重層的非決定

モーニング娘。

L. Althusser

(たとえばモーニング娘。とアルチュセールを*同時に*語る、ということ)

日々思いついたいろいろな話を無責任に書きなぐるモノローグ

光市事件についてのブックマーク

ブックマーク代わりに。

Because it's There 光市事件差し戻し控訴審:本村洋さんら死刑求める意見陳述〜被害者の意見陳述制度の意義とは?

光市事件にかんする最近の言説に対して違和感というよりも危機感に近いものを感じていた。それを何とか表現しようと思ったが、何せ法律については門外漢、自分では書けなかった。偶然このエントリを見つけた。

「被害者」の立場の意義と限界について冷静に考察している。

被害者の声にはたとえようもないほど重要な意味がある。しかしそれと同時に、その立場ならではの制約もある。被害者の思いを社会はくみ取らなければならない。しかし被害者の思いが即社会の意志となってもならない。

そのほかの参考エントリ

戦後民主主義の申し子

安倍首相の政権投げだし。

とりあえず北朝鮮政策がらみあたりで安倍を「強いリーダー」として褒めそやし、無理矢理気味に人気を煽っていた評論家、マスコミ人あたりには失笑しておくこととしよう。とりあえず私が覚えているのはよみうりテレビの「たかじんのそこまで言って委員会」。この番組では早くから安倍を持ち上げまくっていた。自己保身に走る政治家連中の中で、精錬潔白、言うべきことを言える期待のニューリーダー。

一度ここでもこの番組のおぞましさは取り上げたことがあるはず、と思って検索したら出てきた。

関西ローカルでたかじん司会の番組を見る。「政治・芸能今年のニュースメッタ斬り!!」という番組。さすが読売だけある。安倍晋三の宣伝みたいな番組だった。まあ「政治家」として出ている面子からして読売色がありありなのだが、そんなのにタレントを巻き込むな。

例えば北朝鮮問題。「国交回復したらいいと思う」モモコのような「素朴な」タレントを「専門家」が教え諭すというような構成。平沢などというファナティックな人間を持ってきたって逆効果の気もするが。

挙句に「永田町小学校」という永田町の状況を小学校の生徒活動仕立てに紹介するミニドラマみたいなのがあったが、そこでクラスメイトの期待を一身に背負いつつあるニューリーダが安倍なのだそうだ(笑)(藁)(爆)(火暴)(自慰)。ま、適当に並べておけ。

安倍

そうそう、永田町小学校だった。さしずめ期待の安倍君、クラス委員を投げ出して、登校拒否、引きこもりになってしまったと言うところか。

ただ元々何の期待もしていなかった立場からすると、安倍君、最後の最後には良いことをした、と思ったりするのだ。いやなことがあったら、一国の政治といえども投げ出してもかまわない。これほど強烈に戦後民主主義的価値観を体現した人物はいまだかつてなかった。戦後民主主義否定論者安倍晋三は、しかしその身体レベルでは至高の戦後民主主義者であったのだ。

今、最後の航海は始まったのだ

20年越しの恋が実った。

「宇宙戦艦ヤマト完結編」のDVDを中古で入手。中学生の時にノベライズ版を読んだだけで、映像は見たことがなかった。ノベライズ版は映画とは微妙にストーリーが違っているようで、ずっと心のどこかで気にし続けてきた。その思いが実った。

1分に一回つっこみどころがある、それは承知の上、というか、それも(それこそ?)楽しみの内。なんと言っても20年越しの恋だ。一人で黙って心の中でことあるごとにつっこみを入れつつ、見ていたわけだ。

始まって1時間たたないうちにだんだん疲れてきた。正直、数十回もつっこみを入れていると人間だんだん疲れてくるのだ。そして最終盤にはついに早送り。

多少ご都合主義的であっても、それはまあいいですよ。「科学力の劣る」地球が勇気と決断力と知力と愛?の力で物量で推しまくる敵と渡り合い、最後には打ち勝つ、というのがまあ、この手の定番だろうから。敵がアホで、波動砲とやらの必殺兵器に何回もワンパターンにやられる、とかそれぐらいは。あるいはすごい科学力の敵艦とかヤマトよりあとに作られた地球艦とかが砲弾一発で爆発するのに、ヤマトだけは何十発砲弾が命中しても戦い続ける、というのもかなりアレだがそれはまあ、このシリーズ始まって以来のお約束だから、織り込み済みだ。

しかし肝心のヤマト搭乗員の知力が駄目駄目なのだからどうしようもない。ヤマトを操縦する「航海長」が何を血迷ったか船の外に出て敵と撃ち合い、あげく弾にあたって、怪我を負い、まともに操縦できなくなって、ヤマトに危機が迫っていざ出航という段になってそのことを明かして、艦長が別の者に操縦を替われと言うのを断って、何とか自分にやらせろとごねたあげく、自分一人の力ではどうにもならず、ぐずぐずしながら、他人の力を借りてようやく出航、とか。航海長も艦長も周囲の乗組員も全員、決断力も知力も0じゃん。結局無謀な知力なき「勇気」と屁のツッパリにもならん「愛」とやらの力で惑星をワープさせるすごい科学力をもった敵に打ち勝つのであった。

これ、映画館で金を払ってみていたら、怒り爆発だろうな。いや、私は映画館で見るのの倍の金を払って家で見たのだ。20年越しの人生の汚点としてそっと胸の中にしまっておくこととしよう。