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2007年12月16日
■ お事務所さま
missing ☆ pieceさんが紹介されていて知ったページ。minitsBar の徳武弘文さんのインタビュー。
ギタリストとしては、ハロー・プロジェクトの安部(ママ)なつみちゃんのバックをやっていて、今度のディナーショーは何本かやりますよ。昔一緒にやって来た仲間がいろんな処に散らばっていて、それぞれいろんな仕事をやるようになって来て、その中でも音楽的にモノを考える人もいるワケですよ。打ち込みじゃなくて” 生”をやらせたいって、真っ先に相談を受けたから、”じゃ、やりましょうよ”って。アレンジは、いきなりアコースティックに修正って出来ないので、少しずつ生演奏でやっていますね。そのうち全部、生楽器でバックをやるようになると思いますよ。彼女達も、先を考えると音楽的な方向に行きそうなんですよね。僕らも成長して、そこまで見れるようになったのかな。昔だったら、お断りしてましたよね(笑)。
まず思ったのはハロー・プロジェクトの安倍なつみちゃんはなんて恵まれているのだろう、ということ。その世界では名の通ったギタリストをバックバンドに迎えてライブをやれている。なんだか不思議な気さえする。
次にその徳武さんの話の中身。「音楽的にモノを考える人もいるワケですよ。打ち込みじゃなくて” 生”をやらせたいって、真っ先に相談を受けた」、「そのうち全部、生楽器でバックをやるようになると思いますよ」、「彼女達も、先を考えると音楽的な方向に行きそう」。
これまたなんと恵まれた環境にいることよ。「音楽」にきちんと向き合おうとしている人たちが周りにいるということ、10年目を迎えようとする「アイドル」出身者にはなかなか得られない環境だろう。CDのアレンジについてもあれこれいわれるけれども、事務所も現状をよしと思っているわけではないことも伺える。そしてハロプロメンバーを「歌手」としてしっかり育てていこうとしている意志も見える。「唄うこと」を人一倍大切に想い、その想いを守り続ける安倍なつみにとってこれ以上ない環境というべきだろう。
とどのつまり、良い事務所に所属しているのだ。恋愛ごとほか「不祥事」対応の「世間」に対するうろたえぶり、おもねりぶりだとか、大切な告知文があまりに素っ気なかったりだとか、自民党の麻生太郎と親しくそこにタレントを巻き込むだとか、CDジャケット作成のセンスだとか、まあいろいろ気に入らないところはあるのだが、しかし一番大事なところはしっかり押さえているのではないか。後藤真希の件についても、ブログ削除のやり方(1)はあまりに稚拙だと思う、それでも今少し待ってみたらどうか。
ファンとして事務所への不満は不満としても、「糞事務所」だとか、事務所を変わってほしいだとか、そんな風には私は思ったことがない。まあ否応なくだか、悪役、嫌われ役を事務所が引き受けているところもあるだろうし、ネットあたりで「糞事務所」呼ばわりされるぐらいは鷹揚に受け止めているのだとは思うが、あまり悪口言い続けていると、そのうち拗ねてしまうかもしれない。くわばらくわばら。
1. ハロプロ卒業宣言後、一度も更新されていなかった「後藤真希オフィシャルブログ」が突然サイトごと削除され、その告知も外部のサイトでひっそり、ほとんど何の説明もない状態でなされた。そのサイトはハロプロを出て行って、今後の活動の情報を得られないファンにとって、心のよりどころであった。サイトを仮に閉鎖するにしても、そのサイト上で告知を行うのがネットユーザの常識だ。事務所のやり方はあまりに稚拙、というよりむしろ後藤真希への愛を感じさせないものであった。それでもたとえば、弟さんの一件があって、事務所が後藤さんをハロプロから追い出したのだ、という見方は私は当たっていないと思っている、事務所を悪者にする話ではないように思えるのだ。
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