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2004年12月07日
■ 「陽光」についてV
どうも批評となると我を忘れて、ヲタにはありえないことを書いた気がする。
いや、言いたかったのは、中途半端な反省は無意味だということであって、最初から進む方向が違っていたのではないか、ということだ。そして安倍さんには別に進む道がある。前にも書いたとおり、この「陽光」はすばらしい作品である。そしてその要件としてまともな「詩」など最初から要らなかった。直筆の適当な「何か」、例えば落書きのようなもので十分だった。それであの作品は十分輝くことが出来た。安倍さんには存在するだけで作られる世界があるのであって、言葉を繰って新たな世界を構築する必要などそもそもなかった。
そうであればこそ、コンサートのMCが「ぐだぐだ」「かみかみ」でも、むしろそれをこそヲタは応援し、また満足してきたのだし、今度の件が発覚した後も多くのヲタが失望するどころかより熱心に応援しようとしているのだ。
投稿者 althusser : 2004年12月07日 00:00
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