重層的非決定?

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2004年12月16日

■ アンチと言う人種

いまさらながらだが、そしてもう半分どうでもよいのだが、「アンチ」と呼ばれる人種、その精神の病み、いたたまれない。ただしその手の「病んだ」人たちと言うのはいつもどこにでもいるものだが、2chを代表とする言説の掃き溜めがそういった心性を助長し、「名無し」を隠れ蓑にすることで、他者ではなく、己自身を偽れてしまう。もちろん「アンチ」が憎悪し、さげすんでいるのは叩いている相手ではなく、己自身なのだが、そのことの見過ごしを「名無し」として書き連ねることで行う。書き捨てられた言葉は書かれたその瞬間から書き手にとって疎遠なものになる。己の書いた文字を見ても、それが己の映し鏡であることに気づかずに済むわけだ。

別に安倍なつみ問題だけの話をしているのではない。またハロプロヲタだけの話をしているわけでもない。ただ、ハロプロというメンバーたちの帰るべき場所のそのすぐそばで、こうした破廉恥な行為が積み重ねられている、というのはやはり同じヲタとしてとても悲しむべきことだ。

投稿者 althusser : 2004年12月16日 00:00

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