重層的非決定?

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2008年08月11日

■ 行動記録4

昨日の行動記録。

今回のハロプロ小旅行の本命、安倍なつみBirthday Special Concertは午後13:00開場。場所は中野。宿泊は新宿なので、中野に行く前に11:00開幕のモーニング娘。The シンデレラ会場のコマ劇場に赴く。

ハロプロファンと宝塚ファン、コマ劇場ファン、「シンデレラ」期待?の家族連れ、諸勢力が入り交じった不思議な光景。開幕時間まで待って、グッズ列が減ったのを見て、娘。DVDマガジンを購入。何も今日買わなくても良いのに。

おもむろに中野サンプラザに向かう。駅のすぐそば。東京厚生年金会館でやってくれれば、交通費いらなかったのに、とも思うが、これはこれで便利だった。会場前にはすでに多くの客がたむろ。今日発売の会場販売Tシャツをすでに着て準備万端のファン多数。

なぞなぞ。同じ会場販売のTシャツを着ているのに、アコ美貴コンは「こざっぱり」という印象なのに、アコなちコンは「ヲタヲタしい」感じがするのはなーぜだ?」

答え。アコ美貴Tシャツ(クマTマン)は白地なのに、アコなちTシャツ(バースデーケーキ)はピンク地だから。というか、ピンク地は止めてください、安倍さん。

Tシャツと同じ?絵柄が描かれたマグカップ購入ねらいで、コンサートグッズ販売列に並ぶ。ケータイストラップといい、こういう実用品は買う気がする。でもTシャツは着ないのでいらない。待ち時間にワンセグでハロモニを見ていたのだけれど、そういう人はあまり見かけなかった。なぜ?

安倍さん自身が「特別だ」とか何とかあおっていたので、セットリストとかに変化があるかと思っていたが、全く何の変化もなかった。これなら昨年アコなちコンの東京厚生バージョンの方がよほど特別だった。ゲストとして保田圭が登場し、セットリストにも変化があった。こちらはバンド編成が変わって、ウッドベースとヴァイオリン・アコーディオン奏者が増えたけれど、それだけ。それだけ、といってもこれはこれで大した変化ではあるのだけれど。

ヴァイオリン・アコーディオンのつるさん、安倍さんが「鶴と亀」とか何とか言っていたので、てっきり「鶴」さんかと思っていたら、「都留」さんらしい。安倍さん、相変わらず適当すぎ。

この都留さんのヴァイオリン、「たからもの」では前回までの藤田弥生さんのヴァイオリンの方がいいかな、と正直思った。優しくどこかもの悲しい音色は女性の方がいいのかなとか思ったり。でも後半の激しい曲調の「だって生きてかなくちゃ」とかの演奏は、ああ都留さんのヴァイオリンもいいなあ、と思った。激しく力強い。

安倍さんは終始ハイテンション。冒頭では「ドキドキでウハウハですよ」。確かに「スペシャル」感は漂っていたけれど、安倍さんはいつもこうだ、という気もする。誕生日ということでハロプロメンバーからプレゼントやメールが届いたという話をするが、「誰から〜」という客からの問いかけは完全にスルー。そういうところは妙にきっちりしている。

そうかと思えばお気に入りの「ぽにょ」のネタバレは気にしない。ついでに私も気にしない。

どこかでゲストが来るかとちょっとだけ気にかけていたけれど、結局昼公演はこれまで通り曲が進行し、そのままアンコール。アンコールでくるか、と思ったら、キター。トウモロコシダンサーズ。ってあなた達は誰?

結局いつものように「トウモロコシと空と風」の振り付け講座をやって、「はにな」の日の写真集の宣伝をして、ラスト「腕組んで帰りたい」を歌って終了。ちょっと拍子抜けしたところはあったけれど、これはこれでありかなと思う。

引き続き夜公演。MCは北京オリンピック話と夏ばて、誕生日話(ぽにょもからめて)にトゥーランドットも少し、その他諸々の宣伝、と昼公演と同じ話題、何だけれど、具体的な話の中身はきちんと変えてきている。意識的に変えているのか、しゃべりたいことを適当にしゃべったら同じ話でも勝手に違ってきてしまうのかは不明。なんにせよ、二回連続で聴いても全然飽きが来ない。

公演ごとに曲が変わる7曲目の選曲はコンツアー初登場のGlobe「Face」。この曲は安倍さんがオーディションで歌った特別な曲。昼公演は吉田拓郎の他会場でも披露済みの「なつやすみ」だったので、夜公演の方がちょっと「スペシャル」感が出る。ただどうせなら昼公演はオーディションで本来安倍さんが歌いたかったけれど、カラオケバージョンがCDになかったために断念したという(東京渋谷AXで披露した)UAの曲を歌ってほしかったかなと思ったり思わなかったり。

この「Face」、それほど安倍さんにあった曲という気はしないのだけれど、ヴァイオリンを絡めた演奏が壮大な感じに仕上がっていて、意外と良かった。

MCでは「お母さん、生んでくれてありがとう」と叫んで、直接は言えないからこの場を借りて、とか何とか言っていたけれど、会場にお母さん(と妹の麻美ちゃん)が来ていたらしい。そりゃそうか、DVD発売後に見てくれ、なんて話じゃないもんね。

MCの内容、しゃべり方から歌の振りの細かな動き、表情まで27歳とはとても思えない「可愛い女の子」を徹底してやりきる。どこまでが素なのかはよくわからないけれど、いずれにしてもプロのアイドルだな、と思う。そして歌はひたすら直球勝負。そしてかなりうまい。ひいき目がどこまで効いているかは自分ではもうわからないけれど、うまい。

アンコール。またもやモロコシダンサーズ登場。いつものように振り付け講座。

そしてラストの曲前のMC。ここでようやくキター。バースデーケーキ、そして中澤裕子登場。誰が来るか、誰も来ないか、いろいろ予想はしていたけれど、結果からすると大本命登場という感じ。そりゃ中澤裕子だよね。

なんでも中澤さんは安倍さんと「ポケモー(ハロプロケータイ公式サイト)仲間」でメンバーのスケジュール確認に利用しているとか。そしてそのポケモーを見ていたら、安倍さんの誕生日にコンサートがあることを知って、マネージャーに「この日行くから」と言ったとか。さすが姉さん、押さえるべきところはきっちり押さえてくる。メンバーのこと、そしてファンの気持ち、「長老」と呼ばれるだけのことはある。

二人で抱き合う感動のシーンを見せつけたかと思うと、後で「なっち、足踏んでたよ」と暴露。その辺もうまいなあ。

蝋燭の火を消すところで、一部客が「ケーキに顔つっこめ」みたいなあおりをやっていたようだけれど、安倍さん軽くスルー。ちなみにケーキに顔をつっこむのを定番にしているのは松浦亜弥。安倍さんがそれを知っているか知らないかはわからないけれど、知っていたとしたらそんな松浦さんの後追いをやるわけがない。そうでなくても安倍さんはそういう自分の落とし方は絶対にしない。そこには断固一線を引くのが安倍なつみのプライド。一方ケーキに顔をつっこんではっちゃけて見せるのが松浦亜弥のプライド。

会場を出ると外は大雨。

投稿者 althusser : 2008年08月11日 08:24

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