重層的非決定?

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2005年10月07日

■ 「たからもの」

ちょっとここのサイトに関して、運営方針など検討中。どういうスタンスでものを書くか、ということなど。

というので、準備が整うまで更新を少し休止しようと思っていたのだけれど、この件だけは少し。「音楽」カテゴリーを作らなかったので、何となくこのカテゴリーで。

期待の新人歌手宇喜多千が歌う「たからもの」。

訥々と歌っていて、歌唱力を誇示するとかそういうノリでは全然ないのだけれど、楽曲、歌詞、そこに表現されているものをとても大切に歌っている、そんな歌唱。こういう歌のうまさというのがあったのだ、ということに今更ながら気づかされる。とても素朴な曲で、のりがいいとかそういうのでは全くないが、何回繰り返しても飽きない。

たとえて言えば、誰の歌い方に近いかな。といってもハロプロしか聴かないから、例えの幅が狭いな。ちょっと元カントリー娘。のりんねを思い出した。りんねの歌、好きだったな。

というわけで、今(といってもここ十年来か?)はやりのJ-Popとか言うのとはずいぶん違うノリの曲だが、声も楽器の一つというのとは対極を行く、歌い手の息づかいが聞こえてくるような気持ちのこもった歌。

全然白々しくない更新だ、我ながら。

投稿者 althusser : 2005年10月07日 00:00

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