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2007年12月01日
■ 想い出づくり
とりあえず先日のアコースティックなっち福岡公演を持って私の今年のコンサート鑑賞は終了。もしかすると年末のメロン記念日大阪公演にいくかもしれないけれど、年末すぎるので微妙。
というので今年鑑賞したライブ、その他の現場について軽く振り返っておく。順位付けなどは気が向いたら年末にその他の事柄(楽曲、PVもろもろ)と一緒にやるので今回は単なる振り返り。
- ハロプロコンサート2007冬 エルダークラブ 大阪厚生年金会館 昼夜
- いわゆる「アイドル」とは一線を画したメンバーの高レベルの競演。メロン記念日「魅惑のターゲット」、松浦亜弥「dearest.」、稲葉貴子・大谷雅恵・柴田あゆみ・松浦亜弥「三角関係」ほか、安倍なつみ、後藤真希、前田有紀、中澤裕子などなど各々の場面で各々の世界が作り上げられていく。まとまった一つの世界、ではなくて、一つ一つのステージが各々輝ける世界を作り出す。
- 安倍なつみ2007春コンサートツアー25ヴァンサンク 大阪厚生年金会館 昼夜
- 昨年の「おとめちっくBank」公演をさらに進化させて、全編生演奏。バンドメンバーを含めて一つの世界を作り上げる。ミニアルバム「ヴァンサンク」が主体だが、途中に懐メロコーナーを含めたりして、バリエーション豊か。「なっちの振り付け教室」もあったり、夜公演は安倍なつみソロ100回公演ということもあってくす玉を割ったり、安倍さんのやりたかったことをフルに詰め込んだという感じ。ゆったり、まったり、でもおなかいっぱい。
- GAM1stコンサートツアー2007初夏グレイト亜弥&美貴 大阪厚生年金会館 昼夜
- 藤本美貴モーニング娘。「脱退」後の公演ということもあって、この界隈に微妙な空気の流れる中行われたコンサート。藤本さんのなにやら悟ったような、修行僧のような表情を見る。それでも松浦さんが中心となって、和気藹々と客を楽しませようとするその努力が実を結ぶ。いろいろあっても、いわゆるいつもの「ハロプロコンサート」。明るく、あっさりすっきり。
- ハロプロミックスディナーショー保田圭、矢口真里、高橋愛出演回 ホテル阪急
- 保田圭、矢口真里の二期コンビはさすがの舞台回し。歌も安定していて、しゃべりでも客をわかせる。そこに緊張感をあらわにして、すっかり素な状態の高橋愛。このコントラストがおもしろい。緊張感漂う中のソロ「夢なら醒めて」、巧さはないが、ナイーブでストレートな表現が印象的。
- モーニング娘。誕生10年記念隊コンサートツアー2007夏 大阪新歌舞伎座初日 昼夜
- 懐かしのモーニング娘。の初期曲を中心とした初期ファンにはたまらないセットリスト。特に「Night of Tokyo City」には痺れる。なちごまの「乙女の心理学」も泣ける。久住小春のすっ飛びMC、それに振り回される新垣里沙、そして飯田圭織に贈る「愛しき悪友へ」。安倍なつみと後藤真希というかつてモーニング娘。を引っ張った両エースを擁しながら、どこかしらこぢんまりとした、ほのぼのした、アットホームな空間だった。
- モーニング娘。誕生10年記念隊コンサートツアー2007夏 名古屋御園座初日 昼夜
- 後藤真希が体調を崩し、出演が危ぶまれる状況で駆けつけたコンサート。正式な出場取りやめは名古屋へ向かう電車の中で知る。安倍なつみの厳しくもりりしい表情、必死に舞台をもり立て、普段通り演じようとする新垣里沙の表情が特に印象に残っている。特別ゲストとして吉澤ひとみ。おおらかな雰囲気で昔話を披露し、場の空気をもり立ててくれた。
- モー10トークショー 大阪京セラドームスカイホール2日目
- モーニング娘。デビューから現在までを1回30分強の公演を合計4回で振り返る。出演者はなちけめ(安倍なつみ・保田圭)ということでトークはやや初期偏重。特段新しい話はなかったが、なちけめのぐだぐだでれでれトークを聞いているだけで楽しかった。
- モーニング娘。コンサートツアー2007秋 大阪厚生年金会館第1回公演 昼夜
- 高橋愛リーダーのモーニング娘。のお披露目コンサート。サポートとして美勇伝がゲストで歌とトークをもり立てる。美勇伝リーダーの石川梨華のステージ捌きは見事。「モーニング娘。」のコンサートなのにしっかり見せ場を作る。高橋愛はソロ曲「WASSUP?遠慮がテーマ」をはじめ、特に躍りで魅せる。一方新垣里沙はステージのもり立てに力を尽くす。6期以降は残念ながらあまり印象に残らなかった。
- 松浦亜弥コンサートツアー2007秋ダブルレインボウ 大阪厚生年金会館 昼夜
- 昨年のコンサート「進化の季節」のライブDVDを見て春段階で参加を決めていた松浦亜弥コンサート。ただ昨年のライブがやや「行き過ぎ」で一部で不評だったことも影響してか、今回は少し「日和った」感じ。選曲はあれで良いとも思うが、全体の雰囲気が「いつものハロプロコンサート」。松浦亜弥の作りたかった世界はもう少し違ったものだったのではないか、と思ったり。MCは関西人らしくいちいち落ちがあり、歌も見事。全体的にあっさりしているが、しっかり鰹だしがきいています、という感じ。
- 安倍なつみ新曲発売記念イベント 大阪御堂会館 一回目
- 比較的狭い会場、その会場の前から3列目。オペラグラスなど使わなくてもしっかり表情が見える。へらへらゆったりと楽しんでいるようで、随所に気合いの入った表情を見せる。新曲カップリングの「小説の中の二人」の時にバンドのAsamiさんが鳴らす涼やかだが切ない金属系の音(楽器名が分からない)が実に上手くマッチしていて、聞き惚れる。短い時間ながら、安倍さんしっかりMCでバンドメンバーをいじり、おなじみ岩崎肇さんは当然として、Asamiさん、そしてギターの久保田さんとしっかり顔、人となりをつかむ。握手会はまあ、まあ。
- 安倍なつみSpecial Live2007秋アコースティックなっち 東京厚生年金会館 昼夜
- 狭いライブ会場を中心に回るツアーの中でいつものホールで開催される特別バージョン。特別ゲストに保田圭、そして春ツアーで一緒だったギタリスト徳武弘文さん、バイオリンの藤田弥生さんも加わる。保田圭参加コーナーはしゃべり、歌ともに古き良きモーニング娘。を偲ばせる。そしてバンドがフルに揃った後半は音の厚みに酔いしれる。春ツアーヴァンサンクの良きところをそのままに、安倍なつみのステージ捌きに一層磨きがかかり、MCもぐだぐだながらまとまった世界を作り上げる。小品なのにとびっきりコクがあって、一品だけでおなかいっぱい、という感じ。
- 安倍なつみSpecial Live 2007秋アコースティックなっち 広島クラブクアトロ
- このツアー本来の狭いライブ会場。会場は適度に段差があって、後ろの席でもステージがしっかり見える。こぢんまりとしているが良質な作り。その会場の雰囲気そのままに、こぢんまりとしているが良質なステージだった。
- 安倍なつみSpecial Live 2007秋アコースティックなっち 福岡イムズホール
- こちらの会場はひたすら平坦。ステージがあまり見えない。本ツアーラストだったが、これまで通り、大仰なことは何もなく、ゆったりまったりこってりしたステージだった。
こうして振り返ると結構「現場」にいっているな。一つ一つが大切な想い出、「青春時代」に精神的引きこもりゆえほとんど作れなかった想い出。
投稿者 althusser : 2007年12月01日 19:08
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