2006年03月02日
■ 曲中曲
今更の話題だが、モーニング娘。アルバム「レインボー7」収録の「レインボーピンク」について。
この曲の面白いところは、台詞と歌との関係である。台詞のある曲というのは数多い。しかしそのほとんどの曲においては、あくまで歌の作り出す世界がまずあって、台詞は歌の一部、あるいは補足として存在している。しかしこの曲はその関係が逆転している。歌はこの曲の「曲中曲」として存在しているにすぎず、この曲の世界を構成しているのは台詞なのである。
投稿者 althusser : 2006年03月02日 00:00
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