重層的非決定?

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2006年03月28日

■ 聖徳太子ならざる

まったくアップフロントは何を考えているんだ。いくら合わせ買いがあるといっても、こんなに固められたらお金もつらければ時間だってつらい。

ということで

2nd ~染みわたる想い~

2nd ~染みわたる想い~

買ってきたべさ。

も買ってきたんやよ〜。

アロハロ!2 後藤真希 DVD

アロハロ!2 後藤真希 DVD

は買わなかったぽ。

あ〜、アロハロは基本的にはあまり・・・。新曲は買うんで。

も買わなかったで〜す。ちょっと悩んだけれど。また来週当たりひょっこり買うかもしれないけれど、あまりDVDって見る時間的余裕がないし。

ジリリ キテル

ジリリ キテル

どんな曲かも知りません。ごめんなさい。

とりあえずなっちこと安倍なつみの二年ぶりのアルバム「2nd〜染みわたる想い」。

とにかくアルバムとしてもまとまりがすばらしい。安倍なつみのかわいらしさとさわやかさが全編にあふれている。やや継ぎ接ぎだった「一人ぼっち」から一転、全体を通して聴けるアルバム。一曲一曲の印象は少し薄くなるが、全曲を通して聴いて、すっきり心の中に曲が染みわたってくる。ハロプロ系のアルバムは割と「モーニングセット」的多彩さを持つものが多い中、アルバム全体で春の訪れを感じさせるさわやかな世界を作り出せている。最後の台詞だけの曲?も、アルバムの最後の締めとしては決まっている。

欲をいえばこのアルバムと同時発売で安倍なつみのある種の激しさを押し出したアルバムがあれば、安倍なつみの表現者としての可能性が見られて面白かったのに、と思う。「チェインギャング」と「ふるさと」をあれほど声の表情を変えて歌い分けるその可能性を。

モーニング娘。「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」のシングルV。

今更改めて思うことでもないが、モーニング娘。っていいよなあ、と思う。

愛ちゃんこと高橋愛とれいなこと田中れいなが並んで踊っているシーンが結構あるのだが、大人っぽくちょっとけだるそうに踊る高橋さんとちょっとオーバーアクション気味にがんばって踊る田中さんの対比が面白かったり、ちょっとアホっぽい振り付けをそう見られることを織り込み済みでちょっとはじらいの表情を浮かべながらやんわりと流すように踊るミキティこと藤本美貴をみて、つくづくいい女だなあ、と思ったり、ガキさんこと新垣里沙が、分かってはいたが、ちょっと驚くぐらいにきれいになっていたり、メイキング映像を含め、「モーニング娘。」をめいいっぱい再認できた。

とりあえず今日買ってきた2作品いずれも聴き続け、見続けるに足るすばらしい作品であった。

しかしだよ、安倍さんのアルバムを聴きながら、モーニング娘。のシングルVを見ることはできないのだよ。

まったくアップフロントは何を考えているんだ。

■ 「とくばん」への注釈

ちょっと古い話題だが、まだ引きづられたりしている話題なので、「うたばん」について。

問題となったのは現モーニング娘。と元モーニング娘。が一堂に会してトータライザーでいろいろな質問に答える、という企画。その中で「生まれ変わってもまたモーニング娘。になりたい」という質問があった。それに対して元モーニング娘。は8人中7人が「またモーニング娘。になりたい」と回答した。それでも1人がそうは回答しなかったということで「え〜」と大ブーイングが起きるほどだった(ちなみにその1人は中澤さん、今度は結婚したい、という落ち)。それに対して現モーニング娘。は10人中3人しか「またモーニング娘。になりたい」と回答しなかったばかりか、それに対してありうべき「突っ込み」が司会からなされなかった(あるいはそれが放送されなかった)。それが「問題」になっているのだ。現モーニング娘。にはモーニング娘。愛がないのか?

もうあちこちで明らかにされていることだけれど、知らない人は知らないと思うので、ここで改めて書くと、あの放送は切り貼りをやりまくって一貫した(と見える)シーンを作り出しているので、放送されたワンシーンを切り取って何かを解釈するのはとても危険だ。はっきりしていることは現モーニング娘。と元モーニング娘。は同じ時間に同じスタジオにはいなかったのであって、両者バラバラに収録したものを一つのシーンとして描き出したものにすぎない。従って例えば元メンバーの回答に対する現メンバーの反応などというのは実在しない。それがあたかもあったかのごとくそれとは無関係な文脈でなされた反応を切り貼りしたものがあの放送なのだ。つまり8人中1人が「生まれ変わったらもうモーニング娘。にはなりたいとは思わない」という「驚くべき」回答をしたというのに対する現メンバーの反応として比較的「らしい」(とスタッフが判断した)シーンが挟み込まれたにすぎず、そのシーンにたまたまトータライザーの「3」という数字も映ってしまった、というだけのことだ。だからあの「3」という回答結果がどのような質問であったかは全く分からない。もちろん「生まれ変わってもまたモーニング娘。になりたい」という質問であったかもしれない、しかしそうではなかったかもしれない、それを判断する材料は視聴者である私たちは持っていない。確率的にいえば、切り貼り編集をした結果の一シーンがたまたま同じ質問に対する反応だった、という方が圧倒的に低い、と私は判断するが、でも分からないものは分からない。

ということで、あの一シーンからモーニング娘。の現メンバーと元メンバーの「差」を論じるのは無理だし、無効だ。

2006年03月25日

■ ジェンダー横断的な

モーニング娘。主演のミュージカル、「リボンの騎士」。

ミュージカルというのは基本的に苦手なんだけれど、今回のは筋書きを読む限り結構面白そうかも。

姫として生まれながら政治的な思惑で王子として育てられた主人公サファイア。しかし隣の国の王子に恋をしてしまい、男としての立場と己の感情との狭間に苦しむ、という設定。これだけでそれなりに物語としては筋が通っていると思うのだけれど、生まれる前の「天上界」において男と女の魂の両方が注入されていた、というおまけ付き。この設定の冗長さがすてき。

この主人公サファイアを演じるのが愛ちゃんこと高橋愛。歌、踊りの力は定評があり、おまけに宝塚ファン、これだけでもこのミュージカルの主人公として適役だというのに、男と女両方の魂を持っているという設定、愛ちゃんを「オタク系」男の子とラベリングしている私にとって、これほどの適役はない、って王子とオタクじゃちょっと違うか。

■ 購入品

しばらく放置状態。

その間に

購入。

まだ通してはみていないけれど、これは楽しい。何が楽しいって特典音声としてオーディオコメンタリーなるものが入っている。メンバーが映像見ながら、そのときの裏話とか思い出とかをいろいろしゃべっている。メンバーと一緒にDVDを見ているような感覚になれる。これは当たり。ほかのコンサートのDVDでもぜひこの特典は入れてほしい。

それにしてもそろそろ新曲出さないと、単独コンサートやるのもつらくなってくるだろうに。

当然

も購入済みやよ〜。完全に話題から乗り遅れているな。とりあえずネットの評判は必ずしもよろしくないようだ。歌はともかく衣装とか踊りとか。

私はちょっとアホっぽい歌も好きだし、全体的にバラバラで見る側を何となく不安に陥れる踊りもいいと思うけれど。評判の悪い黒タイツも、、、、いまいちかな。

まあいずれにしても今更の話題、無理気味に更新。

■ 購入予定品

なっちこと安倍なつみ、もうすぐアルバムも発売されるし、シングルも間もなく。

シングル曲の「スイートホリック」、とりあえずシングルVの方のジャケット写真がいい。曲はきちんとは聞いていないけれど、ちょっとかわった、ちょっと小じゃれた感じの曲調。安倍なつみはもう少し泥臭い感じの曲の方が合う気がするけれど。

アルバム曲。こちらも第一印象は割とあっさりさっぱりした感じの曲が多いと感じた。ファーストアルバムの曲は割と濃い感じのものが多かったのと好対照。さびの部分だけ聞いたときはちょっと「薄め」かなと思ったが、Gyaoで安倍さんの紹介付きで改めて聞くと、いや、これはかなりいいアルバムかも、と思うようになった。ちょっと懐かしいような、少し切なくて甘酸っぱい感じの気持ちを思い出させるような曲が詰まっている。レコーディングもぶつ切りではなくて、一曲まとまったものとして歌ったようだ。一般的な歌唱力というのとは少し違った次元で歌の世界を紡ぐ力を持っている安倍なつみを存分に感じられる仕上がりになっているのではないか。なにより安倍さんがあんなに楽しそうに紹介しているのだから、いいアルバムに決まっている。

(●´ー`)聴いた人にしか分からないですよね。聴いて?ください?

聴きますとも。聴きましょう。

それにしてもこのGyaoの映像、CDの特典としてつけてくれたらかなりうれしいんですけど

2006年03月13日

■ プリズンガール

しばらく忙しくてネットで情報収集を怠っていたが、本当ですか?なっちこと安倍なつみが2時間ドラマ出演とか。しかも囚人役とか?!

アルバム、シングル発売と同時期に一気にそんなうれしいことがあるとは。今までのフラストレーションを一気に解消するように活躍の場が再び広がっているのがうれしい。しかもこれぞ「新境地」の役柄。歌はそれほど新境地開かなくても、もうある程度路線をしぼってもいい気がするけれど、ドラマはどんどん幅を広げてほしいと思っていたところ。

私自身が停滞しきっているので、いろいろあってもそれでも着実に前進している人を応援するのは楽しい。前にも書いた通り、「ふるさと」という定番曲の歌唱さえも驚くほど進歩している。たんにへらへらかわいいだけの娘。ではないのだ。今更だけれど。

放送日は4月18日(火)か。私むちゃくちゃ忙しいときやん。多分録画してみることになるだろうな。録画ミスだけはしないように。。。

2006年03月09日

■ 「知る」ということ

私が加護亜依について読みたかったのは、そして出来るならば私が書きたかったのはこんな文章だ。

aiaisar

単にリンクを貼るだけでは申し訳ない、何か紹介文を足そうと思うが何も出てこない。

2006年03月05日

■ ふるさと

Gyaoで放送中のハロプロアワーで安倍なつみと高橋愛が歌った「ふるさと」を聞いて、まだまだ語り足りないものを感じている。正直自分でも驚いた。安倍なつみと高橋愛のセッション、もちろん期待するものはとても大きかった。しかしその期待をはるかに上回る「ふるさと」を聞けた。単に私の安倍なつみと高橋愛への思い入れを足しただけでは足りないものがある。それは何なのだろう。

これまた正直に白状すると、私は「ふるさと」という曲をこれまで、他の安倍ファンと比べて、それほど評価してこなかった。同時期の安倍実質ソロ曲でいえば「せんこう花火」の方が好きだったし、同時期の娘。のシングル曲としては「Memory 青春の光」とか「真夏の光線」の方が好きだった。安倍卒業後のソロの曲としても「ひとりぼっち」「空 LIFE GOES ON」の方が好きだった。

「ふるさと」が娘。のコンサートで復活し、それを高橋愛と新垣里沙が歌ったとき、ちょっとした諍いが起こった。「安倍なつみの」「ふるさと」を他のメンバーが歌う、ということに対する安倍ファンの拒絶反応が諍いを招いたのだ*1。しかしそのときも私は冷めていた。「ふるさと」よりも何よりも高橋愛のソロが聴ける、ということに私は関心を持ったし、さらにいえばその曲は「ふるさと」ではない別の曲の方がもっとよかったのに、とさえ思った(たとえば「Memory 青春の光」)。

はたしてDVDになった高橋愛の「ふるさと」を私はいそいそと聞いたのだが、しかしそれは私の期待に見合うものではなかった。高橋愛のソロ、というのに私は多大な期待をしてしまっていたのだろう、想像していたよりも声の伸びがなく、期待していた堂々たる高橋愛の歌声が聞かれなかった。そしてそれは高橋愛への落胆ではなく、「ふるさと」という曲の「いまいちつまらない曲」という私の評価を再認することに繋がった(そして期待していた高橋愛の最高のパフォーマンスはその後、タンポポの「ラストキッス」によって実現された)。

そしてGyaoの放送。二人で「ふるさと」を歌ったらしい、というのは知っていた。安倍さんは冒頭で「たからもの」を歌うのだから、最後に歌うのは高橋さんサイドの曲の方が面白かったのに、と思った(例えば「大阪 恋の歌」)。それでも私にとって最高の歌い手二人の共演、期待は十分に高かった。

出だしを歌うのは高橋愛。やや不安定な立ち上がり。前に聞いたときとほぼ同じ印象。「ちょっと緊張しているのかな」。それを受けて安倍なつみ。じっくりと語りかけるような、とても落ち着いた歌い様。求めていたものを得られた気がして、とても安心する。

さらにそれを受けて再び高橋愛。落ち着きを取り戻して、透明感のある歌声が響く。そしてその透明感のある声が、都会で一生懸命日々の生活を送る不安感をとても上手く表現できている。歌の世界としての不安感。まさに「ふるさと」という曲が描き出そうとしている世界。1999年の安倍なつみが表現しようとしていた世界、それを高橋愛は見事に表現していた。

そしてこの高橋のパートを受けた安倍なつみの歌を聴いて、私は「ふるさと」という曲が名曲なのだと遅ればせながらに感じた。安倍なつみソロの「ふるさと」を何回も聞き、高橋愛ソロの「ふるさと」を何回も聞いたときには分からなかった「ふるさと」のすばらしさが、この二人のセッションで初めて理解できた。そして高橋愛を通じて、安倍なつみの歌手としての力を再認した。

安倍なつみの描く「ふるさと」の世界は、歌詞の世界の、高橋の歌う世界の、1999年の安倍なつみが歌った世界の「ふるさと」とは別のものだ。安倍なつみは東京にいるのではなくて、「ふるさと」にいるのだ。安倍なつみは都会から遠く離れた「ふるさと」にいて、東京にいる娘を想って歌っているのだ。安倍なつみの歌う「ふるさと」はすべてを受け止める絶対的安心の世界だ。

私がこれまで聞いて、私がこれまで理解していた「ふるさと」の世界は一方向のものだった。しかし二人の歌う「ふるさと」は遠い空間を挟んで、コミュニケーションが成立している。二人の歌う世界は同じものではない。なのに最後、二人の声が重なるところは見事に一つの世界に重なる。安倍なつみと高橋愛の「ふるさと」は母と娘の二人の歌だったのだ。

6年以上の月日を経て、私の中の「ふるさと」の奏でる世界は完結した。不安と安心の対立は止揚された。もちろん娘は母の元に返るのではない。一人力強く東京で生きていくのだろう。

*1:私はそういうこだわりは持たないが、しかしそういう感情自体は普通にあり得べき感情であって、それをいちいち捉えて安倍さんとそのファンを中傷した輩のことは私は未だに許していない

2006年03月03日

■ 安倍なつみと高橋愛2

同じくハロプロアワーで「ふるさと」を二人で歌う。

この曲はちょっとフォークソングっぽいところがあって、発声とか音程とかよりも気持ち、勢いで押し切った方がよく聞こえる曲。高橋さんは歌っているんだけれど、安倍さんは語っているという感じで、そういう意味での説得力を安倍さんの方により強く感じた。

と、はじめの部分を聞いて、安倍さんのパート部によりしっくり来るものを感じた感性を言語化してみたが、しかし繰り返し聞くうちに二人の比較のようなものはどうでもよくなってきた。気持ちを乗せて歌う安倍なつみ、透明感溢れる声で歌い上げる高橋愛、どっちも素晴らしい。そして最後、二人の声が重なり合うところ、この放送にはやはり神が宿っていたのだと感じた。

■ 安倍なつみと高橋愛1

Gyaoで始まったハロプロアワー、第一回は司会がなっちこと安倍なつみ、ゲストが愛ちゃんこと高橋愛、ということで、私にとっては紙のような包装、もとい神のような放送。

冒頭

(●´ー`)ねえ元気だった?

川*’ー’)元気でした。安倍さん元気ですかぁ?

(●´ー`)元気だよ。

川*’ー’)ああ、よかったです。

(●´ー`)よかったね。

高橋愛写真集「19」を見ながら

(●´ー`)いやあ、大人だなって安倍さん思って

川*’ー’)はい

(●´ー`)でも大人になって来ているんだな、っておもったよ。

川*’ー’)安倍さんの写真集も見ました。

(●´ー`)なに?いつの?

川*’ー’)最近の奴ですかね。

(●´ー`)ハワイの?

川*’ー’)安倍さんはなんかいつも可愛いという感じですよね。

(●´ー`)いやぁ、それはないよ。

川*’ー’)なんか、大人って感じではないですね。

(●´ー`)おやおや?ちょっと待てよ。ちょっと待って愛ちゃん、ちょっと待って。

川*’ー’)はい。

(●´ー`)なになになになに?

川*’ー’)あの、可愛いって感じ。

(●´ー`)あ、なるほどね。

川*’ー’)ぎゃはははは。面白い、安倍さん。

我が道を行くもの同士のトークは愛ちゃんの押し切り。

■ 発見

へえ〜、千ちゃんとなっちとは声が似ているんだね。

2006年03月02日

■ チーム力

モーニング娘。新曲「SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜」があちこちで試聴できるようになってきた。PVの一部を見ることも出来る。

曲自体は娘。本流の曲という感じで、アホっぽさとかっこよさと可愛らしさ、どれを狙っているのか解釈に悩む、という路線。そしてその解釈がメンバーによって違っているような感じで、PVで見せる表情にばらつきがあってそこが面白い。紺野さんこと紺野あさ美は可愛く、れいなこと田中れいなはかっこよく、ミキティこと藤本美貴はアホっぽく。愛ちゃんこと高橋愛はかっこよく歌おうとしているように感じられるけれど、何となくアホっぽかったり。

このバラバラな感じ、これぞモーニング娘。だ。

■ 曲中曲

今更の話題だが、モーニング娘。アルバム「レインボー7」収録の「レインボーピンク」について。

この曲の面白いところは、台詞と歌との関係である。台詞のある曲というのは数多い。しかしそのほとんどの曲においては、あくまで歌の作り出す世界がまずあって、台詞は歌の一部、あるいは補足として存在している。しかしこの曲はその関係が逆転している。歌はこの曲の「曲中曲」として存在しているにすぎず、この曲の世界を構成しているのは台詞なのである。

■ 2nd〜染みわたる想い

なっちこと安倍なつみのアルバムの曲名が発表。

タンバリンはなしか。なかなか「傷」は癒えない。でも逆説的にいえばそうした埋葬されてしまった傷の痕跡があるからこそ、彼女の刻む物語に惹かれ続けるのだ、とも言えるか。いささか負け惜しみがすぎるが。

発表された曲自体、もちろんまだ聴いていない曲が多数あるので、曲名だけで判断するわけだが、非常に物語性の強いもののように感じる。「なんちゃらバージョン」なんてのがない、というのがとにかくありがたい。

■ 青春時代

なっちこと安倍なつみの新アルバム「2nd〜染みわたる想い」収録曲の中で、現段階、題名を聞いた時点での期待度No.1は「学生時代」。

何となく題名を聞く限りフォークっぽい雰囲気。安倍さんはアイドル歌謡もいいが、フォークソングとかロックとかそういう「気持ち」で歌う歌の方がもっといい。というわけで、勝手に期待。

そしてジャケット写真も公開されている。2nd〜染みわたる想い〜

え〜と、これは何かの拷問ですか?30代半ばの半ヒッキーが買っていいような物じゃないですよね。このような写真は是非、パッケージの中に封入して、外はもっと簡素なものにしてください、ってエロ本じゃあるまいし。