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2004年11月02日
■ 吐き気を催すもの
「死んだ人の批判をしない」。それは確かに偽善的な物言い、すなわちそうした物言いによってなされるべき批判を消し去ってしまう物言い、となる。そこになすべき批判が存在しているのであれば。
「自業自得である」、というのは批判ではない。なぜならそこで述べられている対象はその行動に対する責任を自ら取っているということを前提とした物言いだからだ。「自業自得である」とは批判ではなく、揶揄である。
「死んだ人の揶揄をしない」。それぐらいは守られてもよい矜持ではないか。その程度の矜持さえなくなっている今のネット言説空間には吐き気がする。
追加
http://d.hatena.ne.jp/kouga001/20041104
こんなことでも発言できる世の中。それが民主主義、なのか?
後でいろいろ言い訳しているが、全体を流れる品のない物言い、反吐が出る。
投稿者 althusser : 2004年11月02日 00:00
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