重層的非決定?

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2010年02月22日

■ Thinkpad二機種とVAIO Z

大阪に行ったついでにヨドバシカメラ梅田でThinkpad X100e、Edge、ソニースタイルストアでVaio Zをみる。

X100eとEdge、Thinkpadとしてアイソレーション型のキーボードを搭載したことで話題となった機種。ということでまずはキーボードをチェック。X100eとEdgeではこれまた微妙にキータッチは違うが、いずれもアイソレーション型にしてはThinkpadのキーボードっぽいというのは確か。しかしではX200と似た感覚で使えるかというとやはり別物だと感じだ。アイソレーション型の問題なのか、別の問題なのかはわからないが、キータッチにThinkpadの良質なキーボードにある「躍動感」のようなものが感じらない。ストロークが浅いわけでもないのだろうが、打ち心地がどことなく平板で、結局のところ「板を叩いている」感じがぬぐいがたい。ただ全くだめというわけでもなくて、このキーボードで長文を打て、といわれればそれはそれでできるとは思う。同じアイソレーションキーボードということで言えば、Mac Book Proのキーボードよりは打鍵感は良好と思う。

筐体など全体の印象。Edgeはそれほど興味もないのでさらっとみただけだが、高級感はないけれども、剛性感はしっかりあって悪くない。X100eはEdgeよりも一応Thinkpadよりではあって、こちらも高級感はなくプラスチッキーではあっても、やはりしっかりしていて、Thinkpadとして違和感はない。ただX200sと比べて実際に重量があって、筐体全体は気持ち小ぶりで見かけもカジュアルなだけに、余計に重量感を感じる。片手で持ち上げてみると(バッテリはついていない状態なのに)、ずっしりとした重みを感じた。基本的に(当たり前の結論ではあるが)X200sユーザが購入対象とする機種ではない。

新型Vaio Z。FullHDを13インチ液晶に搭載できるということで話題の新機種。ブランドものなどの売り場が中心の小じゃれたビルの4階にある。私には少し場違いな感じがあって、行きづらいが、Vaio Z見たさに赴く。

VAIO Zが5台ぐらい並んでいるコーナーには意外と人がいない。ヨドバシカメラにこのコーナーがあったらずっと触りっぱなしの人がいて、なかなか順番が回ってこないところだろう。やはりこのビル「オタク」を遠ざける力があるようだ。

というわけでわりとゆったりとVAIO Zを観察できた。天板の種類から、CPUから、キーボードの種類からそれなりに各種おいてあって、比較検討ができる。

天板。グロッシープレミアムカーボン、プレミアムカーボン、ブラック、シルバー、メタルモザイクがおいてあった。注目のグロッシープレミアムカーボン、やはり断然目立つ。アメリカ人風の言葉を使えばまさに「セクシー」。ただし指紋もつきそうだし、さらにちょっとしたことで傷がつきそうなので、指紋は拭き取ればよいが、傷がつくだけで急に惨めになりそうな予感もする。それでもさしあたりのこの美しさ、豪華さには目を奪われる。

プレミアムカーボン。こちらは指紋も目立たないし、傷もグロッシープレミアムカーボンよりは気にしなくてすみそう。その代わり派手さもなくて、ちょっと見にはブラックとさほど違わない。それでも角度によって微妙に色が変わるなど、じっくり堪能すればこれはこれでなかなかに味がある。

ブラック、シルバーは特にどうと言うことはないし、メタルモザイクもシルバーに模様が印刷してあるだけ、という感じで、それ以上のものではない。

それでは私だったらどれを選ぶかというと、やはりグロッシープレミアムカーボンを見てしまうと、いろいろ不安もありつつ、これを買うしかない、という気分にはなりそうだ。それぐらいにとりあえず目を引く。

FullHD液晶。WXGA+と比較できたが、やはり画面上のものが相当に小さく見える。同じWebページを見ても画像から何からかなり小さくなる。Webページ一画面を見るだけならWXGA+の方が普通に見やすいと感じるだろう。でもこの凝縮感、精細感は代え難いものがある。文字も小さくなるが、アプリケーションレベルではどうとでも調整できるので、そちらには不安はない。私は高解像度至上主義者なので買うとしたら文句なくFullHD。

キーボード。こちらもアイソレーション型。旧型Zはストロークを大きめにとったためだろうか、キートップの嵩が微妙に高くて、逆に打ちにくく感じられた。隣のキーに指を滑らせるときに引っかかる感じがするのだ。それからすると新型Zは普通のアイソレーションキーボード。VAIO Sなどと同じ感覚で使える。逆に言うとストロークも含めた打ち心地もそのレベル。MacBookProの下。長文を打つとなるとちょっとストレスを感じそう。

キーボードにはバックライト付きとそうでないのと二種類あって、バックライト付きの効果は見られなかったが(店内が十分に明るかったので)、キートップの素材の違いは感じられた。ざらっとした感じの通常キーボードに対して、つるっとしたバックライト付き。どちらでも大差はないが、バックライトが点灯しない状態での見た目は通常キーボードのほうが私は好みだった。

全体の作りは基本的にはとても美しいし、しっかりできていてよいと思う。が、液晶を開いたり閉じたりするときに、液晶側が微妙にしなる感じが、最近のソニーノートの定番であり、あえてそうしているのだろうことは理解しつつ、私には「ちゃち」な感じがして、そこはマイナス。ThinkpadやLets noteと比較して何とも頼りなく感じてしまう。

もともと今ノートPCを買い換える需要もなく、金も有り余っていないために購入予定のない私のほとんど意味のない総括。キーボードが不満なので仕事用PCとしては使えない。自宅での趣味用PCとしては液晶の解像度はすてきだが、どうせならもっと大きな液晶の方がうれしい。というので確かにかっこいいし、ほしいと言えばとてもほしいけれども、これと言った使い道はなさそうだ。

投稿者 althusser : 2010年02月22日 16:54

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