重層的非決定?

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2009年02月08日

■ 「ファン」のためのライブ

詳細な感想の前にもう一点。

私個人は本公演、(客を除けば)実によかったと思っている。それを最初に断っておいた上で。

公演時間70分。曲数13曲。通常コンサートの6割程度のボリューム。

それでお値段は普段のコンサートよりも1000円高い。さらに言えば、ほぼ同じ構成、会場の藤本美貴公演よりも2000円高い。

特に藤本美貴との価格差2000円は何だ?と思ったのだけれども、バンドメンバーの人数が違うのか。今年の藤本美貴公演はまだ分からないけれども、去年の例ではバンドはキーボードとギターの二人。本公演は4人。その差が2000円だと言われると、私は納得は出来る。

でもやっぱり70分、13曲のライブで7300円は一般的にいって相当高いと思う。何かで安倍なつみに興味を持って、ライブに参加してみた、という人がいたとして、この価格・内容に納得するかというと、そうは思えない。そういう意味では「ファンに甘えた」価格設定だと言わざるをえない。

私は「ファン」だから、ライブで少しでも収益を上げて、今後も継続的に開催されることを願って、特段欲しくもないグッズ写真も買いましたよ。私は写真蒐集家ではないので、普段は買わないのだけれども、今日はグッズ売り場があまりに閑散としていたし、もともと客数の少ないライブだけに、ちょっとは「お布施」しようと思ってね。そこはある程度甘えてくれてもいいと思っている。でもチケット代で甘えては駄目だと思う。それでは「ファン」しか参加できない、評価しないライブになってしまう。

投稿者 althusser : 2009年02月08日 00:24

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