境を含めたアプリケーションもほぼ全部問題なかった。ただデフラグツールUltimate Defragだけは動作が怪しかったがこれは元々不安定なのでWindows7のせいかどうかはわからない。

Windows7の感想。Vistaで評判の悪かったUACがまずまず常識的に動く。タスクバーがアプリケーションラウンチャーと一体化したのはどこのMacOSXですか、といいたくなるが、悪くはない。動作速度自体はVistaでもそれほど重いとは思っていなかったので(SP1以降)、こんなものかな、という感じ。

2009年10月31日

■ 気まぐれアップグレード

モーニング娘。カップリングアルバム発売記念イベントはなかなかの良イベントだったようだ。通常コンサートの半分ぐらいの曲数をこなしたらしい。野外だし、通常コンサートとは違うセットリストだし、まあいければ良かったけれども、お金は大事だし。

といって、今年の予算を改めてみてみると、おや?意外と余裕あるぞ。まあ有り体に言うと「なっち予算」なんだけどね。秋にも何かあるものと思って予算計上していたら、何もなかったという。うーん、こうなりゃなっちディナーショー、東京にまで行くか?あるいは娘。コン鳴門公演にいくか。ちょっと悩む。

それはそれとして、ハロショイベ(件の糞長い名前のイベント)、無事いけることが確定。今日住基カード受取書類が届いた。月曜日にでも役所に行って、住基カードを受け取れば、あとは木曜日当日を待つだけ。イベントは2回目のほうだから、仕事が終わってから駆けつけても入場時間には十分間に合う。2回回し万歳。当初予定の1回回しだったら最初から断念するところだった。

娘。アルバムイベントのレポートをちら見しながらやっていた作業は、X200sのWindows7へのアップグレード。これが簡単ではない。インストールが始まって30分以上立ったところでエラーで止まる。「必要なファイルをインストールできません」とかなんとか。どうもDVDROMの読み取りの失敗らしい、ということでハードディスクに全ファイルをコピーして再チャレンジ。でも同じエラー。うーむ。とりあえず今はISOファイルとしてハードディスクにコピーして再々チャレンジ。

いらいらしてるじゃん。

2009年10月26日

■ VAIO X

梅田ヨドバシカメラでSony VAIO Xをみる。

厚さ(薄さ)13.9mmとかいういかにもソニーな製品。しかもせっかくの薄さ自慢もあっさり他社(今回はDell)にしてやられるあたりもソニー(VAIO 505のころは三菱のペディオン)。

Atom Zというそれほど早くもないCPUを使ってやすくあげた「ネットブック」が隆盛しているが、ネットブックはCPUが安物なだけでなく、「がわ」も安物だから、低消費電力のCPUを使っている割に重いし、バッテリも大して持たない。より強力なCore2プロセッサを用いた製品の方がより軽く、バッテリが持ったりするのだ。要するにネットブックは製品全体がただの「安物」。どうせなら大してCPUパワーを必要としないユーザ向けにCPUはやすく、低消費電力のものを使いつつ、「がわ」はしっかり作ったものを売ればおもしろいのにと思っていた。まさにその私の理想通りの製品がVAIO Xなのだ。

梅田ヨドバシにはソニー直販スペースがあるので、店頭販売モデルだけでなく、直販カスタマイズモデルもみられる。天板のカラーも三色(ブラック、ゴールド、プレミアムカーボン)そろっている。カーボンモデルは光沢ある仕上げが災いして、指紋だらけ。また天板以外は割と普通。それに対してゴールドは実に美しい。ちょっと派手ではあるが、VAIOなんてこれぐらい派手な方が「らしい」のではないかと思う。

ついでに、妙な付け方をするので話題になった大容量のXバッテリ。写真とかでみたときはかなり微妙と思ったけれど、現物を見ると意外とこれはこれで悪くない。

もちろん筐体は薄いし、軽いし、店頭でちょっといじった限りではそこそこレスポンスも軽快。SSDが聞いているのだろう、Office2007が瞬時に立ち上がる。

ただしその使用感はAeroをオフにした場合。オンにすると急にもたもたする。なまじオンにできるからAtomZの限界を思い知らされる感じになる。

キーボードは、ThinkPadユーザの感覚からすると、板をたたいている感じ。これはまあしょうがないけれど。あと軽いのはいいのだけれども、何となく全体が華奢な感じがする。天板とかぺらぺらだし。これもまあしょうがないけれど。505のときには薄い(そのころ水準で)にもかかわらず、がっちりしていて、そういう感じが好きだったので、今のVAIOの軽量モデル全体の「華奢」さはちょっといまいちに思う。

まあ私はThinkpad X200sを買ったところだし、私自身はそこそこCPUパワーがほしい使い方もするので、VAIO Xはパス。「私の理想通り」というのは企画意図としてそういうの作ったらいいのになあ、と思ったというだけであって、私がほしい、というのとは少し違う。やっぱりキーボードもしっかり打てる方がいいし。VAIO Xも誰かがただでくれる、というのならすごくすごくほしいけれど。

ちなみに私がCPUパワーを欲するというのはeclipseのため。前のLetsNote R3では全く使う気がしなかったが、X200sにいれると起動時間は結構かかるが、いったん起動するとなかなかいい感じ。というわけで、とりあえずJavaの開発環境も入れておいた。といってもまだデータベースは入れていないけれど。

2009年10月24日

■ x200s使用記1

突然風前の灯火となった仕事用にあつらえたのがThinkpad x200s。何とも間の悪いことになったものだが、その最後のあがきに、せっかく買ったこのPCが実に役立つ。軽くて楽々持ち出せるし、電車の中で広げても大してじゃまにならない。日曜日には東京に行くが、新幹線車中でもそれなりに作業が進むだろう。

というわけでx200sの簡易レポート。

といっても大して書くことないか。これまで使ってきたLets note R3と比べると重いし、T60とくらべると画面は狭い。バッテリももう少し持つかと思ったけれども、意外と電力消費が激しく、それほど持たない感じ。無線LANとか使わなくても6セルバッテリで5時間持つかどうか。

それでもそこそこ軽くて(6セルバッテリで1.3kg)、画面もそこそこ広くて(12型WXGA+)、入力系統も快適。ほとんど我慢せず持ち出せ、出先でもほとんど我慢せずに作業ができる。このバランスが今のところかなりいい感じ。

とりあえず今は「おまけ」でついてきたOffice2007に、これがなきゃいらいらするAtok2005(古!)、ブラウザはFirefox、メーラはshuriken(JustSystem謹製のメーラ)をインストールして気分よく使っている。そのほかにインストールしてるソフトは

  • sakura(テキストエディタ)
  • PrimoPDF(PDF作成ソフト)
  • Foxit Reader(PDFリーダー)
  • TrueCrypt(暗号化ドライブ作成)
  • putty(SSHクライアント)
  • FFFTP(FTPクライアント)
  • 桜時計(時刻あわせ)
  • super time(アナログ時計)
  • TCalender(カレンダー)
  • AVG(アンチウイルス)
  • Ultimate Defrag(デフラグソフト)
  • Lhaplus(圧縮・解凍ソフト)
  • Essentials Codec pack(動画デコーダ)
  • Picasa(画像)
  • VLC media player(メディアプレイヤー)
  • x-アプリ(ソニー謹製のwalkman転送用ツール兼音楽プレイヤー)

仕事用マシンのはずなのに動画、画像系ソフトが入っているのは察してください。愛ちゃん愛ちゃん。

あとはJava開発系のソフトをあれこれ入れなければならないはずなのだけれども、面倒なので放置していたら、そっちの仕事が飛びそう、とか。しばらくはこのまま放置だな。

たまにスタンバイからの復帰にこけることがあるのが困る。休止状態の方が信頼できるのだがメモリが4GBあるので、時間がかかる。メモリも積めばいいってものでもないな。

あと所々意味不明な動作をすることがある。突然休止状態から立ち上がったり、ちょっと放っておくと意図しない(とこちらは思っていた)ロックがかかったり。このあたりはすべてWindows Vistaのせい。いまだにVistaはよくわかりません。

一応Windows7のアップグレードに申し込み済みだが、届く気配はない。届いてもすぐにインストールするかどうかは不明。

2009年10月18日

■ ノートPC新調

最初にお断り。

二つのブログを更新するだけの気持ちも最早ないので、こっちに統合しようと思っている。ということで、今後こっちにハロプロ以外の話題も書く感じになりそう。といっても特に何かを書きたいという思いがわき起こっているわけでもないので、更新頻度が増えるとか、ハロプロ関係以外の話題で埋め尽くされるとかそういうことにはならないと思うけれど。

ということで、これまでもなんとなくこちらで引きずってきたノートPC新調のお話。

7月で発注をかけていて、今更ながらだが、先日ようやく新しいPCを購入した。もちろん発注していたものが今まで届かなかった、ということではなく、いろいろあって、2度もキャンセルする(させられる)羽目になって、本当にようやく無事調達できた、というところ。

購入したのはThinkPad X200s。

  • CPU : Intel Core 2 Duo SL9400(1.86GHz 6MB L2キャッシュ)
  • LCD : 12.1型WXGA+液晶(LEDバックライト)
  • メモリー : 4GB PC3-8500 DDR3
  • HDD : 320GB HDD(5400rpm)
  • キーボード : 日本語配列
  • 内蔵指紋認証リーダー
  • 外部ストレージスロット : 5 in 1(モデムあり)
  • 内蔵Bluetooth
  • 無線LAN : Intel WiFi Link 5300(MIMO 3x3)
  • インテル ターボ・メモリー 1.6, 2GB
  • バッテリー : 6セルバッテリー
  • Windows Vista Business Service Pack 1のリカバリーDVD
  • Microsoft Office Personal 2007 with PowerPoint
  • ウルトラベース X200
  • DVDスーパーマルチ(ウルトラベイ・スリム)

届いたのが10月10日。代引きでの受け取りだったので四日市に行けなかった、というのも少しはある。

もともとねらっていたのはHDDじゃなくてSSD搭載機だったのだが、即納ということと値段にやられた。X200sのWXGA+液晶は品薄で入手困難。それでもこの液晶だけは妥協できない。それが即納で入手できるとあっては、SSDはあっさり見送る。まああとで買ってきて換装してもいいか、というぐらいのノリで。なんとなくついてきてしまったターボメモリって奴もSSDにしてしまえば完全に無意味になるわけで。自分でカスタマイズするのなら絶対に付けないオプションだけれども、ついて来ちゃったものは有効活用しないと。

購入金額はとても安く11万弱。当初ねらっていたのはSSD64GBで15万弱だったので差額でSSDも買えそう。プラス「おまけ」が大量についてきたので、まあいいか、と。ネットブック並みとは言えないが、最近話題のCULV機とは十分太刀打ちできそうなお値段。おまけでついてきたプレインストール版Officeだけでも3万ぐらいするわけで。

もうひとつのおまけの「ウルトラベース」。ドッキングステーションとか呼ばれていたりしたもの。不要かと思ったけれど、使ってみたら意外と使える。ハードディスクにそこそこ余裕があるので、これをそのままメインで使えるな、となるとこの手のアイテムも俄然役に立つ。SSD64GBだと完全にモバイル専用の運用をするつもりだったけれども、予定変更。換装とかいうのも棚上げ。

これまでのメインマシンは2007年春購入のThinkPadT60。CPUはCore 2 Duo 2GHzなのでX200sのほうがややスペックは落ちるが、速度的に差は感じない。まあ画面はT60の14型SXGA+液晶と比べるとやはり縦解像度も液晶自体の大きさも不足している感じなので快適度は下がるが、そこはウルトラベースのお出まし、外付け液晶でデュアルモニタで運用すればこれまた実に快適。

というわけで、これまでLetsNoteR3、ThinkPadT40、ThinkPadT60の3台でなんとなく使い分けていたPC環境をほぼX200sで集約する感じになってきた。今のところLetsNoteはモバイル用サブ、T40は自宅ネット接続用サブ、T60は自宅作業用サブというあたりで余生を過ごさせるつもり。何という贅沢。

2009年07月31日

■ ノートPC新調計画(挫折寸前)

PCネタ。先日のエントリでこっちに書いちゃったので、こっちで続ける。

Lets note R3の無線LANが不調、というのでモバイル用PC買い換えを検討中。

だったのだけれども、Lets noteが直ってしまった。

普通に繋がっていたものが、突然繋がらなくなって、ドライバーなどを更新した(つもり)が直らず、もう駄目だ、と思ったのだが、さる仕事先で何となく無線LANの電源を入れたら、あっさり繋がった。ちなみにそこは暗号化はされていない(って大丈夫か?)。

自宅に帰って、再度接続をしてみるがやはり繋がらない。それでもしやと思って暗号化をはずしたら、あっさり繋がる。そうなると何となく無線LANアダプタの物理的な故障ではない気がして、再度ドライバを更新してみたら、暗号化した状態でもあっさり繋がるようになってしまった。んー、よく分からない。

というのでモバイルPCの新調は急務ではなくなったのだが、それでも出先での作業が何となくはかどらないのはLets noteのキーボードのせいではないか、という思いにとらわれて、この際だからThinkPadがほしいな、という気持ちはそのまま。なのだが。

部材不足で納期が遅れているらしい。それでも私が次に是非使いたいのが9月の上旬、さすがに間に合うだろうと思う。メールが来る。納期遅延のお知らせ。8月下旬から9月上旬のお届けとなります。んー、微妙。

もう一つ困ったことがあって、手抜きしてクレジットカード支払にして、審査に通ったのは良かったのだが、どうもレノボの与信請求の仕組みがちょっとおかしくて、注文時に購入金額分の与信を抑えられるのは当然として、その後、商品が出荷されるまで毎週月曜日に再度同額の与信枠を抑えに来る。そして水曜日にいったんそちらは解放して、また月曜日に与信枠を抑える、それを繰り返すという。んな殺生な。

そこそこ高額なノートPC2台分の与信枠を明けておかなければならない、なんてこちらは想定していないし、おまけに納期不明、全く持って困ってしまった。

キャンセルしようか、とも思うのだが、また厄介なことに「おまけ」の9セルバッテリだけ先に発送してきて、今手元にある。バッテリだけあってもうれしくない。けれども手元にはある。キャンセルするにはそれを返さなければならない。面倒くさい。キャンセルするかしないか、未だに考慮中。

ちなみにその9セルバッテリ、当然開封はしていないのだが、外箱を持つ限り、Lets note R3とさほど重さが変わらないような気がする。本当はそんなことはないのだが、感覚的にはさほど差を感じない。

2009年07月20日

■ チャンプル5DISCO

購入品記録。

Lets not R3が不調なので、モバイル用にとThinkPad X200s、lenovo直販サイトにて発注。カード支払にしたけれども、ネットで見てみると、結構審査落ちとかするらしい。あらら。銀行振り込みにすれば良かったかな。画面WXGA+でSSD64GB、メモリ2GB、6セルバッテリ+9セルバッテリ。そこそこ軽くて、バッテリもかなり持って、キーボードが結構良くて、画面も広い。Letsは軽くて良かったけれど、作業性は悪かったし、ガシガシ入力するときには結構つらかった。これで作業効率が上がれば、多少の重量増と多少の出費も致し方なし。なんだけれども、無事届くのでしょうか?仮に審査に通っても1ヶ月待ちとからしいし。

ってことを書く場所じゃなかった。

モーニング娘。コンサートツアー2009春「プラチナ9Disco」DVD。ライブ自体の感想はさんざん書いたので、今更どうこうというのもないのだけれども、証明と衣装との組み合わせがなかなかムーディで美しい。ライブの良さをそこそこ再現できている。

ハロプロカバーアルバム「チャンプル1〜ハッピーマリッジソングカバー集〜」。

相変わらずカバー大好きな事務所、カバー嫌いなハロプロファンたち、というミスマッチアルバム。この意図について総合プロデューサー氏が語るには「「JPOP史に残る名曲をハローで歌っていく必要があるのではないか」という話がありました」だそうで。相変わらず主語が不明確。しかも必要があるも何も、昨年だってその前だってそういうことはさんざんやっているのにまだまだ足りないのかなあ。

と批判がましく書いたけれども、カバー自体にそれほど私は否定的でもない。ちゃんとオリジナル曲もリリースして、やることやっていれば、カバー曲を出すこと自体は悪くないんじゃないの。そうはいっても正直この事務所のこの手のことがらに対する執念というか執着にはついて行けないところがあるのだけれども。

まああれでしょ?「アイドル」業なんて心底バカにしていて、それでも握手や何やらでバカをつっておいて、そのバカどもに良質な「名曲」を聴かせて、感化させて、麗しき音楽文化再建の礎たらんとしているとか、そういう感じでしょ?見事にそういう作戦につられて舞台まで観にいくようになって文化資本増強しまくりの人間が少なくともここに一人いるわけだから、この事務所の執念もちょっとは実ったわけだ。

私はカバーというところではなく、現「ハロプロ」というくくりがもう嫌になったので、このアルバムはスルーするつもりだったのだけれども、曲名と歌い手が明らかになると、これこれは聞かなくては、というのが数曲あったので、購入。といっても円盤ではなくてデータで。iTSにて。

  1. 守ってあげたい 新垣里沙・亀井絵里(モーニング娘。)
  2. 部屋とYシャツと私 田中れいな(モーニング娘。)
  3. for you・・・ リンリン(モーニング娘。)
  4. 秋桜 高橋愛(モーニング娘。)
  5. DIAMONDS<ダイアモンド> High-King

買った5曲についてはどれもとても良かった。High-Kingだけはちょっと微妙なところもあるけれども、それ以外はすべて原曲の風景と歌い手の個性とが上手くマッチングされていて、あえて「カバー」として一連の曲を聴く意義がきちんと感じられた。

ガキ亀「守ってあげたい」。軽やかながら伸びのあるボーカルがさらっと気分良く聞ける。新垣里沙と亀井絵里という声質の全く違う二人の声が違和感なく絡み、しかし各々の声の魅力がにじみ出て来るという。この二人が各々ソロで歌っても良かったと思うけれども、あえてデュオで歌うことによる価値がしっかり感じられる。

田中れいな「部屋とYシャツと私」。主人公の女性の性格的なものが実に上手く表現されている。はまり役というか。ま、亀ちゃんが歌ってもそれはそれでうざくてすてきだったかも。

リンリン「for you・・・」。日本語ネイティブじゃない感じが「アジアの歌姫」っぽいムードを作り出している。アジアスケールの歌いっぷり。「ラブ・イズ・オーヴァー」とか欧陽菲菲の曲とか聞いてみたいかも。

高橋愛「秋桜」。低音のどっしりとした響きが暗めのこの曲調に実にマッチしている。嫁入り前の娘の歌というよりも、死に瀕した母の介護をする娘の歌、かと一瞬勘違いしそうになった。辛気くさい演歌歌謡を見事に歌いこなしている。歌唱的には前田有紀レベル。リンリンとともに「アイドル」ではない。この曲に文句を言っている「バカ」は事務所同志の唱える「歌謡曲精神」に対する真に実践的な学習が足りないので、きちんと総括するように。

2009年07月05日

■ 不幸続き

「現場」がないとすっかり更新しないな。

今月は「現場」予定が皆無。更新も0というのも何なので、不幸自慢でも。

持ち歩き用PC Let's note R3。2005年春に購入したもの。いい加減古いのだが、今はやりのネットブックよりもよほど使える。軽くて画面解像度が高くて、バッテリが持つ。ネットブックなんて安物を買うほど貧乏人じゃねえ、と威勢のいいことを言いつつ、単に古いPCを使い続ける方が財布にやさしいだけだったりする。

以前から微妙に無線LANへの接続が悪いなとは思っていたが、先日完全にいかれてしまった。5秒ごとに接続が切れる。5秒ではIPアドレスの取得も出来ない。それでも諦め悪く、設定をいじったり、ドライバやらファームウェアやらをアップデートしてりして抵抗してみる。あげくにアクセスポイント側もアップデートしてみる。ついでにずっと放置してあった802.11aのローカル規格を標準規格にアップデートもしてみた。いや、何となくね。

当然今まで問題なく使えていた別のPCから接続できなくなる。そりゃそうだ。クライアント側もアップデートしなくちゃ。繋がらなくなったPCは2003年秋購入のThinkPad T40。802.11g規格普及以前の機種なので、こいつに引きずられて今まで802.11aでやってきたわけだ。まあ、私自身も802.11a信者なのだが。

こいつの無線LANカードもアップデートすればいいんでしょ、とネットで調べてみると。。。そんなものは提供されていません。メーカ側のサポート切れ。PCメーカだけでなく、LANカードメーカからも入手できそうもなし。あああ。

結局ずっと守ってきた802.11aをやめて、802.11b+gで行くことに。当然T40は802.11bでの接続。あれこれいじって、結局グレードダウン。もちろんLet's note R3は不調のまま。新しいモバイルPC、購入するのかなあ。

続いてはアナログ録画用デスクトップPCが突然落ちまくるようになった。エラーログを読んでみるとどうもメモリ周りが怪しい。ということで、メモリを発注。ところがちょっとした手違いで2カ所に発注をかけてしまう。予定の倍の容量のメモリが届く。メモリスロットはあいているので、全部ぶち込む。アナログ録画+αにしか使わないXPマシンにメモリ2GBは贅沢だが、まあいいか。今のところは安定しているが、本当に直ったかどうかはまだ確証なし。

とここまでは長い前振り。一番の不幸は地デジ録画用の外付けハードディスクが死亡。MFTがやられたらしい。物理的な破損とは違うので、何とか修復できるかといろいろツールを駆使してみるが、ことごとく駄目。たかがMFTされどMFT。ファイル本体は生きているっぽいだけにいろいろ格闘してみたくもなるのだが、業者に頼む財力もないので、ついに見切る。フォーマットをかけて、まっさらの500GBのハードディスクが出来ましたとさ。

このハードディスクはQ.E.D.録画用に新調したもの。Q.E.D.各回とほかモーニング娘。出演番組、安倍なつみ出演番組、諸々が録画されていた。全部パー。こういうときは私の中では定番なこの曲が頭を巡る。

壊れてしまった携帯、まあそれでいい。想い出ならこの頭の中にあるから。

なんだかんだショックがマシなのは、「Q.E.D.証明終了」BOX DVDが手元にあるから。というわけで長い長い前振りを経ての購入品記録。まだAmazonの箱の中に入ったままだけど。

DVDは画質がいまいちだけれども、地デジ画質を永久保存しようと思うとお金も手間もかかるし、またそうして残したものを視聴するのにも手間がかかるし、というのでまあいいか、と。

問題はQ.E.D.以外の番組。なっちと矢口のアイスランド旅行とか、娘。の新曲披露とか、愛ちゃんの宝塚体験とか「英語でしゃべらナイト」とか、いろいろ惜しいものがたくさんあったなあ、と思って壊れていないハードディスクをざっと見てみると。なぜか残しておきたいものはほとんど残っている。画質は気持ち落ちるけれども、アナログ放送よりはよほどマシなのが。どおしてなんだろ?いやあ、ハロプロってすごいね。

なくなったのは深夜にあった邦画数本。その中には松浦亜弥主演の「スケバン刑事」も。ああ、一回も見ないでなくなっちゃったなあ。といっても残っていても見たかどうかよくわからんかったけれども。

2007年10月10日

■ お知らせ

本ブログのシステム、Movable Typeが限界。まともに更新できなくなってきた。

原因はどうやら手抜きで初期のまま使っていたBerkeleyDBの性能にあるようで、これをMySQLとかに切り替えるしかなさそうなのだが、これがどうにもあまりやりたくない作業なのだ。

しばらくはだましだまし使うが、今の仕事が一段落ついたら何らかの対処を行います。

2007年06月21日

■ 閉鎖したわけではない

サーバが落ちていた。

出先で気づいたが、泊りがけの仕事なのでいかんともしがたし。

2006年07月21日

■ ATOK2007を待つ

すっかりメインマシンがMac miniになり、これまでメインとして使ってきたWindowsノートPCはモバイル用途+Gyao閲覧、その他Windowsマシンとのデータ互換維持用というサブマシンとなった。

Macがメインとなるとやはり漢字仮名変換システムに不満が出てくる。「ことえり」、それほどひどく使えないとも思わないが、やはり何ともストレスがたまる。飯田圭織、石川梨華、小川麻琴と変換しようとして全然正しい変換をしてくれず、こっちも自信がないものだからいちいちネットで検索して正しい漢字を調べたり、とか。

と、そんなこんなでまたまたMacにお金を費やす。「Atok2006」購入。WindowsのAtokユーザなので、JustShopより優待版を購入。税込み5250円。カードとか持っていないので、ダウンロード版は購入できず、購入したのはパッケージ版。お金を払い込む前に製品を送ってきてくれて、届いてから2週間以内に払い込めばよい、という。なんと極楽なことよ。それで日曜日に申し込んでいたものが今日届いた、というわけだ。

さてさて、なっち、安倍なつみ、完璧。愛ちゃん、高橋愛、パーフェクト。飯田圭織、一発、石川梨華、一発、小川麻琴、一発、大谷間さえ、駄目じゃん。

2005年05月05日

■ 個人的メモ

LANだって普段は無線を使っていて、実効20Mbps程度で使えているのに、ネット接続に光の速度は私程度の使い方なら本来不要なのだが、ADSLは上りが遅いのが不満だった。一応自宅サーバを構築している関係上、上りの速度はある程度欲しい。今はばたばたしているので自宅サーバといっても何もしていないが、そのうち落ち着いたら、仕事に使える環境を構築するつもり。

というわけで、もともと1.5MbpsのADSLの次は割高承知で光にしようとはだいぶ前から思ってはいたのだが、一応田舎なものでNTTのBフレッツがなかなか来ない。一応申し込みは受け付けるけれど、ある程度の申し込みがたまるまで待ってね、という状態。それですぐに開通してくれるというeoネットに転んだのだが、もろもろの都合でメールアドレスは変えられない。となるともともとのプロバイダとの契約は残すしかなく、かなり割高にならざるを得ない。

果たしてどれだけ割高なのか、ちょっと気になって、Bフレッツを導入した場合との金額計算をしてみた。

プロバイダはso-net。今キャンペーン中で初期費用と4ヶ月間の接続料金は無料とある。対するeoは工事費だけ無料で、事務手続き代金(8925円)は別途必要。ただしBフレッツはもともとそれなりに高いプランなので、差し引きどうなるか。

プラスアルファの事情としてAirH"の回線が必要で、これをso-netだったら、割引サービスが受けられる。月3360円で使い放題はかなりお得。それが使えない場合は今使用中のb-mobileをそのまま更新し続けるのが割安か。同じく使い放題で月換算4200円。それも含めて損得計算をしてみた。

一月の通信費用
業者回線代プロバイダ代電話基本料金H"回線費用
eo4900840(so-net、2アカウント分)3004200
フレッツ06479(回線代込み)18373360

締めてeoのほうが一月あたりのコストは1436円安い。ただし初期費用+無料分の差が大きく、この差を回収するのに2年かかる。2007年2月にめでたく逆転。微妙。

2005年05月03日

■ 光の国

ようやく我が家も光の国の仲間入り。

2001年に1.5MBのADSLにしてから、長らくプロバイダが吸収されたごたごたがあったりして、なかなか速度UPが図れなかったが、ようやく、一気に光。

回線は関西電力系のeo-net。電話も光電話にしてしまったのでNTTとはおさらば。電話とあわせて回線代5200円。しかしメールアドレスの関係でso-netとの契約が切れず、月2000円の支払いが残る。合計7200円。

さらに携帯代2600円+AirH"代5000円とあわせて、一ヶ月の通信費1万5千円か。高い。それでso-netのメールアドレス、ウェブスペース(おまけにブログもso-netで開設出来たり)、eoのメールアドレスとウェブスペース(こっちでもブログではないがweb日記を開設可)、自宅サーバのメールアドレス(必要があればいくらでも、でも使わない)とウェブスペース(もちろんブログ開設可)、とても無駄な気がする。

それでもかつては電話代だけで1万円を越すことがざらにあって、それで56kbpsだったことを思えば、仕方ないか。

とりあえず通信速度のほうは、MTUやらRWINやらをいじったら最大70MB超になった。普段は無線を使っていることもあって、完全にオーバースペック。満足。

2005年04月12日

■ 金がない

出稼ぎに行っていた先が倒産、残った取引先にはどこにも作業スペースが用意されていない、ということで、完全に自宅が作業場となる。SOHOとか言うのか?ただの引きこもりだ、という気もするが、それはさておき、自宅の作業環境を整えることにする。

とりあえずまず購入したのはキーボード。メインマシンはThikPadT40ということでキーボードは気に入っているのだが、ディスプレイとキーボードの間に書類をおきたい、とか目とディスプレイとに距離をおきたい、とかいうのがあって、別途キーボードを購入することにした。

というわけで、購入したのはロジクールのDiNovo Cordless Desktop DN-800というその名のとおりコードレスでキーボードとテンキーとマウスがセットになったもの。電池の消耗などを気にしなければならないコードレスは避けたかったのだが、ノートと同じパンタグラフ式のキーボードが欲しくて、それもキータッチがまともで、USBで接続できるもの、というのがあまりなく、またT40にはUSBが2つしかないこともあって、USBをひとつしかふさがないコードレス全部入りセットを選択。この手のものとしては高級品で15,000円もした。

キータッチはかなりよい。ThinkPadのフィーリングとはやや異なり、キーボードを押した後の反発がやや均一でThinkPadのキーボードのような躍動感のようなものにはかけるが、剛性は十分あり、安っぽい感じはまったくない。付属のマウスはややチャチだが、十分使用には耐える。値段は高かったが、満足度は十分。

次に購入したのはメモリ。東京に言ったついでに秋葉原に寄ったらノート用メモリが(関西の基準からして)やたら安かったので、衝動買い。T40用には512MB、9,800円。Let'sNoteR3用には256MB、MicroDIMMなので値段が高めで、やはり9,800円。これでもともとのメモリとあわせて、T40が1GB、R3が512MB。動作がずいぶん軽くなったのを実感する。しかし財布の中身をあまりきちんと見ていなくて、帰りの新幹線代を出すときにちょっと慌てた。何とか足りたけれど。

というので、出費もかさんだが、仕事環境も整備されてきた。しかしキーボードとディスプレイとの距離が出来ると今度はT40の14.1型SXGA+では文字が小さく見づらい。19型液晶ディスプレイが欲しいな、とかお金のあてもなく、物欲全開。

2005年04月09日

■ 玄箱その後

自宅サーバを玄箱で作ったが、いまださして使っていない。普通にファイルサーバにしているだけ。何もDebianにする必要もない状態。まあ、Linuxのお勉強をした、と思えば安いものだ、と自分を納得させる。

一応そのお勉強の成果を生かして、某団体のサーバを玄箱で構築。そっちは掲示板からメールサービスまで、まずまず使ってもらえている。完全ボランティアなのが私の生活環境からすると痛いのだが、それでもそんな「仕事」に手を割きたくなるほどに、己のレゾンデートルを再認したくなる。そんな日々。

2005年02月07日

■ 玄箱まとめ

自分用のメモ、とだらだら書き流していたが、それなりにアクセスもあるし、特にJavaと絡めればGoogleでもそれなりの順位でヒットしてしまうので、まじめに書く。

玄箱のDebian化
これについてはほかでいっぱい情報が公開されているので、私が付け加えるところは特になし。
サーバソフトの導入
Debianが入ってしまえば、たいていのものはapt-getで簡単。とりあえず私が入れたソフトの一覧。
ntpdate
apt-get install ntpdate でインストール。後はcrontabに
0,15,20,45 * * * * root /etc/init.d/ntpdate start
とでも設定しておく。
webmin
Webベースの管理ツール。webmin-モジュール名の多くのモジュールを組み込んで使う。
samba
NASとして使うのなら必須。設定はwebminとSWATで行うのが楽。
/mnt以下のフォルダを使わないとHDDがもったいない。文字コードはUTF-8にするのが無難。
  • proftpd
  • 導入後、/etc/proftpd.confを設定。
    ServerType inetd
    ListOptions "-la"・・・ドットファイルも表示
    defaultroot ~ !web管理用ID
    defaultroot /var/www web管理用ID
    
    ぐらいかな。
    ssh
    手抜きして今のところパスワード式認証で運用。Windows用のクライアント探しにちょっと悩む。とりあえず今はputtyjp。
    apache1.3
    apt-get install apacheでインストール。設定は後で。
    php4
    apt-get install php4 php4-pear
    /etc/apache/httpd.confの.phpに関するコメントをはずす。
    ついでにphpとは関係ないが、たとえば/var/www/cgi-bin/でPerlを使うときには、
    <Directory /var/www/cgi-bin>
    Options ExecCGI
    </Directory>
    
    などと設定する。
    Postgres
    apt-get install postgresql php4-pgsql phppgadmin
    createuser -AdPE username
    
    でpostgres用ユーザ作成。
    パスワードの変更はpsql templete1でデータベースにアクセスしてから
    alter user username with password 'password';
    
    phpベースの管理ツールphppgadminを使うときには/etc/postgresql/pg_hba.confの設定で
    host  all  all 192.168.1.1  255.255.255.255  trust←identになっている場合がある
    
    などとする。
    PHPPgAdmin
    設定ファイル/var/www/html/pgadmin/conf/config.inc.phpで
     $conf['extra_login_security'] = true;←postgresなどでのログインを禁止
     $conf['owned_only'] = true;←ログインユーザのデータベースのみを表示
    
    としておく。ついでにpgadminフォルダにはBasic認証をかけておく。
    MySQL
    CMSの多くがPostgresではなくMysqlを指定していたりするので、導入。まだ導入しただけ。
    PHPMyAdmin
    入れただけ
    exim4
    Debian標準のMTA。とりあえず使うだけなら設定はかなり楽。 設定ツールeximconfigの質問にほぼデフォルトのまま答えておけばOK。細かくは設定ファイル/etc/exim4/update-exim4.conf.confを直接編集すればよい。
    dc_eximconfig_configtype='internet'
    
    ぐらいですか。自ホスト以外からのメール送信はデフォルトできちんとはねてくれる。
    courier-imap
    メール受信に当初はPOPを使うつもりでqpopperをapt-get installしたが、IMAP4にするためにcourier-imapに変更。ついでにexim4の設定ファイル/etc/exim4/exim4.conf.templeteにおいてメールの転送先を
    LOCAL_DELIVERY=maildir_home
    
    に変更。
    SquirrelMail
    メールの管理をウェブ上で行うために、PHPベースでIMAP4の使えるMUAを導入。単に適当なフォルダに展開すればインストールは完了。これでPCからのメール送信も出来るようになった。
    java
    ライセンスの関係でSUN謹製のJavaSDKのDebian版はないらしい。代わりにKaffeという互換環境が使えるようだが、やや互換性に不安があったので http://kazz7.air-nifty.com/tekito/2005/01/java.htmlさんの情報を頼りに、 https://www6.software.ibm.com/dl/lxdk/lxdk-pよりIBMJava2-SDK-142.ppc.tgzをダウンロードして、/usr/localに展開。/etc/profileに
    export JAVA_HOME=/usr/local/IBMJava2-ppc-142
    export PATH=${JAVA_HOME}/bin:$PATH
    export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/lib/tools.jar←Tomcat用
    
    と設定。
    Tomcat

    http://sunsite.tus.ac.jp/pub/apache/jakarta/tomcat-4/v4.1.31/bin/よりjakarta-tomcat-4.1.31.tar.gzというファイルをダウンロードして、/user/localに展開。 さらにapt-get install libapache-mod-jkでmod_jk.soを入手。/usr/lib/apache/1.3/にコピー(最初からそこに入るかも)。

    Apacheの設定ファイル/etc/apache/httpd.confの最後あたりに

    LoadModule jk_module /usr/lib/apache/1.3/mod_jk.so
    JkWorkersFile "/etc/libapache-mod-jk/workers.properties"
    JkMount /*.jsp ajp13
    JkMount /examples/* ajp13
    JkMount /examples ajp13
    JkMount /jdoc/* ajp13
    JkMount /jdoc ajp13
    Alias /examples /usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31/webapps/examples
    Alias /java /usr/local/jacarta-tomcat-4.1.31/webapps/ROOT
    
    を追加、/etc/libapache-mod-jk/workers.propertiesを
    workers.tomcat_home=/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31
    workers.java_home=/usr/local/IBMJava2-ppc-142
    ps=/
    worker.list=ajp13
    worker.ajp13.type=ajp13
    worker.ajp13.host=localhost
    worker.ajp13.port=8009
    
    とする。これで設定完了

    後は/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31/bin/startup.sh→/etc/init.d/apache startでTomcatとApacheを起動。

    またexample以外のフォルダを使うときには/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.3/conf/server.xmlと/etc/apache/httpd.confの「example」に関する設定を好きなフォルダ名に置き換えてコピーする。

    長々と書いてきたが、玄箱特殊の問題はJavaSDKをIBMのサイトから入手しなければならないことぐらいだろうか。それ以外は玄箱もDebianも無関係の設定。 玄箱のスペックの問題もあり、やや反応は遅いが、一度きちんと動き出せば、まずまず使える。

    2005年02月06日

    ■ 玄箱でJAVA再び

    引き続き玄箱による自宅サーバ作りに関する自分用メモ。Javaサーブレット環境が不安定な件について。

    どうも問題はサーブレット環境の起動ではなく、終了に問題があったようだ。確かにエラーログは終了時に出力されていた。「変だな」とは思っていたのだ。どうやら終了がきちんと出来ていないから、ポート番号を握ったまま離さない。リスタートをかけてもうまく動作しない。ポート番号を変えればうまくいくことがある、ということだ。

    いったんこれまでのサーブレット環境を全部削除して、新たにファイルを入れなおしたら、たまっていたごみが全部掃けたようで、もともとのポート番号8080できちんと起動できるようになった。どうも最初に私があわてすぎたようだ。Tomcatを立ち上げても、しばらく何の反応もないと、Tomcatの起動に失敗したとこちらが勝手に思って短気にリスタートしてしまったのがそもそもの間違いだった。すぐには反応がなくとも、時間を置いて何度かブラウザから呼び出せば本当はきちんと立ち上がっている、ということが結構あるようなのだ。このあたりの「ずぶさ」みたいなのが、どこまでも軽いPHPとは勝手が違う。

    2005年02月02日

    ■ phpPgAdminの設定

    玄箱関連の自分用メモ。

    データベースサーバPostgresのウェブベース管理システムphpPgAdminのログインがなかなかうまくいかない件。

    pg_hba.confの設定が問題。

    クライアント認証の認証方式がデフォルトでidentになってしまっている可能性があり、これをtrustに変えれば、ログインが出来るようになる。

    # The following configuration is the upstream default, which allows
    # unrestricted access to amy database by any user on the local machine.
    #
    # TYPE  DATABASE    USER        IP-ADDRESS        IP-MASK           METHOD
    #
    local   all         all                                             trust
    

    セキュリティの問題は不明(無責任)。

    2005年02月01日

    ■ 玄箱でTomcat

    玄箱HGによる自宅サーバ作り。自分用のメモ。

    まずはDebian化に必要なファイルを 求人 学習 資格 マネー クレジットカード at kaguya.biz さんのサイトからいただく。あとは

    @HomePC-Blog | 玄箱/HG - Debian化キット導入さんのサイトがまとまっていて見やすかったので、ここのとおりにざっくりDebian化を果たす。

    以降の細かな設定は404 Not Foundがよくまとまっている。Debian化のところだけは玄箱のバージョンが古いので注意。

    aptの設定のところでは、ウェブプログラミング系のソフトはなるべく新しいバージョンがほしいので、あえてunstableのほうにしておいた。

    私が導入したのは、Samba、SWAT、Webmin、NTP、Apache、Postgres、PHP4、phpPgAdmin、ここまではまずまずすんなり。

    Sambaの文字コードは現在悩み中。Windowsから使うだけならUTF-8が無難だが、Linux側からの扱いが面倒。EUC-JPはWindows側でつけた既存のファイル名を変える必要がある場面が少なからず出てくる。ファイル名に日本語をつけているのがそもそも愚劣だな、と思いつつ。

    Webminは変な癖がある。一度導入してしまうと再インストールが難しい。前の設定が妙に残る。ポート番号を変えれば、一から設定ができる。

    phpPgAdminはログオンするユーザの設定などに微妙に苦労する。なぜかログオンができない。最終的にはうまくいったのだが、手順は覚えていない(<役に立たんな、おい)。passwordをもつPostgresユーザの作成あたりが肝だったと思うが。それとは別にPostgreSQL用GUI設定ツール導入(phpPgAdmin) - Fedoraで自宅サーバー構築はいろいろ参考になった。

    ここまでは比較的情報も多く、また私自身もそれなりになじんだ環境なので何とかなったのだが、問題はJAVA。玄箱でJAVAを動かしているレポートがほとんどない。ましてTomcatを実際に動かしているという事例がまったく見当たらない。

    とりあえずJAVAについては[て] 玄箱でJavaを何とかする: 大阪てきとー日記を参考にする。で、ここにあるように実に遅い。PowerPC 266MHzってこんなに非力なのか?5行の「Hellow Java」プログラムのコンパイルに10秒。実行に2−3秒。かなり使い物にならない予感。Tomcat導入へ不安が高まる。

    Tomcat自体はDebianが持っていて、これをapt-get installするとどうやらDebianのJAVA互換環境Kaffeも一緒にインストールされるようだ。なんだ、IBMからわざわざダウンロードしなくてもよかったのか?しかしこの環境ではなぜかTomcatがうまく起動しない。よくわからないままにこちらは全部消してしまって、The Jakarta Site - Jakarta Downloadsからバイナリをダウンロードして適当に展開。JAVA_HOMEとPATHの設定をして、startup.shを実行。最初はぜんぜんうまく起動しなかったが、デフォルトのポート番号(8080)を適当にいじっているとなぜかうまく起動することがあり、そのまま運用。適当なポート番号に変わっているので(8001とか)、このままでは不便だが、Apacheと連携させれば問題なし、と割り切る。

    Apacheとの連携にも一苦労。mod_jk.soというファイルを入手しなければならないのだが、LinuxでPPCでバイナリを探すのに一苦労。どうしたか忘れた(おい)。たぶん灯台下暗しでapt-get installで入手できた気がする。

    あとはTomcat4インストールメモ - Makoto のおもちゃ箱などにあるように、server.xml、httpd.conf、workers.propertiesを設定すればよい、はずなんだけれどこれも一筋縄には行かない。何回もロジカルでもなんでもなくやたらめったら設定を変えて、再起動かければなぜか時々うまくいく(なんのこっちゃ)。

    どうも不透明な部分が多すぎてまったく自分用のメモにもならない。何はともあれ、Tomcatによるサーブレット環境が出来た。でもこれもう一度やれといわれても、多分出来ないな。

    2005年01月27日

    ■ 自宅サーバ

    なっちこと安倍なつみの話題も落ち着き、あとは2月11日(多分)の復帰を粛々と待つのみ。

    と、それはそれとして、ここ数日は自宅サーバ作りに時間を取られる。「自宅サーバ」といっても仕事半分。

    今後の仕事に使うサーバを用意しなくてはならなくなって、取引先の人からNAS(ネットワーク接続ストレージ)をLinuxBoxとして使おう、と提案される。「Mac miniというのもありますが」と言ったら「Mac?ふん」と鼻であしらわれた(ように私には感じられた)ので却下。結局ネットその他でLinuxBox化で盛り上がる「玄箱」を購入。アイオーデータのLANDISKシリーズとの比較が問題だが、情報量の差を考慮して「玄箱」に決定。

    ネットで出尽くしている方法を用いて「玄箱」にLinuxのDebianをインストール。きちんとパッケージ化してネットで配布している方がいて、大助かり。Debianが入ってしまえば跡はアプリケーションのインストールは楽勝。Apache,Samba,PHP,Postgres,Webminをざっくりインストール。ただ一点PHPのバージョンが古すぎ。Debianのstableは更新が遅かったと思い出して、unstableに切り替える。

    ここまでは先人たちの知恵のおかげで比較的ざっくりと進むが、問題は肝心のJAVA。CPUがPowerPCである、ということの意味を失念していた。まずSUNがPowerPC版のJAVAをまともにサポートしていないようなのだ。イタタ。結局IBMのサイトからインストール。早速5行の「Hellow World」プログラムを書き、コンパイルして実行するが、、、、。遅い。信じられないぐらい遅い。これではTomCatによるサーブレットなんて使い物になるのか?大いなる不安を抱えつつ、JAVAの作業は中断。とりあえず外部からウェブでアクセスできるよう設定。ルータに穴を開けて、無料ダイナミックDNSサービスに登録。PHPベースでなら、文句のないウェブ環境が出来上がる。

    それにしてもLet's Note、玄箱と立て続けにお金を払っているが、元は取れるのだろうか?

    2005年01月22日

    ■ Let’s note

    注文していたLet's note CF-R3はとっくに入手済み。型落ち寸前の機種なのでいまさらどうこうという話でもないが、私は大変気に入りました。キーボードに意外と剛性感があって、たとえば初代VAIO505などよりよほどストレスがない、とか、10.4インチのXGAの液晶が意外と見やすい、とか(冬だからもあるけれど)筐体が意外と熱くならない、とか割り切ろうと思っていた部分が想像していたよりずっとよかった。

    あと筐体自体ももっと安っぽいかと思っていたが、カジュアルな感じではあってもぜんぜん安っぽくなく、とてもしっかりしていた。というわけで、全体的な満足度はきわめて高い。

    あえて今回はThinkPad T40とは対極の機種(キーボードや液晶などの操作性は妥協して、軽量重視)にしたので、きちんと「使い分け」ができそうな感じ。データの同期をどう取るか、はまだ未定だけれど。

    2005年01月13日

    ■ Mac mini

    Mac mini。いいねえ。思わず買ってしまいそうだ。

    昔からAppleってエントリー機はエントリー機なりの主張を持たせていて、単に安いだけではないようにしているところがいい。古いところではClassic、LCシリーズとか初代iMacを経て、いずれも筐体デザインに上位機種にはない「売り」がある。本当は安いから買うにしても、そうではない振りができる、あるいはそうではない気にさせられる。

    メモリが256MBで足りるものなのか、とか、普通のUNIXマシンとしてどの程度使えるのか(サーバ系のソフトの導入がLinuxよりも手間がかかるとかだったら、なんとなく馬鹿馬鹿しい気がする)、とか、静粛性がどの程度のものなのか、とかいろいろ確かめたいことはあるけれど、sambaが入って(標準で入っているようだ)、Postgresが簡単に導入できて(出来そうだ)、Javaが使えれば(使えないわけない)、転ぶかも。

    2004年12月21日

    ■ 鬼が笑う

    忙しいときには不思議に余計な物欲も出てくるもので、今使っているThink Pad T40が持ち歩きには重過ぎる、ということで軽いノートPCを(金の当てもなく)物色中。今年はもう外での仕事はほとんどないので、当面は必要ないのだが、来年度からの出張にはT40はあまり持っていきたくないな、と。

    重量、取り回しのよさ(筐体の小ささ)、バッテリ、機能(無線LANなど)を総合的に考えると結局パナソニックのLet's Note R3かな、と考え中。周りにユーザ多すぎ、値段高め、ものとしてのオーラに欠ける、など不満はあれど、趣味ではなく「使う」というところで突き詰めるとやはりこれしかない、という感じ。パナソニックのはPronote miniあたりのころは結構好きだったのだが、段々と尖ったところがなくなっていって、筐体も分厚くなり、ついでにキーボードの質も悪くなって、私にとっては魅力のないマシンなのだが、確かに実用性は抜群にある。無線LANが801.11aに対応しているのも気が利いている。

    とはいえ、今年の予定支出額はもういっぱいいっぱいなので、来年の仕事のボリュームが確定してから、余裕がありそうだったら買う、ということになりそうだ。

    フリーターって悲しいね。。。

    2004年12月03日

    ■ いとしのシンクパッド

    IBMがパソコン事業を中国の会社に売却か、というニュース。

    勘弁してください。ThinkPadはどうなる?DECが消えて、それでもまだコンパック→HPだからまだしもだけど、IBMの売り先が本当にどこの馬の骨、じゃあ、私が愛するThinkPadは完全に終わってしまうんじゃないか。

    Dellなんか買うぐらいだったら、PC使うの止める、は言いすぎだけれど、世の中、詰まんなくなるな。

    2004年11月21日

    ■ FireFox

    ブラウザ関連の覚書。

    私の常用ブラウザはFireFox。InternetExplorerは宗教上の理由から使わない(といいながらWindows Updateには使うが)となるとOperaかMozilla(Gecko)か。かつてはOperaを使っていたが、Updateの頻度が少なくセキュリティホールの修正が遅いように感じたこと、ブラウザ自体が落ちやすい印象をかつて持った、ということでMozilla系のGeckoエンジンで比較的軽いFireFoxに落ち着いた。

    ただタブブラウザとしての機能はOperaのほうが上。というのでFireFox正式バージョンリリースを期に、いろいろ機能拡張を導入してみた。

    Tobbrowser Preferences(TbP)
    FireFoxはタブブラウザといいながら、何かのときに複数ウィンドウが開いてしまう。それを抑止するための拡張。他にも同様の拡張はあるが、TbPはJavascriptで意図的に開いたウィンドウについてだけは別ウィンドウで開くことができる。番組表を常用する私にとって、この機能は必須。
    SessionSaver
    ブラウザ立ち上げ時に前回開いていたタブを再現する。Operaではデフォルトの機能。
    miniT
    タブをドラッグして場所を移動できる。これもOperaではデフォルトの機能。
    FLST (Focus Last Selected Tab)
    現在フォーカスしているタブを閉じたとき、その前にフォーカスしていたタブにフォーカスを移す

    これだけ入れてようやくOpera並みにタブブラウジングができるようになった。

    ちなみにこれらの拡張はすべてMozilla Firefox まとめサイトから入手可能。

    2004年11月17日

    ■ 好奇心ではなく

    こうして車中で更新作業を行っていると、昼間で車内がすいているから、ThinkpadT40という14.1型液晶のPCをひざの上において作業できているが、やはりどうにも大きすぎることに改めて気づく。小ぶりなノートがあれば、少なくとも更新作業はもっとやりやすくなるだろう。逆に出先では簡単なデータの閲覧、メールチェックにここの更新ぐらいしかやらないのだから、10.4型液晶機種で十分足りるはず。

    やや物欲強化モードに入っているのだが、「肝心要は購入資金だから」。

    2004年11月10日

    ■ 道具フェチ

    PCネタを書く用意だけして、一回も書いていない。

    無理からに更新する必要もないが、といって更新間隔があくのも「日記」という趣旨からしてうまくないので、そのネタで更新。

    最近泊まりの仕事が増えてきていて、そうでなくても、自分用の定まった仕事場のないフリーターの身、毎日のようにPCを持ち歩いている。

    今使っているのはThinkPad T40。購入して1年以上経つが、全然古びれないし、使っていて飽きない。ただ毎日持ち歩いたり、泊まりの仕事で着替えなどと一緒に持ち歩くのにはやや重い。1kg前後のノートPCの記事を読んだりしていると、2.2kgのT40を持ち歩くのに嫌気が差してくる。もっと気楽に持ち歩けるPCを買えば、いろいろ仕事もうまく行く気がしてくる。そうなのだ、私が日々疲れているのは、重い荷物を持ち歩いているからなのだ。

    というわけで、軽いノートPCのリスト。

    • 松下 Let's note LIGTH CF-R
    • IBM ThinkPad X40
    • 東芝 dynabook SS S9
    • Sony VAIO PCG-X505
    • Sony VAIO Type-T
    • Sharp Mebius MURAMASA PC-MM2

    バッテリが持って、かつ十分な軽さを持っているのはLet's noteなのだが、さる仕事関係の人がみな同じ機種(世代は違えど)なので、なんとなく気乗りがしない。自腹切って買う道具ぐらい愛着を持って使いたい。

    T40を購入した前後の日記を読み返す。わずか1年前のこととはいえ、学会報告をしていたり、今とはずいぶん状況が違うことに気づく。安倍なつみソロデビューとも重なる。道具をきっかけに様々な記憶が蘇る。今より少しだけ輝いていた時の記憶。