2008年09月29日
■ 鬼が笑う話II
今日(もう昨日だ)のラジオ公開録音でなっちこと安倍なつみが来年の仕事について話をしたらしい。
2006年白蛇伝、2007年連続ドラマ、2008年トゥーランドットと例年外向けの仕事が続いているので、来年も、と思ってきたが、どうやらそうなりそうで、大変に喜ばしい。ファン向けのコンサートとか新曲発売ももちろん大切だし、その質が年々上がっているのもありがたいことだが、それだけでは残念ながら量的には縮小モードに入ってしまう。
ただ少し気になるのはその内容。レポートする人によって微妙に表現がぶれる。
- 来年新たに決まっている仕事がある。
- 来年は仕事の上で新しいことにチャレンジする。
どちらでもいい話なのだが、前者ならこれまでもやってきたジャンルだけれども、新しい仕事が入った、ということになり、またミュージカルか何かに出るのかな、と想像される。一方後者ならこれまでやってきたこととは少し毛色が違う仕事ではないかと想像される。ただその場合、いったい何?となるわけだ。歌、ドラマ、舞台、一通りやってきた安倍さんにとってまだやっていないジャンルの仕事って何?
映画?考えられなくはないけれど、うーん。バラエティ?別にこれまでやってなかったわけでもないし、そんなに「チャレンジ」と言うほどの話でもないだろう。何か番組の司会?これも一応ハロモニの司会やってたこともあったしなあ。ということで、結論、わからん。
まあ、無難?に新しいミュージカル、というのがファンにとっても、安倍さんのキャリアにとってもいい話のような。
いずれにしても、安倍なつみの活動自体についてはこうして制作サイドからの評価をつないで仕事が入っていけば、ハロプロ・アップフロントの意向・思惑(「処女性」で商売したい?)に惑わされずにすむ可能性が高いので、それはのぞむべき方向というべきだろう。藤本美貴、松浦亜弥ほか、基本的にエルダークラブはすべてそのモードに入っているので、そのまままとめて「ハロプロ」から撤退していくのも悪くはないのか。
問題はベリキューにリソースを取られているのか何なのか、エルダー組(となぜかモーニング娘。)のCDリリースが極端に減らされていること。ハロプロから撤退すればそこも改善されるのなら、それこそ大歓迎なのだけれども。
だって売れてないからCDも出ないんでしょ?と口さがない人はいうかもしれないけれど、鈴木亜美なんてどれだけシングル出しているか(2007年5枚!今年もすでに2枚目リリース。アルバムも二年連続リリース)。売れ行き?語るに及ばず、ってAvexって意外といい会社だったのか。なんか拝金主義、ちょっとでも売れないと切り捨て、というイメージがあったけれど、そうでもないのだな。ハロプロ・アップフロントの方がよほどひどいな。ベリキューだって(Avex所属歌手と比べるまでもなく)全く売れているわけでもないのに、そっちばかりに曲を出させるなんて。
今年の異常ともいえるベリキュー偏重のCDリリースにはほとほと嫌気がさしているし、ハロプロ・アップフロントへの不信感も募りまくっているわけで、ハロプロ・アップフロントからの離脱、そしてAvexへの移籍を願う人が多かった後藤真希ファンの慧眼には頭を垂れるしかない(苦笑)。
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