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2006年09月14日
■ 甘すぎたファンサービス
なっちこと安倍なつみ、新曲「甘すぎた果実」、 発売間近。
作詞はこれまで「恋の花」、「スイートホリック」を手かげたBULGEさん。作曲迫茂樹さん、というのはどこかで聞いたような、と思ってわがiTunesを検索したら、島谷ひとみさんの「市場へ行こう」の作曲者だった。ちょっと異国情緒のあるおもしろい曲だった。私は結構好きだった曲。
題名もカバー曲「ストレス」はともかく、ここ2曲ばかり甘めの曲が続いたので、ここで一発「甘すぎ」の曲が来るというのもよいのではないかと。「甘すぎ」というのは「苦い」ということだから。ちょっと激し目のほろ苦い曲になると期待。
この曲には安倍なつみアコースティックライブ参加券が「くじ」方式で入っている、ということで波紋を呼んでいる。複数枚購入を煽る作戦。まあ、それぐらいはよい。
場所は東京のみ、それもまあやむを得ない。
日時は平日19:00から、え、地方人は来るな、と。
「※当日は、会場定員を超えた場合、入場をお断りする場合がありますのでご了承下さい。」。へ?たとえばわざわざ京都から新幹線で現場行っても、入れないことがあるの?これはひどい。
たしかにこの当たりくじ方式では当選者数のコントロールは難しいから、予想を超える入場希望者が出る可能性はある。そうなれば安全対策上、この処置もやむを得ない、それは理解できる。
たとえば新幹線代などの交通費をかけて、また終了時間の関係上、場合によっては宿を押さえてきたファンに、定員オーバーだから帰れ、ということになるのか。言う側の論理としてそれはやむを得ないことだということは理解できても、言われた側からすれば、それはとても理不尽な仕打ちだ。文句を言ってみても入れないものは入れない。すごすご引き下がるしかない。しかし心の中では確実に割り切れないものが残る。いくら心の中で安倍なつみ本人が悪いわけではない、と言い聞かせてみても、どこかにぬぐいようもない傷が残る。
そのようなファンの思いを踏みにじる可能性のある(また場合によってはそうせざるを得ない)イベントなど行うべきではないのだ。安倍なつみにそのようなイベントを行わせてはならないのだ。
私は、というと、「くじ」を引くのが4日か場合によっては5日、イベント日が翌週11日、間一週間しかない、それで東京に行って、翌日の仕事に間に合うように夜行バスで帰るなりなんなりの算段をつけて、というのはとても難しいことだ。複数枚買いして「当たり」を引こうという努力をするのは難しい。一枚買って当たった場合どうするか、はこれまたとても難しい判断を迫られる。
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