« 悲喜こもごも | メイン | 藤本美貴アコースティックライブ〜ミキティーズパーティ〜 »
2009年02月21日
■ 「泣いちゃうかも」発売イベント
モーニング娘。新曲「泣いちゃうかも」発売イベント、大阪公演一回目。堂島リバーフォーラムにて。
阪急で梅田に行き、そこからひたすら徒歩。一応かって知ったる大阪、それなりに距離はあるけれども、十分歩ける。
会場前、歩道に寝転がったりしている群れを発見。いい大人が何をしているのかと思う。まえに安倍なつみコンサートの客についていろいろ書いたけれども、この手の傍若無人な奴はあまり見かけない気がする。まあ大半はまともで普通の人の集団だけれどもね。
会場売りのDVDと写真セットを購入してから、まったり並んで中にはいる。
娘。にしてはこぢんまりした会場、もらった座席は14列、全部で20列ぐらいだったから半分よりも後ろだったが、それでも結構ステージに近い印象。座席は完全にフラットなのでそれほど見晴らしがよいわけでもないが、ステージの高さがある程度あるので、そこそこ見える。下手なライブハウスよりはよほどマシ。ただし入場したときには前半分はかなり埋まっていたから、早く入場した方がよい席がもらえたみたい。ちゃんとランダムにした方がいいと思うんだけれども。まあ、いいか。
座って鑑賞するのか、スタンディングになるのか、娘。イベントは久々なのでどうなるか、と思っていたら、果たして曲が始まるとぞろぞろ立ち出す。まあ娘。はそうだろうなと思う。一曲目は「泣いちゃうかも」。
安倍なつみライブだったらむっと来るぐらいにぴょんぴょん跳びはねる人がいたりするけれども、今は娘。ライブ、当然作法が異なるというものだろう。有料ライブではファミリー席の方がいいけれども、一般席でも何とかなりそうな気はした。
途中トークコーナーや寸劇を挟みつつ、披露した曲は「トワイライト」、そして最後にもう一度「泣いちゃうかも」。新曲カップリングの「弱虫」は披露されなかった。愛ちゃんの表情が微妙に元気がないような気がしたけれども、トークコーナーではそうでもなかったので、歌の世界に合わせたのだろうか、あるいは単に私の気のせいだろうか。
寸劇・トークコーナーについては高橋愛に関するところだけ。
寸劇では「小春」とつきあう「愛三(?)」役。料理を作ったり、ワイシャツにアイロンがけをしたり、部屋がきちんと片付いていたり、と「女性らしい」と思っていた小春が実はすべていろいろごまかしていることが小春の女友達によって暴かれていく、というストーリー。「男役」高橋愛だけれども、それほど宝塚風でもなかった。
「泣いちゃうかも」のワンフレーズ「またひとりぼっち、マリコ」のところ、「マリコ」以外でやってみようというコーナー。メンバーが自分の名前に置き換えてやってみることに。ジュンジュンが「ジュン子」と名前を変えたり、とかなり自由。高橋愛は真っ当に?「またひとりぼっち、あ〜い」と字足らずでもルール通りに披露。そのときにちょっと舌っ足らずな感じで「ブリッ子」(死語?)風に戯けてみせる。かなり可愛い。
恋愛に関するフレーズを紹介して、それについてコメントするコーナー。誰の言葉かは忘れた(覚える気もなかった)「愛することよりも愛されることの方が重要(大意)」という言葉についてコメントを求められる。「愛するというのは自分がすることだけれども、愛されるというのは相手の気持ちを動かさなきゃいけない(から難しいことだ)」。さすがリーダー、これはいいコメント。
イベントはおおよそ30分。生演奏でミニライブという趣だった安倍なつみイベントに比べるとどうという内容でもないが、無料招待イベントとしては悪くないかと。もっともこのイベントのためにCDを大量に購入したり、わざわざ新幹線に乗ったりはしないけれども。
最後、握手会。
前回エントリで書いた「愛ちゃんにはちょっとだけ伝えたいと思うこと」というのは、長くはなせれば「ラジオで『ずっと表現者でいたい』と言ってくれたその言葉をとても嬉しく思っているし、そうである限りずっと応援します」ということ。もちろんそんなに長くはなせるはずもないのでそれを要約して「ずっと表現者でいてください」。これでほぼ伝わるはず、なんだけれども、握手の流れの速さ、会場全体の騒々しさ、きちんとメッセージを伝えようとするとどこかに無理がかかると思い、断念。変に粘ったり、他のメンバーをおざなりにしたりするのは性に合わないので。まあ、私がわざわざ伝えなくても本人が「いたい」と言っているんだから、いてくれるでしょう。横浜の握手会に参加する人がいれば、私の替わりに伝えてください。
結局いつものようにメンバーの印象をこちらの記憶にとどめることに専念。まあ、私はそういう人間です。
しかも私の記憶容量の少なさから9人全員の印象を記憶するのは無理。そこら辺は気の向くまま。
記憶に残ったメンバーについて一言。改めて文字にするととても抽象的、ありきたりなんだけれども、私の中ではリアルな感想。リアルすぎて、かえって具体的な表現に落とせない。己の語彙の貧弱さが恨めしい。
- ガキさんこと新垣里沙。
- なんというか何とも言えないハートがある。ほんと、自分でもあきれるぐらい陳腐な表現。でも文字を増やすとかえって嘘くさくなる。
- さゆこと道重さゆみ。
- 天才的に可愛い。きれいとかじゃなくて、とにかく可愛い。もう爪の先まで可愛い。絶対的に可愛い。
- みっつぃこと光井愛佳
- いい意味で普通。堂々としているけれども全然芸能人ズレしていないという。普通の女の子だけれども、平凡じゃない。
- たなかっちこと田中れいな
- 宝石。ぎゅっと凝縮されていて、全身がキラキラ輝いている。安倍なつみに感じたのとある種近い印象。エースメンバーのオーラってやつ?
- そして高橋愛
- 純、素。ある種の鈍さ、ずぶさを持っているが故にどこか素の自分を隠し切れていないというような。その辺がちょっと危なっかしい感じがして、ちょっとはらはらするというか。
握手の順番が「新垣里沙・道重さゆみ・リンリン・光井愛佳・高橋愛・ジュンジュン・田中れいな・久住小春・亀井絵里」だったもので、愛ちゃんのあとのメンバーはとても記憶に残りづらかった。ジュンジュンは当然記憶に残るはずもなし。続くれいなは辛うじて記憶に残ったが、小春・亀は完全に記憶が飛ぶ。リンリンの記憶がないのは道重さんのせいでしょう、きっと。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://macmini/cgi-bin/blog/althusser-tb.cgi/1024
コメント
愛ちゃんに対する印象は物凄く同感です。でも、あの見ていてはらはらするような危うい感じが、彼女に惹かれる大きな要素でもありますよね。安倍さんもそうですけど。
投稿者 高橋順也 : 2009年02月23日 22:34
>見ていてはらはらするような危うい感じが、彼女に惹かれる大きな要素
そうなんです。
もっともハラハラしないで見られるぐらいの方が精神衛生上はいいと思いますけど。
ちなみに私は今は安倍さんはわりとどっしり構えてみられる感じです。
投稿者 はたの : 2009年02月24日 19:48