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2005年02月07日
■ 玄箱まとめ
自分用のメモ、とだらだら書き流していたが、それなりにアクセスもあるし、特にJavaと絡めればGoogleでもそれなりの順位でヒットしてしまうので、まじめに書く。
- 玄箱のDebian化
- サーバソフトの導入
- ntpdate
- apt-get install ntpdate でインストール。後はcrontabに
0,15,20,45 * * * * root /etc/init.d/ntpdate start
とでも設定しておく。 - webmin
- Webベースの管理ツール。webmin-モジュール名の多くのモジュールを組み込んで使う。
- samba
- NASとして使うのなら必須。設定はwebminとSWATで行うのが楽。
/mnt以下のフォルダを使わないとHDDがもったいない。文字コードはUTF-8にするのが無難。
- これについてはほかでいっぱい情報が公開されているので、私が付け加えるところは特になし。
- Debianが入ってしまえば、たいていのものはapt-getで簡単。とりあえず私が入れたソフトの一覧。
ServerType inetd ListOptions "-la"・・・ドットファイルも表示 defaultroot ~ !web管理用ID defaultroot /var/www web管理用IDぐらいかな。
/etc/apache/httpd.confの.phpに関するコメントをはずす。
ついでにphpとは関係ないが、たとえば/var/www/cgi-bin/でPerlを使うときには、
<Directory /var/www/cgi-bin> Options ExecCGI </Directory>などと設定する。
createuser -AdPE usernameでpostgres用ユーザ作成。
パスワードの変更はpsql templete1でデータベースにアクセスしてから
alter user username with password 'password';phpベースの管理ツールphppgadminを使うときには/etc/postgresql/pg_hba.confの設定で
host all all 192.168.1.1 255.255.255.255 trust←identになっている場合があるなどとする。
$conf['extra_login_security'] = true;←postgresなどでのログインを禁止 $conf['owned_only'] = true;←ログインユーザのデータベースのみを表示としておく。ついでにpgadminフォルダにはBasic認証をかけておく。
dc_eximconfig_configtype='internet'ぐらいですか。自ホスト以外からのメール送信はデフォルトできちんとはねてくれる。
LOCAL_DELIVERY=maildir_homeに変更。
export JAVA_HOME=/usr/local/IBMJava2-ppc-142 export PATH=${JAVA_HOME}/bin:$PATH export CLASSPATH=.:$JAVA_HOME/lib/tools.jar←Tomcat用と設定。
http://sunsite.tus.ac.jp/pub/apache/jakarta/tomcat-4/v4.1.31/bin/よりjakarta-tomcat-4.1.31.tar.gzというファイルをダウンロードして、/user/localに展開。 さらにapt-get install libapache-mod-jkでmod_jk.soを入手。/usr/lib/apache/1.3/にコピー(最初からそこに入るかも)。
Apacheの設定ファイル/etc/apache/httpd.confの最後あたりに
LoadModule jk_module /usr/lib/apache/1.3/mod_jk.so JkWorkersFile "/etc/libapache-mod-jk/workers.properties" JkMount /*.jsp ajp13 JkMount /examples/* ajp13 JkMount /examples ajp13 JkMount /jdoc/* ajp13 JkMount /jdoc ajp13 Alias /examples /usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31/webapps/examples Alias /java /usr/local/jacarta-tomcat-4.1.31/webapps/ROOTを追加、/etc/libapache-mod-jk/workers.propertiesを
workers.tomcat_home=/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31 workers.java_home=/usr/local/IBMJava2-ppc-142 ps=/ worker.list=ajp13 worker.ajp13.type=ajp13 worker.ajp13.host=localhost worker.ajp13.port=8009とする。これで設定完了
後は/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.31/bin/startup.sh→/etc/init.d/apache startでTomcatとApacheを起動。
またexample以外のフォルダを使うときには/usr/local/jakarta-tomcat-4.1.3/conf/server.xmlと/etc/apache/httpd.confの「example」に関する設定を好きなフォルダ名に置き換えてコピーする。
長々と書いてきたが、玄箱特殊の問題はJavaSDKをIBMのサイトから入手しなければならないことぐらいだろうか。それ以外は玄箱もDebianも無関係の設定。 玄箱のスペックの問題もあり、やや反応は遅いが、一度きちんと動き出せば、まずまず使える。トラックバック
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コメント
はじめまして!!!
「玄箱まとめ」を参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
はたのさんは、Tomcat上でJSPからMysqlDBに接続して行の追加など行ったことはありますか?
現在挑戦中なのですが、ブラウザにエラーも吐き出されず砂時計のままで、途中でセッションが切れるようなのですが。。。
いろいろなサイトをみてもDB接続まで記載されている玄箱のサイトがないものですから、スペック不足と諦めかけているのですが。。。
もしよろしければご返事お願いいたします。
投稿者 ryo : 2008年02月12日 22:17
すみません。MTがスパムコメントとしてしまっていたようで、見落としていました。
今更ながらお返事を。
TomcatからDBはやらなかったような・・・。玄箱ではJava関連はあまりにも非力でいろいろ試す気には結局なりませんでした。おっしゃるとおり、スペック不足だと思います。
いまはMac miniに寝返り、快適です。JavaもDBもむちゃくちゃ快適です。
投稿者 はたの : 2008年02月19日 16:23