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2006年11月28日
■ 見るべきものを見ず
貧乏暇なし、いろいろあっていろいろ思うことあって、いろいろ買いたいものもあるのに、全然時間がとれない。
カントリー娘。あさみ、みうな、卒業。里田まいさんが最近ソロで頑張っているな、と思ったら、こういうことだったのか。一人になってしまうことがあらかじめわかっていて、それでバラエティの仕事を割り振った、と。何となく合点がいく。
里田さん、「外」では、かなりの天然キャラで受けているようなのだが、この人、ハロプロ内では矢口真里さんと並んで(保田圭さんの次ぐらいに)とても常識のあるまともな人、で通っているんですが。あの程度であれほど騒がれるのなら、みうなが出ていたらどんなだっただろう、と惜しまれる。ハロプロの秘密兵器、みうながその本領を見せないまま卒業してしまうのを惜しむ。
二人とも、ハロプロにいてよかった、とそう心の底から思ってくれていることを希う。
買い物。ハロプロアワー、松浦亜弥新アルバム、そして待望のリボンの騎士DVD、と購入を決めているものが続々発売されているのに、買って鑑賞する余裕が全くない。まだ先日見た安倍なつみ主演ミュージカル「白蛇伝」も私の中で未消化なのに。
■ 批評と中傷
誰それの歌はぬかみそ腐る、とか誰それの演技は正視に耐えない、は批評だが、誰それは子どを堕ろした、とか、誰それは整形手術をしている、は名誉毀損である、このことがわからない人間はネットで文章をさらすべきではない。
2006年11月24日
■ DD崩れ
今日は京都東京の往復で27000円。ほかチケット代、パンフレットや会場限定DVD、食事代その他諸々で45000円ぐらいの出費。財布に結構お金を入れていったつもりだったのに、帰りの新幹線の切符を買おうと思ったらお金が足りなくてあわてた。東京駅なので、銀行を見つけてお金をおろせたけれど。一瞬バスで帰ろうかと思ったけれど、翌日の仕事に差し支えるので止めた。せっかく東京に来たのに完全に舞台を見ただけでとんぼ返り、冷静に考えれば結構もったいない。
前回更新時から10日あまりの購入品。
- モーニング娘。「歩いてる」DVD
- GAM 「メロディーズ」DVD
GAMのほうはテレビでごく一部を見たときは、あまり好みの作りではなかったので購入は見送るつもりだったのだけれど、店頭で流されていた画面を見ていたら、松浦亜弥と藤本美貴のキスシーン、唇を近づけるだけかと思っていたら、本当にくっついていて、「わー、くっついているよ」となんだか興奮して、買ってしまった。なんのこっちゃ。
今後の購入予定品。
- GYAOハロプロアワーDVD vol.1, vol.2
- なっちと愛ちゃんが出ているのだから当然購入。でも飽きるほど見返したので、内容は頭の中に完全に入っているけれど。
- 「冬冬モーニング娘。ミニ!」
- 収録曲名を見る限り、何となく手抜きアルバムっぽいのだけれど、買わないわけにはいかない。
- 「リボンの騎士 ザ・ミュージカル DVD」
- 6800円という結構なお値段なのだけれど、買わないわけにはいかない。
- 「プッチベスト7」
- 「お願い魅惑のターゲット/メロン記念日」と「夢から醒めて/高橋愛(モーニング娘。)」の2曲のためにアルバムを購入する。
- 「FRUITY KILLER TUNE」メロン記念日
- ベストアルバムなので、持っている曲がほとんどなのだけれど、「お願い魅惑のターゲット」と「LEATHER」の2曲のためにアルバムを購入する、ってなんだか上のとダブっているような。。。
- 「Naked Songs」松浦亜弥
- 久々のニューシングル、と思って勇んで購入するつもりだったら、よく見てみたらカバー中心のアルバムなのね。蕭々と購入。
あと安倍なつみのシングルクリップ集が発売されるはずなのだけれど、発売日などの詳細がわからない。それから安倍なつみアコースティックライブはDVD化されないの?詳細不明。
以上、年末までの購入予定品。結構選別しているつもりなのだけれど、これだけでも結構な金額。無事、年越せるのか?
■ 白蛇伝2
前のエントリで書きそびれたことについて補足。備忘録代わりに。
劇が終わって2回目のカーテンコール、全員そろって舞台上で挨拶するときに安倍なつみが共演者市川右近さんの衣装を思い切り踏んづけていた。それに気づいた安倍さんが市川さんにあわてて必死に謝っていた。
なっち、かわいい。
2006年11月23日
■ 白蛇伝
ようやくなっちこと安倍なつみ主演ミュージカル「白蛇伝」に行ってきた。
ネタバレは気にしない方なのだけれど、自分が見ていない舞台の感想を読んでも、共感の仕様もなく、というそんな拗ねた心性でほとんどこのミュージカルのレポートなどは見ていなかった。だから、客の入りがどの程度とかそういう情報もなかった。
大好評だったモーニング娘。のミュージカル「リボンの騎士」でも、客入りは6割ぐらいで、当日券で入れない可能性など絶対になかったので、会場が違うから当然観客収容人数も違えば、日数も違うということは無視して、当然同じように当日券で問題なく入れるものと信じていた。それでも念のため、朝7時に起きて、午前11時東京着ののぞみに乗る。おぼろげな記憶によれば11時から当日券販売とかいっていたような。
東京駅から会場まではたいした距離はないと思って歩いたが、道に迷って結果会場着が11時20分ぐらい。すでに先客が数名並んでいる。まだ販売前のようだ。
係員が出てきて、当日券は12時から受け付けるが、発売されるかどうかはまだ調整中で分からない、と頼りないことをいう。おいおい、こっちは新幹線代往復3万円弱使っているんだぞ、と心の中でぼやいてみても仕方がない。もし当日券が販売されなければどうしろというのだ。千葉で娘。がコンサートやっているのだっけ、大急ぎでそっちに行けばチケットあるだろうか、とか考える。正直こんなに頼りない話なのだったら、わざわざ新幹線使ってまでくることはなかった。どちらかというと空席を埋めにきた、ぐらいの気持ちだったのに、そんなに席って埋まるものだったのか。半分は安堵するのだけれど、現にお金を使ってしまったこちらとしては気が気ではない。
結局当日券は5-6枚だけあるという。前の人数を数える。4番目。危ない、危ない。
当日券待ちの列は普段のなっちコンサートの客層とそれほど違いは感じなかったのだけれど、次第にチケット持ちの人が集まってくると客層の幅の広さにも驚く。そうか、これは安倍なつみのミュージカルではなくて、白蛇伝というミュージカルの主演が安倍なつみというだけなのだ、と今更ながらに気づかされる。
客層が違えば、変な応援する人間の割合も減って快適か、といえば、そんなことはなかった。餓鬼もといお子様比率が高くて、私の隣に座った親子連れの餓鬼お子様が糞餓鬼いささか態度のよろしくないお子様で、始まって10分ぐらい経ってちょっと登場人物が下がったら、「もう終わり?」などと隣の父親に確認をしている。始まったばかりじゃねえか、と頭をどつきたくなでて差し上げたくなるのを堪える。
その後もその餓鬼お子様、何かあるごとに「もう終わり?」と確認しやがるなさる。自分のところの子どもが、2時間半の長丁場、原作アニメといってもそれほど子ども向きでもない舞台に耐えられる精神の持ち主かどうかぐらい見極められないのか、と親に腹が立った。将来を担う子どもの情操教育なのだから協力するものだろうなどというきれい事は私の頭の中には出てこなかった。何せ歌のたびに私語をするのだ。ミュージカルにおける歌はおしゃべりタイムじゃねえ。逆だ、一番のキモだ、と子どもに頭の中で説教をするが、どうにもならない。
休憩時間中に、その親子連れを含む集団がいろいろ席替えをして(何でもその集団の一組の親子が安倍なつみの熱心な(ちょっと変な)ファンに怒鳴られたとかいうことで、子どものおとなしさの度合いを考慮して席替えをしたようだ)、私の横にいた餓鬼お子様が別のところに行きなさったので、後半はゆったり舞台に集中できた。
全然舞台の感想を書いていなかった。
正直最初は安倍なつみを見に行ったので、それほど劇の中身には関心がなかった。でも結構楽しめるものだ。リボンの騎士もかなり楽しめたのだけれど、あれはどういっても、どこをどう切ってもモーニング娘。ほかハロプロメンバーが舞台上にはいるわけで、何を間違っても退屈はしない構造になっていた(けれど実際には話も結構おもしろかった)のだが、白蛇伝の方は安倍なつみにしか興味がないと正直つらくなる感じだったが、結局話自体も楽しめた。
リボンの騎士がハロプロ「内」の仕事としてとてもすばらしいものを作り上げてくれたのだけれど、こちらの方は完全にハロプロ「外」の仕事として、主役を張り、他の出演者に引け目をとらず演技しているのを見られたこと、これはこの秋シーズンにはなかった安倍なつみソロツアーを見ることよりも私にとって価値のあるものだった。「内」の仕事もいいが、それではいつまでも「アイドル」(しかもアイドルファンは基本「ロリコン」ゆえ、年を追うごとに活動は縮小再生産モードに入る)、こういう「外」の仕事こそ大事にしていって欲しい、と改めて思った。
唯一気になったのが、この物語の主人公、安倍なつみ演じる白素貞に婚約者を奪われた形になる桔梗という女性は、結局最後まで婚約者を奪われたままで終わってしまう(よね?)のだけれど、それでめでたしめでたし、でいいのか、というところ。桔梗ちゃん、ちょっと可哀想すぎるじゃないか、と感情移入して、なんとなくこの役を演じた相沢真紀さんのことを検索してみたら、相沢さんが書いているブログが見つかった。ちょっとファンになりそうになった。
2006年11月12日
■ 二つの物語
安倍なつみがモーニング娘。において紡いでいた物語は「成長」の物語であった。「ソロ」としては今一歩という5人を集めて、将来のソロ化を目指して活動する、という制作側が用意した物語に、少なくとも安倍なつみは見事に即応していた。ソロ化の意味づけは次第に変わり、ただの出発点ではなく、一つの到達点を示す「卒業」に変わったが、しかし本筋は何ら変更される必要はなかった。仲間とともにあって、ともに生活し、時に諍いもし、そうしたプロセスを繰り返しつつ、次第に独り立ちしていく。つまりこの物語は「私」が絶対的にして安定的な、まさに自分がその一部であり、かつ逆に自分にとっての一部である共同体から次第に巣立っていく、まさに典型的な「成長」の物語だったのだ。
一方高橋愛がモーニング娘。で紡いでいる物語はそうではない。高橋愛(やその他のいわゆる「新メンバー」)にとってモーニング娘。は最初疎遠なものとして現れる。それは既に自分の外部に存在しており、「私」の参入を拒んでいる。従ってまずもって必要なのは、こうした疎外状況の解消の物語なのである。そして高橋愛にとって、この物語がとりわけ長く続いた。
途上はたしかにはらはらさせられるものであった。それでも最後にはハッピーエンドになる、それがモーニング娘。の持つユートピア性なのである。安倍なつみはもはやモーニング娘。を必要とはしていない(というには本当はまだ少し不安なところがあって、それもまた一興なのだが)。そして高橋愛ももはやモーニング娘。を畏れてはいない(というには本当はまだ少し不安なところがあって、それもまた一興なのだが)。
「物語は終わった」(神の声で)。でもまた別の物語が紡がれるであろう。
■ 母なるモーニング娘。
購入品。
遅ればせながら、なっちこと安倍なつみ主演ミュージカル「白蛇伝」ソングセレクションCDとモーニング娘。新曲「歩いてる」、購入。
二枚ともざっくりPCに取り込む。「白蛇伝」のほうはCDDBにデータがなくて、曲名などを手作業で打ち込む。曲名もアーティスト名も一発で変換できないものが多く、疲れる。
取り込んでどちらから聞くか、というとこれが「歩いてる」のほう。自分でもそういうものか、と改めて確認した思い。「白蛇伝」はまだ見に行けてないので、当然曲もすべて未聴。一方「歩いてる」はテレビなどで結構見ていて、かなり気に入った曲。モーニング娘。のシングル曲の中でも、結構上位にはいるのではないか、というぐらい気に入っている。初回版についてきたDVDもよかった。今の娘。のゆったり伸び伸びした良さが際だっている。何の理屈も衒いもなく、 ただただ癒される。「白蛇伝」も安倍さんが歌っている曲だけは一通り聴いたが、やはり舞台を見て、話を押さえてからでないとピンと来ない。
土曜日。東京では「白蛇伝」をやっているんだな、と思いつつ、行くのは再来週ぐらいになるだろうか、とあれこれ思いめぐらす。初日は満員で当日券が入手できなかったとのことだが、日にちが過ぎれば大丈夫だろう、とか、しかし最終日付近になるとまずいかな、とか算段する。
ふと気づく。おお、そういえば今日は大阪でモーニング娘。がコンサートをやっているではないか。もし行くとすれば土日の大阪公演がチャンスなのに、何ら動かなかった。
この私の安倍なつみとモーニング娘。に対する優先順位付けのたすきがけ状態をどう理解すればいいのか、ハロプロにおける「推し」の何たるかについて、茫洋と考えるが、よくわからなくなる。
私は安倍なつみには「独り立ち」へ向けての成長の物語を、そしてその母体たるモーニング娘。には「彼女」が憩い、時に争い、そして「彼女」の成長を見守る「場」としての物語を見てきた。「彼女」がいなくなってからも、依然として「場」は別の「彼女」たちにとっての「場」であり続ける。私にとっての主役がいなくなった後も、その「場」は依然として光り輝くユートピアであり続ける。
安倍なつみはハロプロという枠を超えたいわばアウェーのミュージカルで主演をつとめる。私は彼女の「戦い」を見守りつつ、私自身の心の安寧の場をモーニング娘。に求める。私にとって安倍なつみは応援「する」対象だが、モーニング娘。はそこに「ある」ものなのだ。
2006年11月08日
■ 復活
本日無事帰宅。ネットワークも復旧。
ルータがやられていると、遠隔操作もできない。でもサーバのハードディスクがやられているよりはずっとましだけれど。冷や汗が出た。
今日はなっちこと安倍なつみのミュージカル初日。東京に行っていたので、ついでに寄って行きたかったが、開始時間に間に合わなかったのと、帰りの新幹線の時間が不安、18日ないし23日当たりに自腹で東京に行って日帰りで見に行くことにしよう。
CDも重要なのが二つ、件のミュージカル「白蛇伝~WhiteLovers~」ソングセレクション とモーニング娘。新曲「歩いてる」、発売日だったのだけれど、財布に金を入れ忘れて、新幹線のチケットと晩ご飯の弁当を買った後の所持金676円、これではCDは買えない。結局愛ちゃんこと高橋愛のグラビアが出ていたFLASH誌を購入。
「プリッとしなやか、ハタチの色香 サファイアの輝き」。なんのこっちゃ
2006年11月02日
■ 蛇口を閉めろ
「ハロプロキッズ」の中で私が顔と名前が一致する数少ないメンバーの一人である村上愛さんが*既に*彼女が所属していたグループ℃-uteを脱退していた、との知らせ。
公式には学業専念ということだけれども、既にネットではあるプライベート写真が流出したのがきっかけだと語られている。こういう曖昧な言い方だけだと、事情をよく知らない人が変に誤解するといけないので、もう少し具体的に書くと、プライベートで男性と二人で歩いている写真を「ストーカー」とその界隈で呼ばれている輩に取られてそれがネットにあげられたということ。
この件について、事務所への批判をいくつか読んだのだけれど、どうなのだろう。「ストーカー」やら、そいつがばらまいた写真でまたぞろ蠅みたいに汚物に群がり騒いだ連中が悪いのは当然として、はたしてこんなことで事務所が彼女を辞めさせたのだろうか。いくら何でもそこまでの事務所だとは私には思えない。むしろ本人の気持ちが切れてしまって、自ら辞めてしまった、という方が納得感がある。
14歳、それなりにプロとしての気持ちは持っていたとしても、自分のささやかなプライベートを盗写されたあげく、それを公開されて、それについてあることないこと、勝手なことを書かれる、そんなのに耐えられるのが普通だとは思わない。また耐えるべきだとも思わない。私が親なら、一も二もなく辞めさせる。そして事務所もそれを認める程度には「良心的」だったのだと思いたい。今までのいろいろな経緯を見ていても、私はその程度にはアップフロントという会社を信じている。
どう考えても最悪なのは写真をさらした輩であり、そしてそれに乗ってバカみたいに騒ぎ立てた蠅どもだ。一人の馬鹿が傷を捏造し、それに傍観者気取りの蠅どもが群がりよる。何度同じ光景を見せられればよいのか。
もう止めにしよう、いい加減そういう空気をつくっていかないと、「精神」が腐っていく。小さなことからでいい、何かを変えていかなければならないのだと思う。
ここを見ているハロプロファンの人に言いたい。もう2ch「狼」に何かを書き込むのは止めにしないか。メディアは手段でしかない、と言われたりもするが、そうではない。メディアのあり方は確実に「精神」を変容させる。そして今の2chというメディアの存在は人々の精神を少しずつ腐らせている。mixi個人情報流出事件、そしてハロプロ界隈で起きた今回の件、一人一人のおもしろ半分の、気楽な書き込みが、特定の人のかけがえのない人生を変えてしまう、そのことの恐ろしさに気づかずにものを言えてしまうシステムが匿名掲示板なのだとしたら、せめてその暴力性に気づいた者はそれにNoを突きつけなければならない。