重層的非決定?

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2007年07月30日

■ 踊るアイドル曲

昨年に引き続きMUSIC FAIR21でハロプロ集合。去年は女性アイドル特集、今年は「踊る!アイドル曲集」。

去年は去年で相当楽しかったのだが、今年はなんか去年以上に楽しかったように思う。今年は男性アイドルの曲が混じっていて、正直それは少し微妙かな、と思い、やっぱり女性アイドル曲限定の方がよかったな、と思うのだが、なのに視聴後の感想は今年の方が上だ。

懐かしのアイドルというところでは定番のキャンディーズ、去年は後浦なつみ(後藤真希、松浦亜弥、安倍なつみ)で「春一番」、今年は同じメンバーで「暑中お見舞い申し上げます」。去年は衣装がバラバラだったが、今年はきちんとキャンディーズっぽい衣装でそろえる。今この三人でこのぶりぶりアイドル路線で曲出しても、結構いけるのではないかと思うできばえ。ただあのころはランちゃん派だとかスーちゃん派だとかで他愛ない争いがあったように記憶しているが、今はネットで読むに耐えない罵詈雑言を浴びせあう、ネットで人は言葉を発する機会を大幅に得たが、言葉そのものは失ってしまった。この三人の姿を見て、なぜ憎しみをぶつけ合うような言葉が生み出されてしまうのか。

閑話休題、そのキャンディーズについてのトークにおいて、安倍さん、「キャンディーズさんが三人だということを正直知らなくて、二人ぐらいかなと思って」。松浦さん、失笑。最初映像を見たとき、「え、安倍さん知らないのか」とだけ思ったが、ふと「さて去年はどうしてたっけ」と確認してみた。もちろん上で書いたように去年も安倍さんを含む3人でキャンディーズの曲歌ってました。そりゃ、松浦さんもあきれるほかない。

石川梨華、吉澤ひとみ、高橋愛の三人でシブガキ隊「NAI・NAI16」。髪切った愛ちゃんが小学生に見える。

途中、スクールメイツが登場、懐かしい。と思ったらBerryz工房ですか。少しくらいはメインで歌わせてあげたらよいのに、と思った。一応クレジットに名前はあるのに、スクールメイツ扱いは少しかわいそう。

松田聖子「天国のキッス」。道重さゆみ、松浦亜弥、安倍なつみ、光井愛佳の4人が並んで歌う。松浦さんがすごく大人に見える。安倍さんはまりすぎ。

イモ欽トリオ「ハイスクールララバイ」。ヨシオに吉澤ひとみ、ワルオに松浦亜弥、フツオに安倍なつみ。非常にうまくはまっている。吉澤さんは元々バラエティ好きなのは織り込み済みだが、それにもまして松浦さんが抜群の対応力。二人で殴り合う振り付けを実に器用に演じる。安倍さんが平凡で少しブリっ子の入っているフツオをこれまた淡々と演じる。この3人でコントをやればとてもはまりそうだ。

Winkの「愛が止まらない」。Winkというとなぜか「淋しい熱帯魚」がまず浮かぶのだが、調べてみるとシングル売り上げはこちらの方が上らしい。改めて聞くとこちらの方がWinkらしいのではないか、という気がする。振り付けも二人がバラバラで、メロディ、リズムが何ともつかみ所がなく、不思議な雰囲気を漂わせる。この曲と比べると「淋しい熱帯魚」の方は少し日和った感じがする。

改めて去年の映像と見比べてみて、去年よりもさらに今年の方がよく感じたのがなぜだったのかを考えてみる。比較的あっさり答えが見つかる。

安倍さんが今年の方が可愛かった。

投稿者 althusser : 2007年07月30日 23:40

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