重層的非決定?

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2008年09月14日

■ 映像批評、よ

言葉で「モーニング娘。」を表現することに積極的な意味・意義を感じてきたので、これまでは画像も使わなかったのだが、公式動画サイトdohhhupがモーニング娘。新曲「ペッパー警部」のPVをブログに貼って販促せよとせっついているようなので(拡大解釈)、協力してみた。もちろん文化を享受したものは一定その対価を支払うべきなので、このPVを見た人は全員もれなくモーニング娘。「ペッパー警部」CDを100枚以上購入するように。

もっとも最近は社会学でも映像を用いた学会報告なども増えているので、あまり「言葉」に拘泥するのもアナクロなのかもしれない。

それにしても映像というのは強力なもので、これを貼ってしまってはそれ以上言葉で何を語ればよいのかという感じになってしまう。己の批評力、言語力の弱さを思い知らされる。残酷なものだ。だからこれまでそれを避けてきたのかもしれない。それでも最低限の批評的言辞を弄することとしよう。

とりあえず映像を見れば一目瞭然、私が期待したアレンジの斬新さというものはない。

でもこれはこれで成立しているように感じる。ふつうにモーニング娘。の曲になっている。元曲を知らなければ、モーニング娘。のここ最近の曲を立て続けに聴いた後、これを聴いてもそれほど違和感もなかろうと思う。妙に衒うこともなく、ふつうにモーニング娘。として歌い、踊っているだけなので、後はそのパフォーマンスを堪能すればよい。それ以上に特に付け加える必要もなかろう。

一点注目点をあげるなら、終盤の間奏でのダンスシーン、高橋愛ちゃんがミニスカートで蹴り上げる振りをするので、、、。

我ながら格調高い批評となった。

投稿者 althusser : 2008年09月14日 12:28

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