重層的非決定?

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2008年10月20日

■ 終わってしまった。何もかも

ハロプロ大量「卒業」組の中心メンバー二人の第一声を聞けることになるとは。

今日のなっちこと安倍なつみコンサート、明日のまっつぅこと松浦亜弥ライブ。

と思ったら、安倍なつみは「卒業」については何も触れなかった、という。それとは別に「なっちがもし結婚したらみんなどう思う?」という微妙な問いかけが。「やだー」という声に「まだまだそんな予定はありませんよ」と笑っていたけれど、ちょっとだけファンの気持ちを確かめてみたかったのか、と思ったり。どこまで自分を「歌手」としてみてくれているのか、どこまで自分は「アイドル」なのか。ハロプロ「卒業」ということとも微妙にクロスした問いかけだったのかもしれない、などとも思ってみたり。

私個人は別に結婚とか全然かまわないんだけれども。でもなかなかそういう風にはならないだろうな。まだまだ「疑似恋愛」みたいなモードのファンも多いんじゃないかな。

とりあえず安倍なつみ自身については「卒業」云々については特に問題はないでしょう。前に書いたとおり、コンサートの会場規模は縮小することになるかもしれないけれど、今日の関内ホールレベルなら維持できるだろう。中野サンプラザは今回が最後かもしれない、そのぐらいは覚悟しておく。

ハロプロというくくり自体の持つ意味の変容については様々に思うことがある。そして「卒メン」と*切り離された*モーニング娘。についても。

でもまあ、アイドルイナゴ(アイドル現場を次から次へと荒らし回る自称「DD」(誰でも大好き)。でも博愛主義的な「DD」などという冠をやるのはもったいないような連中をアイドルイナゴと呼ぶ)にすっかり食い荒らされた「ハロプロ」なんてものに心を惑わされるのももううんざりなので、結果的には良かったのかもしれない。ついでにいっておくとモーニング娘。現場もひどいものでしたよ。ボードを掲げるやからが大量にいて、ブログを見ると「レス」をもらったとかそんな話がわんさか。本当にそんな個別「レス」をメンバーがやっているのなら、もうベリキューと一緒にその手の「アイドル」としてイナゴどものえさになればいいとも思ったり。

でも高橋愛だけは捨てられないの。


今日(もう昨日か)のコンサートで安倍なつみは「卒業」については本当は触れるべきだと思った。サイトの通り一遍の発表だけで10年間応援してきたファンへのフォローなど全く後回しというのはいかにもこの事務所らしいやり口なのだが、せめてこの発表の中心人物たる安倍なつみが自身の口で目の前にいるファンにメッセージを送ることが出来れば、それでだいぶん話は違っていたと思う。でもそれをさせない事務所、そしてその事務所の枠を出ることは一切しない安倍なつみ、事務所はどうでもいいけれど、安倍なつみについてはちょっと残念かな。

投稿者 althusser : 2008年10月20日 00:03

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