2008年08月02日
■ 卑しき人
先日取り損ねた藤本美貴ライブ京都開催分に追加公演。そのチケット発売日が今日。
今日は特に用事がないため、12:00に会場に並ぶことは可能。と思ってネットで情報を探ってみると、深夜からもう既に並んでいて会場発売30枚分までほとんど余裕がないとか。
え、そんなに並んでいるの?というとそうではない。会場販売分は一人4枚まで購入可。すると8人並べばそれで終了ということらしい。
でも一人4枚はあまり買わないんじゃないの?と私の常識では思うのだが、そうではない。並んだ以上は4枚買う。
買ってどうするのか。仲間内で分ける。オークションで売る。
何だかなあ、と思う。自分たちさえ良ければ、規則ぎりぎりまで自分の「権利」を主張して、全体の「幸福」を思考する考えなんて一ミリもないんだな。一緒に行きたい人がいて例えば2枚買う、というのはとてもよく分かる。でもデフォルトが4枚というのは「仲間」の分といっても、あまりいい気がしない。
ましてオークション。もうはっきり言う。人間のくずだね。
この手の転売屋というのは何も価値を生産できず、むしろ社会的価値を減少させて、それでお金を稼いでいる。チケット(なり何なり)を正規に入手しようとする人の邪魔をして、そのものが欲しければ余計にお金をよこせといっているわけだ。卑しい。「物乞い」以下だ。「ダフ屋」のほうがずっとましだ(少なくともダフ屋は正規にチケットを入手しようとしている人の邪魔をしていない)。その売り上げで得た利益の税金も支払っていないのだとしたら、脱税者。ますます人間のくず。
別にハロプロファンが特に卑しい、といっているわけではない。日本人全体が卑しくなっている。その元凶の一つはYahooオークションだと思っている。個人オークションなんてもともとは自宅にある自分にとって価値のないものをお安くそれを必要とする人におわけします、とかそういう趣旨だったはずだが、今では(というか最初からか)この手の卑しき人間のたまり場となった。むしり取れるところからむしり取る。価値を何も生産していないのに赤の他人から金をもらうなんて、まともな人間なら卑しくて出来ないことを堂々とやる。もう性根から卑しくなってしまった。
ま、そんな卑しい人間からものを買う相手も卑しいのだけれどもね。そういう卑しい奴の顔を見てみたいわ。って鏡見ろよ。ごめんなさい。
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