2005年10月04日
■ 組み合わせ
冬のハロコンの日程などが明らかになる。昨年に引き続き、メンバーを二つに割って実施するらしい。早い話、モーニング娘。のいる側といない側。昨年もそうだったが、やはりモーニング娘。がいない側に対して「客席が埋まるのか?」という疑問が呈される。なんだかんだ言って、ハロプロ内でのモーニング娘。の存在は図抜けている。逆にモーニング娘。のいない側の主力であろう安倍なつみ、後藤真希、松浦亜弥のうち、前者二人はソロツアーを行ったばかり、モーニング娘。ファンに比べ、相対的に単独コンサートへの思い入れの強い二人のファン、確かに求心力は低いかも知れない。
モーニング娘。のいる側の司会に矢口真里。いない側の司会をやればよいのに、との声ちらほら。私もそのように思う。安倍なつみと絡むのはかまわないが、モーニング娘。とは絡んで欲しくない、そんな気持ち。
先日「空飛ぶグータン」という番組で久々に矢口を見た。飽きもせず、娘。脱退のあたりの話をしていた。既知の話ばかりだったが、前にも思ったことだが「何かこの人、この話を武勇伝を語る口調でしゃべるな」と思った。「とっても悩んだ」自分を認めて欲しい、そんな気持ちがにじみ出てくる。
自己の正当性を誰かに認めさせたいという潜在的な想いが溢れてくるのか。「恋愛をしていた自分はなにか悪いことをしていたのか?」。そのような納得の出来ない想いが傷として、矢口の心の中に居座り続けているのか。そう深読みでもしないことには彼女の語り口調は理解できない。そしてそのように理解してしまえば、彼女への不快感は消え、ただ痛ましさのみを感じる。
モーニング娘。にとって矢口真里は「傷」となった。逆に矢口真里にとってモーニング娘。が「傷」となっているのであれば、この両者をつきあわせるのは悪趣味としか思えない。
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