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2009年03月31日
■ 最高のライブの中の汚点
ネガティブな話を先に書いてしまおう。
福井公演、昼夜とも私の席はファミリー席最後列。後ろは一般席。それはいいのだけれども。
夜公演、私の後ろの人、「お、立ち最前じゃん、結構いい席ちゃう?」とかなんとか大はしゃぎ。私もその会話をほほえましく聞いていた。しかし・・・。
やってくれました。メドレー中のリンリンのソロ。本ツアー随一の見せ場。一緒に声を出して歌いやがる。聞けよ、じっくり聞けよ。なんでリンリンの素晴らしい歌声を調子っぱずれなお前の歌混じりできかなあかんねん。
こういうのは安倍なつみコンサートでもよくあって、そのケースでは客が安倍なつみに心酔しきっていて、同一化しようと歌っているという感じで、それはそれで腹が立つのだけれども、今回のはもっとひどかった。歌い終わった後、そいつがしゃべる。「一緒に歌い上げてやったわ」。お前は何者だ?歌い手に対する最低限のリスペクトも感じられなかった。最低最悪の野郎だった。その後に控える高橋愛ソロの時が不安になる。そいつの着ているTシャツを見るとそいつがだれファンかが分かる。高橋愛ファンではなかった。そうであるだけに「やらかす」だろうとおもうと気持ちがざわめく。
リンリンとジュンジュンの「シャニムニパラダイス」。ここでそいつとその連れが私語をした。やはりこいつらには歌い手へのリスペクトなどかけらもないのだとわかり、振り返って睨み付けて「歌の最中にはしゃべらないでもらえますか」と注意した。そいつは何も言わなかった。
そして高橋愛ソロ。果たしてこの馬鹿、歌い始めた。もう凄い勢いで振り向いて睨み付けると、先ほどの注意が効いたのか、歌うのをやめた。それでも一小節「無駄」にした。もしこれでやめなかったら、公演終了後にでもアップフロント関係者を呼び出して、そいつのいた席番号を知らせて、(どうせFC席だろうから)FCサイドで何らかの対処を断固求めるところまでやるつもりだった。それでどうなるかは想像の埒外だけれども、FC席でしょうもない鑑賞態度でいる人、こういう覚悟でいる客もいるので、一応注意されたい。それがかりに「転売」されたものであっても、私は知らない。
客が一緒に歌う曲があってもいいとは思う。私はあまりそういうのも好きじゃないけれど。安倍なつみでいえば「愛しき人」とか、歌い手もそれを望み煽っているようなのはもう合唱曲としていいだろう。でもリンリンのソロパートといい、高橋愛のソロ曲といい、どれほどの期待と思いでこちらはその歌を聴こうとしているのか、それぐらいくみ取ってくれてもいいじゃないか。特に高橋愛ファンでもない人間が、高橋愛ファンにとって何物にも代え難い「凱旋」公演でのそのソロ曲を台無しにしようとするなんて、本当に信じられない。そしてこういう馬鹿がいる以上、私はモーニング娘。コンサートを「最高」だとは言えないのだ。
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