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2009年01月02日
■ ハロプロ大賞2008 落ち穂拾い
勢いで書き上げてしまった「ハロプロ大賞2008」シリーズだったので、いろいろ積み残しが出てしまった。簡単に補足を。
去年の3月まで「歌ドキ」をやっていたことをすっかり失念していた。「歌唱」部門にエントリーしたかったものがあったのに。高橋愛「恋人よ」。これよかったのになあ。
加護ちゃんの件。私は彼女が「また歌いたい」という一心で復帰したのだと、加護ちゃんファンの人たちのブログなどを読んだりして、勝手にそう思っていた。「みんなの前で歌う」、それが目的なのだと。そうだとするとバラエティ番組出演は「手段」にすぎないということになる。実際misonoさんなんかはそういうことをはっきり言っているわけです。ライブをやりたい、でも今は出来ない。バラエティに出演してでもお金を稼がなくてはいけない。加護ちゃんも同じ気持ちだと私は勝手に思っていたわけだ。
そしてもしそうだとしたら、今のモーニング娘。、ホールクラスのコンサートを年間70公演やる今のモーニング娘。は彼女たちの目標であって、決して同情の対象じゃない。手段と目的をはき違えていなければそうなるはず。
でも加護ちゃんは今の娘。を自分の目標だとは言わなかった。「自分だけテレビに出られて」なんて言ってしまった。あ、そういう認識だったのか、と。加護ちゃんの自分に対する現状認識ってそうなんだ、と。自分の「スキャンダル」をネタにして、テレビに出られて満足。そんなことのために戻ってきたんだ。別にいいけれど。
思い切り意地悪く言うと上のような話。
まあ実際は違うんだと思うけれどもね。自分の目的が何かをぶらさず見据えてものを語る、ということができない娘なんだと思う。そういう危うさは昔からあったし、そういう危うさも含めての「加護ちゃん」なんだから、今更それをどうこう批判がましく言うのも違うとは思う。表面的な語りはどうあれ、心の奥底にしっかりしたものを持っていてくれればそれでいい。
でもその心の奥底にある思いをしっかりくみ取ってくれるスタッフは周りにいるのかい?ファンの前で歌う有料ライブといえば3万円イベントを連発する、そこに加護ちゃんの思いはくみ取られているのかい?
愛ちゃんを「エロ」ネタまみれにしてしまったこと。ごめんなさい!!!あくまで「ネタ」ですから。道重(さゆみ)さんが愛ちゃんを評して「カッコ可愛いセクシーガール」と言っていた、そういうことです。
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コメント
新年明けましておめでとうございます。
歌手にしろタレントにしろ、テレビ出演も立派な仕事なんですけどねぇ。(苦笑)
misonoさんについて触れておくと、松浦社長は彼女のバラエティ番組での活躍を本人の前で高く評価しておりました。
むしろmisonoさんの方が、歌で活躍したいという自身の願いとは別に、それでもやっぱり歌で会社に貢献しなきゃならないと、頑なに考えすぎてるように思います。
厳しい事を言わせてもらうと、いつも新曲は出したら出しっぱなし、今年も沢山ライブやってチケット売れたからそれで良いみたいなアップフロント流の考え方が、現在のこちら側の世界ではファンの間にも蔓延しているんだなと感じました。
他所の世界に行けば、一枚のCDと一人のファンの有り難みを実感しますよ。
基本的に、CDの売上枚数=購入者の数、ツアーの総動員数≒一度でも観に行った人の数と言う世界ですので。
CDを1枚買わせる事、ライブに客を呼ぶ事。
それが如何に難しい事なのかを知っているからこそ、加護のスタッフは慎重に進めているんでしょうし、テレビ・舞台・映画出演の仕事を取って来ているんでしょうね。
>3万円イベントを連発する
特にクリスマスの時期に沢山ディナーショーをやってる何処かの事務所だって、似たようなもんじゃないですか?
自分も行ってましたけど(笑)
投稿者 アンジェラス : 2009年01月02日 12:23
明けましておめでとうございます。
お返事、長くなりましたので、新規エントリを上げました。
投稿者 はたの : 2009年01月02日 13:26