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2007年10月28日
■ 水
引き続き購入品記録。
愛ちゃんこと高橋愛、写真集「水」。
表紙といい、写真週刊誌あたりでの先行写真宣伝といい、かなり化粧濃いめ、露出多いめで「大人」を強調しつつ、実は「エロ」で売りたい作品になっているのだろうと思って、正直あまり期待していなかった。
とは言っても私は「愛ごころ」以来、高橋愛の写真集だけは買うことに決めているので、今回も表紙も裏表紙も水着全開で買いにくいなと思いつつ、頑張って買ってきたわけだ。それにしてもこの手の写真集は表紙は露出を抑えて、買いやすくする方がよいと思うのだが、水着が表紙で買うのを躊躇する層と、逆に水着、胸の谷間に惹かれてふらふら買ってしまう層とでは後者の方が多いのだろうか。
そんなこんなでそれほど期待しないで中を見たわけだが、あら、可愛らしい。高橋愛の可愛らしさがきちんと表現されていた。
ハロプロの写真集での水着はモデルの表情に「頑張って露出しています」というのが感じられることが多くて、あまりそういうのは見たくないので、水着が売りの写真集は基本的には買わないのだけれど、高橋さんのはそういう気負いをほとんど感じない。どこかしら鈍感というか、無邪気というか。そういう鈍感さのおかげで、見ているこちらにとっては罪悪感のようなものを感じなくてすむし、逆にそういう無邪気さがある種のエロティシズムを感じさせるという(何だ、結局「エロ」を求めているんじゃないか)。そしてそういう(写真集を見てエロティシズムを感じたという)感想を直接伝えたとして、たとえば亀ちゃんこと亀井絵里だったらすごくいやがりそうな気がするのだが、愛ちゃんだったら「あっらー」とか何とか言って照れ笑いをしながら適当に受け流してくれそうという、そういう妄想もまた悪くない。ちなみに藤本美貴だったら「ふーん」と本気で馬鹿にされそうな気がする、それも悪くはないが、あまりエロい気分にはならない。
前回の写真集「ラブハロ!高橋愛」との比較では、「ラブハロ!」は「要するに高橋愛を写しておけばいいんだろ」という感じだったのに対して、今回の写真集では高橋愛がいる「場所」を感じさせる写真も多くあり、写真集の質としてはこちらの方が上。出版社が違うので、そもそも趣旨自体も違うのだろうけれど。もっともたいした差ではない。要するに高橋愛が写っていればいいのだ。
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