重層的非決定?

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2008年09月07日

■ 情熱行き未来船

長丁場のミュージカルが終わっていよいよ新曲発売!というこの大事なときに500人足らずのファン限定のハワイツアーなんぞにかまけていること自体が「内向き」なんだよな。もっとモーニング娘。ファン全体に対して娘。の進む方向というか「物語」というか、そういうものを見せていってくれないと、それこそ単にメンバーからレスがもらえるとか、握手できるとか、そういうレベルの話だけになっていってしまう。

おまけにそういう方向のファンにばかりしっぽを振っておいて、そういう場である握手会でのファンの扱いがおよそ客相手ではないとか、いったい何をやっているのかと思う。もっとも普通のコンサートでもハロプロ主導のライブ会場のスタッフはちょっとひどいのが多い。トゥーランドットとかコマ劇場とかホテルディナーショーとかできちんと普通に客として扱ってもらえるときの感動よ。

そんなこんなも含めて、いま事務所から受け取れるメッセージは「どうせ若い女の子が好きなだけなんでしょ」「さっさとベリキューエッグに移行しなさい」というようなものしかないから、そっちに行く気のない私はもはや「ハロプロファン」としては境界線上におかれてしまっているという感じだ。

そういう意味ではもしかしたら個人的に店じまいモードに入っているかも知れないなかで、大盤振る舞い、なっちこと安倍なつみコンサートツアー2008秋〜Angelic〜名古屋公演のチケット入手。

モーニング娘。と安倍なつみ、いずれもとりあえず地元でも何でもない名古屋公演を押さえるという妙な感じになった。おまけになっちコンの翌々日が娘。コン、名古屋で二泊もしたくないし、一日空けての名古屋通い。ちょっとかったるい。

両者とも地元大阪公演も出来れば押さえたいが、娘。、なっちコンいずれも会場が微妙に小さくて、すんなりチケットを入手できるか不明。

後は松浦亜弥六本木STB139ライブに合わせてなっちコン横浜公演にも行きたいが、こちらもチケットの入手性は不明。同じ関東圏なら東京中野公演のほうが会場も大きく、ほぼ確実にチケットが入手できるはずなのだが、こちらは近接の松浦亜弥ライブがなっちコンと同じ日に重なってしまう。分身の術でも使わない限り、1回の東京行きで両者に行くことが出来ないので断念、横浜公演のほうに的を絞ったわけだ。

ついでに私がモーニング娘。名古屋公演に行く日に加護亜依が東京でイベント開催との情報が。昼公演5500円、夜公演3万円。3万円って松浦亜弥のホテルディナーショーなみの価格じゃないか。何でも1万2千円分のグッズがおみやげにつくとか。いや、グッズなんていらないし、せめて2万円にしてください、という感じだ。

こうしたイベントも含めて加護ちゃんの売り出し方にも否定的な声が出ているようだけれども、イベントでのファンの扱いはまともらしいとか、とにもかくにも加護ちゃんを売り出したいという思いがはっきり見えるだけでもハロプロ事務所アップフロントよりはよほどましじゃないか、という気が最近している。これまでそれなりにアップフロントには好意的に見ようとしてきたけれど、ここ一年ばかりの「モーニング娘。」の扱いに「糞事務所」という罵倒を投げかけたい衝動に駆られている。

投稿者 althusser : 2008年09月07日 15:54

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