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2009年07月20日
■ チャンプル5DISCO
購入品記録。
Lets not R3が不調なので、モバイル用にとThinkPad X200s、lenovo直販サイトにて発注。カード支払にしたけれども、ネットで見てみると、結構審査落ちとかするらしい。あらら。銀行振り込みにすれば良かったかな。画面WXGA+でSSD64GB、メモリ2GB、6セルバッテリ+9セルバッテリ。そこそこ軽くて、バッテリもかなり持って、キーボードが結構良くて、画面も広い。Letsは軽くて良かったけれど、作業性は悪かったし、ガシガシ入力するときには結構つらかった。これで作業効率が上がれば、多少の重量増と多少の出費も致し方なし。なんだけれども、無事届くのでしょうか?仮に審査に通っても1ヶ月待ちとからしいし。
ってことを書く場所じゃなかった。
モーニング娘。コンサートツアー2009春「プラチナ9Disco」DVD。ライブ自体の感想はさんざん書いたので、今更どうこうというのもないのだけれども、証明と衣装との組み合わせがなかなかムーディで美しい。ライブの良さをそこそこ再現できている。
ハロプロカバーアルバム「チャンプル1〜ハッピーマリッジソングカバー集〜」。
相変わらずカバー大好きな事務所、カバー嫌いなハロプロファンたち、というミスマッチアルバム。この意図について総合プロデューサー氏が語るには「「JPOP史に残る名曲をハローで歌っていく必要があるのではないか」という話がありました」だそうで。相変わらず主語が不明確。しかも必要があるも何も、昨年だってその前だってそういうことはさんざんやっているのにまだまだ足りないのかなあ。
と批判がましく書いたけれども、カバー自体にそれほど私は否定的でもない。ちゃんとオリジナル曲もリリースして、やることやっていれば、カバー曲を出すこと自体は悪くないんじゃないの。そうはいっても正直この事務所のこの手のことがらに対する執念というか執着にはついて行けないところがあるのだけれども。
まああれでしょ?「アイドル」業なんて心底バカにしていて、それでも握手や何やらでバカをつっておいて、そのバカどもに良質な「名曲」を聴かせて、感化させて、麗しき音楽文化再建の礎たらんとしているとか、そういう感じでしょ?見事にそういう作戦につられて舞台まで観にいくようになって文化資本増強しまくりの人間が少なくともここに一人いるわけだから、この事務所の執念もちょっとは実ったわけだ。
私はカバーというところではなく、現「ハロプロ」というくくりがもう嫌になったので、このアルバムはスルーするつもりだったのだけれども、曲名と歌い手が明らかになると、これこれは聞かなくては、というのが数曲あったので、購入。といっても円盤ではなくてデータで。iTSにて。
- 守ってあげたい 新垣里沙・亀井絵里(モーニング娘。)
- 部屋とYシャツと私 田中れいな(モーニング娘。)
- for you・・・ リンリン(モーニング娘。)
- 秋桜 高橋愛(モーニング娘。)
- DIAMONDS<ダイアモンド> High-King
買った5曲についてはどれもとても良かった。High-Kingだけはちょっと微妙なところもあるけれども、それ以外はすべて原曲の風景と歌い手の個性とが上手くマッチングされていて、あえて「カバー」として一連の曲を聴く意義がきちんと感じられた。
ガキ亀「守ってあげたい」。軽やかながら伸びのあるボーカルがさらっと気分良く聞ける。新垣里沙と亀井絵里という声質の全く違う二人の声が違和感なく絡み、しかし各々の声の魅力がにじみ出て来るという。この二人が各々ソロで歌っても良かったと思うけれども、あえてデュオで歌うことによる価値がしっかり感じられる。
田中れいな「部屋とYシャツと私」。主人公の女性の性格的なものが実に上手く表現されている。はまり役というか。ま、亀ちゃんが歌ってもそれはそれでうざくてすてきだったかも。
リンリン「for you・・・」。日本語ネイティブじゃない感じが「アジアの歌姫」っぽいムードを作り出している。アジアスケールの歌いっぷり。「ラブ・イズ・オーヴァー」とか欧陽菲菲の曲とか聞いてみたいかも。
高橋愛「秋桜」。低音のどっしりとした響きが暗めのこの曲調に実にマッチしている。嫁入り前の娘の歌というよりも、死に瀕した母の介護をする娘の歌、かと一瞬勘違いしそうになった。辛気くさい演歌歌謡を見事に歌いこなしている。歌唱的には前田有紀レベル。リンリンとともに「アイドル」ではない。この曲に文句を言っている「バカ」は事務所同志の唱える「歌謡曲精神」に対する真に実践的な学習が足りないので、きちんと総括するように。
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