重層的非決定?

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2005年02月01日

■ 玄箱でTomcat

玄箱HGによる自宅サーバ作り。自分用のメモ。

まずはDebian化に必要なファイルを 求人 学習 資格 マネー クレジットカード at kaguya.biz さんのサイトからいただく。あとは

@HomePC-Blog | 玄箱/HG - Debian化キット導入さんのサイトがまとまっていて見やすかったので、ここのとおりにざっくりDebian化を果たす。

以降の細かな設定は404 Not Foundがよくまとまっている。Debian化のところだけは玄箱のバージョンが古いので注意。

aptの設定のところでは、ウェブプログラミング系のソフトはなるべく新しいバージョンがほしいので、あえてunstableのほうにしておいた。

私が導入したのは、Samba、SWAT、Webmin、NTP、Apache、Postgres、PHP4、phpPgAdmin、ここまではまずまずすんなり。

Sambaの文字コードは現在悩み中。Windowsから使うだけならUTF-8が無難だが、Linux側からの扱いが面倒。EUC-JPはWindows側でつけた既存のファイル名を変える必要がある場面が少なからず出てくる。ファイル名に日本語をつけているのがそもそも愚劣だな、と思いつつ。

Webminは変な癖がある。一度導入してしまうと再インストールが難しい。前の設定が妙に残る。ポート番号を変えれば、一から設定ができる。

phpPgAdminはログオンするユーザの設定などに微妙に苦労する。なぜかログオンができない。最終的にはうまくいったのだが、手順は覚えていない(<役に立たんな、おい)。passwordをもつPostgresユーザの作成あたりが肝だったと思うが。それとは別にPostgreSQL用GUI設定ツール導入(phpPgAdmin) - Fedoraで自宅サーバー構築はいろいろ参考になった。

ここまでは比較的情報も多く、また私自身もそれなりになじんだ環境なので何とかなったのだが、問題はJAVA。玄箱でJAVAを動かしているレポートがほとんどない。ましてTomcatを実際に動かしているという事例がまったく見当たらない。

とりあえずJAVAについては[て] 玄箱でJavaを何とかする: 大阪てきとー日記を参考にする。で、ここにあるように実に遅い。PowerPC 266MHzってこんなに非力なのか?5行の「Hellow Java」プログラムのコンパイルに10秒。実行に2−3秒。かなり使い物にならない予感。Tomcat導入へ不安が高まる。

Tomcat自体はDebianが持っていて、これをapt-get installするとどうやらDebianのJAVA互換環境Kaffeも一緒にインストールされるようだ。なんだ、IBMからわざわざダウンロードしなくてもよかったのか?しかしこの環境ではなぜかTomcatがうまく起動しない。よくわからないままにこちらは全部消してしまって、The Jakarta Site - Jakarta Downloadsからバイナリをダウンロードして適当に展開。JAVA_HOMEとPATHの設定をして、startup.shを実行。最初はぜんぜんうまく起動しなかったが、デフォルトのポート番号(8080)を適当にいじっているとなぜかうまく起動することがあり、そのまま運用。適当なポート番号に変わっているので(8001とか)、このままでは不便だが、Apacheと連携させれば問題なし、と割り切る。

Apacheとの連携にも一苦労。mod_jk.soというファイルを入手しなければならないのだが、LinuxでPPCでバイナリを探すのに一苦労。どうしたか忘れた(おい)。たぶん灯台下暗しでapt-get installで入手できた気がする。

あとはTomcat4インストールメモ - Makoto のおもちゃ箱などにあるように、server.xml、httpd.conf、workers.propertiesを設定すればよい、はずなんだけれどこれも一筋縄には行かない。何回もロジカルでもなんでもなくやたらめったら設定を変えて、再起動かければなぜか時々うまくいく(なんのこっちゃ)。

どうも不透明な部分が多すぎてまったく自分用のメモにもならない。何はともあれ、Tomcatによるサーブレット環境が出来た。でもこれもう一度やれといわれても、多分出来ないな。

投稿者 althusser : 2005年02月01日 00:00

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