重層的非決定?

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2004年11月23日

■ 沖縄初日

そんなこんなで沖縄。

仕事が中部であるのだからその周辺でも観光しようと思い、那覇から沖縄市行きのバスを探す。が、なかなか見当たらない。よくわからないままに「コザ」方面行きのバスが沖縄市に行くような気がしてそれに乗る。おそらく「コザ」とは沖縄市の一部なのだろう、と推測を付ける。

案の定、沖縄市役所などがある沖縄市中心部に行き着く。しかし想像していた「沖縄市」とはずいぶん違う雰囲気だった。私が想像していたのは雑多だがアメリカ情緒のあふれる活気ある街、だったのだが、実際は「かつては賑わっていた名残はあるが、今はすっかり寂れた街」だった。看板の文字が一文字かけている、なんて当たり前、多くの店にシャッターが閉まっている。祝日の午後、という日時が悪いのか。昼ごはんを食べようにもままならない。いまさらながら観光案内を手に入れようと本屋を探すが、古本屋しかない。何とか探した定食屋みたいなところで肉そばとたこ焼きを食す。たこ焼きの量の多さに満腹。早々に逃げ出すことにして北谷行きのバスを探す。

バス待ちの間、CD屋に入るとやはり本土とは趣が違い、沖縄出身歌手のCDが大量に並んでいる。京都のCD屋で京都出身歌手のCDを並べるなんて見たことがない。もっとも歌手の数が違うか、沖縄出身の歌手ってたくさんいるしな、京都出身の歌手って誰がいたっけ?中澤裕子か、でも京都を代表する歌手って感じじゃないな、なんて馬鹿なことを考えたりする。

昨年も泊まった北谷美浜のアメリカンビレッジ。昨年食べておいしかったタコスの店に寄ろうとするとその店の前でなにやらイベントをやっている。デビューしたばかりだという沖縄出身のD-51というバンドがライブをやっていた。人数はよくわからないが、かなり盛況。秋葉原の前田有紀イベントの5倍ぐらいの人数か。京都で中澤裕子のライブをやったらどれくらい集まるだろう、とかいうのはもういいとして、そのおかげか、タコスの店も満員で店では食べられそうもない。仕方なく持ち帰りにするが、問題はビール。宿泊先の自動販売機にあったはず、とこっそり持ち帰るが、自動販売機にはなぜか「販売停止」の文字が。結局お茶で冷えたタコスを食べることになる。

出足、不調。

投稿者 althusser : 2004年11月23日 00:00

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