2006年06月30日
■ 安倍なつみの進む道
もうそろそろここでの更新は打ち切る予定なのだけれど、とりあえず旬の話題はしておかないと。
ということで、ようやく買ってきました。安倍なつみ「ストレス」。もう「はまぞう」とかはてなの事業に協力する気はないので、文字だけのご紹介。
PVがいろいろ評判のようですが、未見。DVD発売を楽しみに待ちますが、やはりこの曲のラディカルさは映像込みの方が映える気がして、折角の企画ものなのだから、勢いでPV付きで発売したらよかったのに、と思う。PVが後で発売されても、CDの宣伝にはなりはしない。少し惜しい気がする。
基本的にはもう売り上げ云々を気にする感じでもないのだろうとは思っている。一般論として「アイドル」としての旬はとっくにすぎている。後は「表現者」としてどういう方向に進んでいくか、それはどの「アイドル」も一様に選択してきた道だ。結果的に松田聖子や小泉今日子のようにずっと「アイドル」としての道を突き進む人もいるけれど、それも結果としてそうなったというだけのことだろう。そしてさしあたり「アイドル」としてCDを売ってきた限り、「アイドル」としての限界はCD売り上げにも直結するのも詮無きことだ。安倍さんの場合、特にいろいろあって、いろいろな要素が絡んで、「方向性」というのはなかなか見えてこない(矢口さんの場合はわりとすんなり「バラドル」という90年代前半の脱「アイドル」化の道をうまくなぞれている)。
先日適当にブログをぱらぱら見ていたら、「ハロプロ」ファンではないいわゆる「一般人」が偶然娘。DOKYU!の絵流田4丁目の安倍さんの演技を見かけた際の感想を書いていて、その演技力に感心して「コメディエンヌ」になれ、と書いていた。例えばそういうのも含めた、独特の表現の世界を彼女は作りうる、とそう思えるから、ファンとしてはもうしばらく、じっくりお付き合いをするよりあるまい。
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