2005年02月08日
■ 誤解か、否か
繰り返して見たくはなかったし、久々の仕事で忙しかったので、ネットだけで情報を知る。
Yahooアンケートなるものへの蛆虫どもの粘着はどうあれ、きちんと己のサイト(ブログ)でものをいっている人たちは、意見はどうあれ、それなりにひとつの見解として読むに耐えるものがほとんどだった。厳しい意見ももちろんあるが、それも当然ありうべき意見、ヲタとして(だけでもなく)多少突っ込んでみていると少し的外れと思うものもあるが、少なくとも今回の件からその人が受けた印象はそれ自体として理解できる。
そうしていろいろと情報を集める中で、改めて、今まではなるべく言うまいとしてきたが、事務所への怒りがこみ上げてくる。「引退勧告」を事務所がしたという。いったい何様のつもりだ。事務所は裁判官の立場ではない。安倍なつみと同じ立場だ。前にも書いたが本の裏書を見てみるがいい。編集責任者の名前に事務所の人間の名前が連なっているではないか。出版物の体外的な責任は編集者にももちろんある。くだらない連帯責任などではなくて、完全なる当事者責任が存在するのだ。安倍なつみが謝罪する必要があるのなら、編集責任者も謝罪が必要だ。安倍を断罪することで己の責任をぼやかそうというのなら、最低だ。
もう一点。新曲として予定されていた「鳴り止まないタンバリン」がお蔵入りするかもしれないという話。4月に新曲を出すが、それは「鳴り止まないタンバリン」とは別の曲だという。なぜだ。理解できない。安倍なつみは罪を犯したかもしれないが、曲には罪はなかろう。なぜこんなことで曲が葬られなければならないのか。
いずれもあまりに理不尽ゆえ、もしかしたら私が完全に誤解しているのかもしれない、とも思う。事務所は敢えて悪役を買って出て、安倍なつみへの同情を喚起したのではないか?とか「鳴り止まないタンバリン」はこんなごたごたの後ではなく、復帰第二段として堂々と発表するつもりなのではないか、とか。
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