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2008年08月22日
■ アコ美貴都雅都雅1
ということで、アコ美貴京都昼夜二公演鑑賞。
最初は昼公演だけを押さえられていたのだけれど、夜公演チケットをローソンチケットでキャンセル分を押さえることに成功。なんと言っても地元だしね。
京都公演は昼夜公演の待ち時間が妙に長くて(90分)、例えば西川口あたりでそんな待ち時間を作られても困るところだったが、なんと言っても地元、大学時代さんざん練り歩いたところゆえ、時間などいくらでもつぶせる。ああ、極楽かな。
見知った場所ということで、早い目に行くこともあるまいとあまり時間に余裕を持たせずに現場に赴く。それでも会場前に並ぶには少し早めに到着、既に所在なげにたむろしている人多数。でも「地元」でなくても会場に行けば、そこは繁華街のど真ん中、いくらでも時間をつぶせるだろうに、何故か道ばたに座り込んでたむろするのね。時間が来るまで適当に散れ、と私は思うのだけれど。
というわけで私は寺町の電気街を少し冷やかしてから一つ西の通りにはいると、かつての小学校跡を利用した京都市学校歴史博物館なるものに出くわす。ちょっと興味があったのだけれど、さすがにそこを見物するだけの時間の余裕はなかった。もう少し早い目に来れば良かったと悔やむ。地元だと思っているだけに今更観光する気0だったのに。そう言えばもうずいぶん長い間この周辺には来ていなかったことに今更ながら気づかされる。
妙な感傷に浸りつつ、良い頃合いになったので会場前へ。西川口でも見かけた「おまいつ(お前いつもいるな)」な人が会場販売分のチケットを持っているのを見かける。本来会場販売分って京都地元用だと思うのだけれど、徹夜組がいるらしいと聞いて私が購入を断念したもの、それを東京組がちゃっかり持っている、ま、オークションですか。今更だけれど、何となくつまらない世の中だなと思ったりする。
会場は西川口とほぼ同レベルの広さだろうか、100席あまりをぎっしり並べてある。例によって500円のドリンク代を払ってペットボトルを紙コップについだだけの「ドリンク」を受け取る。これも嫌な習慣だ。
客層は西川口と変わらず、女性が3割程度とかなり多め、30代後半あたりの人が主流か。身なりはやはりこざっぱりとしていて、「ハロプロ」臭はあまりしない。
ただ昼公演と夜公演ではやや雰囲気が変わる。夜公演は多少いかにも「ハロプロ」ファンだな、という人がちらほら。そしてしっかり開演中に妙な物音を立ててくださる。ほんと、あまりいいたかないけれど「ハロプロファン」ダイキライ、ダイキライ、ダイスキじゃない。
まずは昼公演。
衣装は前回着ていなかった藤本美貴作画「くまTマン」Tシャツにジャケット、下はジーンズの短パン。
前回はバックミュージシャンの紹介をラストにしていたが、今回は最初のMCで行う。これは改善。
さすがにツアー初回ということでずいぶん緊張していたのだろう、いろいろとぎこちなさが感じられたが、今回はだいぶのびのびとした感じだった。
「前回は東川口で」。客「え〜、西川口」。「そうそう、西川口、しってんじゃん」。
「今回の会場はトガトガでやるって聞いて、ローマ字かなと思っていたら、漢字かよ〜、かっけ〜」。
ハロプロメンバーの話も話題に出る。
「こうしていろいろな現場を回らせていただく機会も増えまして、山口県宇部市に行ったときには重さん〜(道重さゆみ)とか、新潟に行った時には麻琴(小川麻琴)とか久住(小春)とか」。
安倍なつみのハロプロの話題といえばケメちゃん(保田圭)、裕ちゃん(中澤裕子)、かおり(飯田圭織)が多いのとは対照的、当然といえば当然だが。
「新潟では田んぼがたくさんあって、すげーとおもって写メして麻琴に送りました。麻琴にとっては別に珍しくないと思うんですけどね」。
「私、長岡市と上尾市をよく間違えるんですよ。似てますよね」。客「え〜」。「似てるんだって」。
「(マネージャが太ってスーツがぱんぱんになっていて、スピード者の水着を着ているみたいだと話題になっていて)オリンピックで北島康介が金を取ったときに『さすがスピード』ってそのマネージャが言っていたんだけれど、『お前じゃねえ』って皆で突っ込んでました」。
「前はオリンピックよりもワールドカップのほうが好きだったんですけどね。ルールとか全然分からないんですけど、とりあえず盛りあがっとけ、みたいな」。
うーん、美貴帝、美貴様、健在。
「もともとはピンク色とか好きで、中学校時代とかはピンクのスカートとかはいたりしていたんですよ」。客「見たい」。「見せません」。
「この世界に入ってからはいつも他にもっとピンクがふさわしい人がいたから、着なくなったのかも知れませんね。梨華ちゃん(石川梨華)とかシゲさんとか。そう言えば梨華ちゃんとは明日一緒にイベントをやるんですよね、ひとピンク(吉澤ひとみ)も一緒ですね」。
曲は「幼なじみ」が追加。といっても私は「追加」とは気づかなかった。そのぐらいアレンジも自然で、他の曲となじんでいた。あたかも最初からセットリストにあったかのごとくに。
テレサテン「時の流れに身を任せ」、一番と二番をひっくり返して歌う。「あれ、二番歌ってんじゃんってすぐに気づいて、どこから修正しようと思ったんですけど、結局ひっくり返して歌いました」。
歌声も前回(西川口昼)よりも伸びていた。結構いい感じ。ただ後一歩物足りなさを感じるところも。それは夜公演の感想の後で。
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