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2007年08月24日
■ 名古屋に行く
先日鑑賞したモーニング娘。誕生十年記念隊コンサート、日曜日開催分でアクシデントがあったという。そのことを巡って、非常に不愉快なテキストを目にした。私が見て、感動したものをばっさり否定されたように感じた。私が見ていたものはくだらない、見るに堪えないものであったと腐されているように感じるテキストだった。もちろんその人にとってそうであったというだけのことだ。様々にあってしかるべき感想の一つに過ぎない。ただそのテキストが書き手の「感想」にとどまらない「糾弾」調の文体だったので、個々の感想にとどまらない一般的な主張としてかかれている文章のように読めたので、私の不快感は増幅された。
サイトの内容について言及するのであればリンク先を明示して言及するのが筋、とそのサイトには書かれていたが、リンクはしない。なぜならそのサイトは数々ファンとしての一線を越えたアンフェアな行為から得られた情報をもとに書かれたテキストが掲載されているからだ(件の記事もそうだ)。そのサイトにリンクして言及することはそのサイトのそうした情報発信のあり方を容認することになるように私には感じられた。
なら最初から黙殺しろよ、と自分に対してつっこみを入れつつ、コンサートの評価について煽られたのは確かで、そしてそのコンサートへの思いが揺らがされたのは確かで、私自身そのコンサートについてどうとらえればよいのか、正直分からなくなってきた。確かに件のテキストは書き手の意図通りの効果を発揮したのだ。ハロプロのライブの現状について聞き手に疑念を抱かせる。見事というほかない。
結局そのあおりに乗せられる形で、もう一回見ておかなければならぬという思いに駆られた。急遽本日開催される昼分のチケットを入手。名古屋御園座公演。関西で見られたのと同じコンサートを遠出してまで見るのは初めてだ。見事に乗せられている。
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