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2008年11月11日
■ Angelic中野
当初は予定に入れていなかった中野公演。急遽チケットを押さえたため、いつものファミリー席ではなくて、一般席。まったり座ってみたい私にとっては敷居の高い席、少し不安。
昼公演は2階7列。前に通路があり、その前6列はおそらくファミリー席。おそらく、というのは大半が着席して鑑賞していたのだけれど、ちらほら立っている人がいて、チケットの設定がどちらなのかが判然としなかったから。
というわけで、余裕で着席してみられた。ラッキー。なっちコンは結構こういうことがあって、前のツアー仙台公演も一般席だったけれど、着席してみられた。娘。コンでは多分無理。
夜公演は2階最後列。ほぼきっちり席が埋まっていた。せめて両隣があいてくれていれば良かったのに、なんだかんだ座席は埋まるものだ。
でも前の人が結構座っていることが多かったりして、微妙に視界が開けていたので、完全に着席しての鑑賞とはならなかったけれど、かなり楽な姿勢で、気分よく見られた。隣の人は結構がんばって踊っていたけれど、こちらの席に進入することもなかった。今回は私語も周りからは聞こえず、総じて良い環境での鑑賞となった。2階最後列でも「糞席」ではない。なっちコンに「糞席」なし。
今ツアーは結局全公演合計8公演鑑賞。まあ無茶をしたものだし、今後はこういうことは多分しない。でも今ツアーに限っては全然後悔していない。最後の最後まで全く飽きることがなかった。
公演ごとに「ああ、ここの音はこの楽器の音か」とかそういうレベルでの発見がある。音楽・楽器の知識教養が致命的にないもので。ちょっとは勉強しようかしら、と思うようにもなった。どっから手をつけて良いかもわからないけれど。なっちを見ずにバンドメンバーの動きを見ている時間がかなりある。モーニング娘。コンサートで高橋愛を見ている時間の方が、なっちソロコンでなっちを見ている時間よりも長いぐらい。
今回はヴァイオリンがなかったのは残念だけれど、その代わり?にサックスが入っているのが大きい。私のようなド素人にも瞬時で聞き分けられる音色だし、ものすごくインパクトがあって、一つ一つの曲の印象を大きく左右する。
かつて松浦亜弥コンサートにブラス隊が入ったことがあって、それはフルバンドではなかったのだけれど、このブラス隊が奏でる音色が印象的で、スピーディで迫力があって、松浦亜弥の曲・歌唱にとてもあっていた。近年のあややコンサートはフルバンドでやっているけれど、標準的すぎる感じで、プラスアルファがほしい感じだし、松浦亜弥にはサックスは合うと思う。予算の話だったら、前ツアーのコーラスをはずしてもいい(笑)。コーラスは福ちゃん(パーカッション担当、STBライブで無理からコーラス担当に「指名」。でも本人もまんざらではないみたい)でいいから。
なんにせよ、今回はバンド演奏の重要度がかなり高い感じで、個別メンバーの見せ場も多かった。と感想を書こうと思っていたら、今ツアーのコンセプトがそうだったらしい、と今回のツアーのバンマス和田さんのブログバンマスのぼやきを読んで知る。
リハーサルに入る前の打ち合わせで本田プロデューサーから、今回のステージに関する方向性や意図を聞かせてもらい、具体的に各曲のアレンジについてもいろいろアイデアをいただきました。それを元に私としては考えていったわけです。
まずは、「アグレッシヴさ」と「インパクト」。生バンドによるアピール、それぞれのプレーヤーを生かすこと。
なるほど、意図通りのステージになっていた、と生意気にも言ってみる。
もう一点、前に安倍なつみがコンサートの作りに口を出していることがこのブログに書かれていることを紹介したが、そのとき実は正直言うと、それって「なっちの振り付け講座コーナー」を死守したことだったり、なんて思ったりもしたのだけれど、お見それいたしました。
実は前の2曲が続きで、この曲はMCをはさんでからだったのですが、なっちさんの提案で3曲つなぎになりました。これは大正解でした。"夕焼け空"で、ちょっと突き放したようにした状態で、「こんばんは(こんにちは)!」ってMCするのは確かに違和感あるし、実際につなげて演奏してみると、すごく充実感のある流れになったのでした。
・・・
3曲つなぎになったことでイントロをカットしましたが、これもなっちさんのアイデアで、私の短いキッカケから歌に入ることで、よりライブ的な驚きとスピーディな展開が生まれました。
ちゃんと音楽的な部分で積極的な提案をガシガシやっていたわけです。「振り付け講座死守」なんて失礼なことを思って申し訳ございません。
夜公演、ツアーラストといっても特段のことはしないのがなっち流。でも今回は最後の曲の時に紙吹雪が舞うちょっとした演出があった。そして最後の最後、バンドメンバー退場時にパーカッション担当のAsamiちゃんと抱擁。ツアーラストとして、ほどよいスペシャルな画を見せていただきました。最後列からでも鑑賞できて、本当に良かった。
私のためだけのMC記録コーナー。
- 昼
- 秋
- スポーツの秋。なっちは運動とか苦手じゃないですか。学生時代はテニス部に入っていたけれど、すぐに負けてばっかりだった。ハロプロでもスポーツフェスティバルとかがあって、そこでなっちはなぜか目立つポジションにおかれていて、リレーではアンカーをやらされて、そのチームが結構いいところにいて、最後なっちががんばれば優勝!だったんだけれど、最後の最後でね、こけちゃったりてね。もう顔からこけるから、他のメンバーは「なっち、どこ行った?」みたいになってね。気持ちは前へ前へ行っていたんだけれども、足が前に出なくてね。
- 学生時代
現代社会に北垣先生。え?みんな知らないって?わかってますって。その先生がね、腕時計のベルトを緩くしていて、いつもすぐにずれ落ちて、もっときつく閉めればいいのになあ、と思いながら見てました。で、その先生の授業はたとえば突然「今日は俺の恋愛話をするぞ」みたいなことがあったりして、そういうのって、結構良かったりしません?
その学生時代の親友と今でも会うんだけれど、その子はもう結婚していて、子どもが三人、女、女、女でねそれがもう可愛いの!
- 質問コーナー
- Q.「なっちはどんな洗剤が好きですか。僕はスズランの香りがするのが好きです」。よかったね。前は外国製のを使ってました。でも今は日本製。やっぱり日本製でしょう。なっちは液体洗剤派。で、洗った後それを外に干すと生命の香りというんですか?そんなのがして、とても気持ちいい。
- Q.「新曲が出ますが、どんな印象ですか」。今回は久々につんく♂さんの曲で、なんだかデビューの時を思い出しました。
- 夜
- 秋
- 秋と言えばやっぱり食欲の秋ですね。もう秋野菜、タマネギとか、ジャガイモとか、カボチャとか見ると「わぁ、どうやって食べよう!」って感じでとてもうれしくなる。なっちが料理するときはあんまりきちんとレシピとか見ないで作るんですけど。どんな料理をしているのか、みんなにもまたレシピを紹介するとか、なっちが作ったお料理を食べてもらうとか、知ってもらえる機会が作れればいいですね。
- 学生時代
- 懐かしの場所とかっていろいろあるじゃないですか。前に地元に帰ったときに小学校に行ってみたんだけれども、もう無くなっててね。合併されちゃったみたいなんですけど。で、小さいときによく遊んでた公園に行ってみたら、それはちゃんと残ってて、でもブランコとか、シーソーとかがなくなってて、地球儀は残ってたんですけどね。地球儀って言わない?あれ、なんて言うんですか?こういう丸いの。なっちは地球儀って呼んでたの。
- 質問コーナー
- Q.「僕は一人焼き肉とかするんですが、なっちはしますか」。一人焼き肉とかはしないですねえ。一人でお店にはいることはよくあるけど。一人焼き肉とかするとひとりごととか多くなりそう。よし、次はミノを焼こう!さあ、焼けたぞ!、みたいな。
- Q.「僕は髪が伸びると鼻血が出たりするんですが、なっちにはそういう変な癖とかありますか」。髪が伸びると鼻血が出るんですか!?大変ですねえ。なっちの変な癖はですねえ、耳たぶを引っ張ってプチってならすの。一日一回しかならないんだけれど。今日はもうならしちゃった。「えー」(ブーイング)」。え?聞きたかった?じゃあ、また次はそれまでにならさないようにして、みんなにお聞かせしますよ。後は小さい子どもを見るとついさわりに行っちゃうの。お母さんとかからすれば迷惑ですよねえ。え?何この人、みたいなね。でもやめられないの。
- 最後
- いろいろ悩んだりしたこととかあったけれど、こうして皆さんとお会いできて本当に幸せだなって思うし、これからもずっと歌い続けていけたらなって思いますので、応援、よろしくお願いします。
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