重層的非決定?

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2007年11月19日

■ なっち先生のお歌の時間

コンサート全体の印象としては味付けかなり濃いめ。見た目こってりだが意外とさっぱりしている博多ラーメン松浦亜弥コンサートとは対照的に、スープはどろどろ栄養満点全部のみ干せば血圧あがりそうな京都は「天下一品」のこってりラーメン。

「みんな、わざわざなっちに会いに来てくれたんだよね」「みんななっちのこと大好きなの?」、バンドメンバーのAsamiさんの何とも言えない苦笑、私には絶対言えない、といったところか。うざい、おもいっきりうざい。 それがやみつきになる。

あるいは「ツンデレお姫様」松浦亜弥に対して「なっち先生」安倍なつみ、とも言える。

客に「私を褒めて」と迫ったかと思えば、軽く突き放したりして客をコントロールする松浦亜弥に対して、客が自分に身をゆだねていることを絶対的に確信している安倍なつみ、客を「集団」として掌握しきっている、まさに幼稚園児を相手にする幼稚園の先生のごとく。

バンドメンバー紹介の際に思いっきり噛んだときのややしつこいブーイングに対して、

「うるさーい、なっちは噛むの!」

生意気なガキを相手に開き直ってみせる先生風。同様のケースで松浦亜弥は

「退場!」

宣告をしたらしい。この突き放しが松浦流。

ヴァンサンクツアーに引き続き、今回も「お遊戯教室」を開催。前回と同じ曲の同じ振り付けをなっち先生が直々に指導。またMCではことあるごとに「何々した人!」と挙手を求める。とうぜん客は「は〜い」とお返事、まさに幼稚園。

投稿者 althusser : 2007年11月19日 10:39

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