« エルダークラブ公演に思う | メイン | 見ないで語るエルダーコン »
2007年01月05日
■ 新人事
モーニング娘。より現リーダー吉澤ひとみ卒業とのニュース。
他の4期メンバーと違い、卒業後のユニット構想などは明確になっていないが、立ち位置、キャラもはっきりしているので、フットサルでの実績を元に、幅広い活躍の場が用意されることだろう。ついでに娘。1−4期メンバーが全員卒業したわけだから、恋愛レボリューション21やらザ☆ピ〜ス!が卒業メンバーだけで完全に無傷で行えるようになる。実に素晴らしいことだ。こちらにも(勝手に)期待することとしよう。
残されたモーニング娘。のほうだが、一時は「泥船」呼ばわりもされたものだが、今やすっかり「本体」としての存在感を取り戻している。
その娘。の新人事も併せて発表された。新リーダー藤本美貴、新サブリーダー高橋愛。
リーダー藤本美貴についてはサブリーダーからの持ち上がりということで、完全に既定路線。娘。メンバーとしても芸能歴からしても5期よりも後輩になるが、4期加入時のオーディション受験者であり、かつ最年長ということで、「格」としては4.5期扱い、ということなのだろう。それも前回サブリーダー就任時よりわかっていたこと。実際、それだけの風格は十二分にある。中澤裕子型のリーダーシップを発揮できるものと思う。
サブリーダー高橋愛もこれまでのリーダー、サブリーダーの人選を見れば、ほぼ既定路線。「期」順(藤本を4.5期と見て)、そして同期でリーダー・サブリーダーの独占はしない、卒業を控えたメンバーは選外、同期なら年齢順。きれいに法則ができている。とにかく「格」重視の事務所、この手のことでは全くサプライズは起こさない。
高橋愛にサブリーダー(そして来るべき日にはリーダー就任も考えられる、「卒業」順にも寄るが)というのは大丈夫だろうか、などと不安視する向きもあるようだが、むしろここはしっかり努めてほしい。彼女は本質的に「アイドル」志向が弱い。そうであるだけに将来的には指導者的な立ち位置も期待される方向に進むのではないか(逆に先天的「アイドル」安倍なつみは指導者なんて立場には金輪際立たない)。さればこそ、今モーニング娘。でサブリーダー、リーダーを務めることは彼女にとって大切な経験となるだろう。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: