重層的非決定

モーニング娘。

L. Althusser

(たとえばモーニング娘。とアルチュセールを*同時に*語る、ということ)

日々思いついたいろいろな話を無責任に書きなぐるモノローグ

携帯spam

auの携帯に10月末から突然大量のspamメールが届くようになった。これまでは日に1-2通程度だったものが、突然100通とか。

いったい何があったのかと思ってネットを繰ってみるとやはり同様の報告が。なにかauのサーバ側に問題があるのではないかという憶測も流れているが、とりあえず原因は不明。私個人の問題なら、メールアドレスがどこかに流れた、ということになるが、au全体である日を境にspam急増というのは尋常ではない。

さしあたりの対処法としてはインターネットメールをすべて遮断することなのだが、携帯メールからインターネットメールを遮断するというのは本末転倒なので余りやりたくない。本文のキーワードでフィルタリングをかけられればいいのに、それができないのが腹立たしい。

今はどうしようもないので、インターネットメールを遮断する設定を施したが、auにはどうにかしてほしいし、このままだったらau自体を見限ることになるかも。

Firefox3

久々にブラウザ関連で大きな動き。

Firefox 3正式版リリース。これがなかなかにすごい。何がすごいって、とりあえず入れた直後の使用感とかは前バージョンと差がなく、違和感なく使えるのに、使っているうちに「これはいい」と思えてくるところ。バージョンアップとはかくあるべき、という見本のよう。

動作が軽い。これだけでもう前のバージョンには戻りたくなくなる。なのになにげに機能が充実していて、かゆいところにも手が届く感じ。

とりあえずWindowsマシンは迷わずすべてバージョンアップ。「これしかないっしょ」。迷ったのはmac。今使っているのはmacOSXデフォルトのSafari。いかにもmacOSXになじんでいて、いろいろ気が利いていて、それなりに使いやすい。ただ時々不安定に重くなることがあって、ブラウザの再起動を要することが結構あった。とりあえず併用してみよう、と思ってmacにもFirefox3をインストールしてしばし使ってみる。60分後。Firefox3に一本化することに決める。

前バージョンでは微妙に感じたmacOSとのUIレベルでの不整合がほとんど感じられなかった。FirefoxをmacOSXに馴化させたものとしてはCaminoがあったのだが、残念ながらというべきか、もう使命は終わったのかな、と思わせられた。それぐらいにFirefox3のできはいい。

OpenOffice.orgを使う

T60の環境設定を着々と進めている。

Vistaはやはりなんとも使いづらい。XPでできていたことがいろいろできなくなっている。

たとえばファイル関連付けの設定。XPなら「フォルダオプション」→「ファイルの種類」タブで拡張子ごとの詳細な設定ができたのに、そのタブがなくなってしまった。改悪、後退。

ついでにT60にプレインストールされていたNorton Internet Security。90日の体験版ということで体験しているのだが、これもなんとも使いづらい。安全性を高めるためだとしても、たとえばLAN内のファイル共有サービスを用いるのがとても面倒な設定になっている。NetBIOSによる名前解決ってデフォルトで遮断しなければならないものなのだろうか。よく分からない。セキュリティの問題はそれなりにシビアなものなのだろうから、うかつなことはいえないが、可用性への犠牲と安全性への希求のバランスが少し違う気がする。

昨日は仕事の前に量販店に行ってOffice 2007の販売価格などを見てきた。私個人の用途だけだったら、Office2000で十分、バージョンアップなど端から興味ないが、一応「教育」に携わるものとしては、まったく見たことも触ったこともございません、ではまずかろう。Vistaマシンを導入したのと同様、やはり自分で買って使ってみないことには評価もできない、ということで購入前の調査に行ったのだが、あまりの値段の高さにおののいた。そして学生さんにお勧めするべきStandard Editionにアカデミック版がないことを知る。

Mac用にはあるこのパッケージがなぜWindows用にはないのか。Word, Excel, PowerPoint、基本的なこの3つのソフトが入ったパッケージにアカデミック版がない。Accessまで入ったProfessional Editonにはアカデミック版はあるが、値段が高くなる。

そもそもOffice個別の操作を大学で教えることも本来はないわけで、Microsoftの殿様商売に大学教育が協力する筋合いはない。普通に文書が作れて、数値データをそこそこ処理できれば十分、という学生向けにいちいちOfficeを買わせるのも酷と言うものだ。そして一般企業でも実際ほとんどの場合において「普通に文書が作れて、数値データをそこそこ処理」できれば十分なのだ。

だったら、もうこの馬鹿高いOfficeをデフォルトにするのはやめにしよう、と言いたいが、しかしそれを私が言い出しても何の意味もないのだが、とりあえず個人的にOffice2007の研究をしよう、という殊勝な気持ちは消し飛んでしまった。

それならT60には何を入れよう、と考えて、久々にOpenOffice.orgを試すことにした。Ver.1のころに試したときには、なかなかよくはできているが、まだ後一歩かな、と思ったが、今回Ver.2を入れてみて感心した。すばらしい出来になっている。

画像を張り込み、その他かなり凝った書式のWordファイルを読み込むとやはりレイアウトは崩れるのだが、しかしWordだってバージョンが違えばレイアウトはかなり崩れてしまう。それならOpenOffice.orgだってバージョン違い程度の差でしかない、ということではないか。さまざまなバージョンが混在する環境ではもはやMS Officeに拘泥する理由はないような気がしてきた。現に今だってレイアウトをきちんとさせたい書類はPDFにしているのだ。

表計算機能もまずまず問題ない。ピボットテーブルに相当する機能もきちんとあって、Excel2000以降と比較すると少し貧弱だが、機能的には必要十分。私の事情からして困るのは「分析ツール」がないことだが、これは一般的にはそれほど使われている機能でもあるまい。

ちなみにOpenOffice.orgはMacOSXでの使用は少し面倒。しかしMacOSX用にはOpenOffice.orgをMacOSX用に修正したNeoOfficeがある。かつてはインテル版がなく、使用を断念したが、今見てみたらリリースされていた。こちらもMac版のOfficeを買うのを少し早まったか、と思うほどの出来。Mac版MS OfficeはPowerPCアプリだから、Intel MacならNeoOfficeのほうが動作は圧倒的に軽い。

一つThinkPad T60でOpenOffice.orgを用いる際のメモ。初期状態ではOpenOfficeでTrackPointを用いたスクロールが出来ない。その場合にはC:\Program Files\Synaptics\SynTP\tp4table.datというファイルを編集する。

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

; Pass 0 rules (These rules run first)

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

というカテゴリの中に次の行を加える。

; OpenOffice.org

*,*,soffice.bin,*,*,*,WheelStd,0,9

Tp4table.datというファイルは複数個所に存在している場合があるが、最近のモデルでは上記フォルダにあるファイルを編集する。

Vista

Windows Vista。ネット界隈ではWindows Meの再来だ、などとささやかれていたりする。Windows Me、ウィンドウズエムイーと読むものだと思っていたら、なんとウィンドウズミーと読むものらしいと聞いて脱力したあの伝説のOS。先行のWindows 98SEおよびWindows2000と比べてただただ不安定で、よいところがなく、おまけにそれをMicrosoftがコンシューマ向けOSと位置づけたものだから、一般消費者のPCへの不信をあおった原動力となったといわれる伝説のOS。

あの時はWindows2000という筋のよいOSがビジネス向けとしてすでに出ており、コンシューマモデルでも上位機種はこちらを搭載するメーカも多かった。ということでウィンドウズミーはスキップするのが正しいOSだった。

一方、Vista。従来のファイルシステムのあり方を根本的に変えると鳴り物のWindowsFSは消え去り、それでもWindowsXPからの変化は示さなければならず、その変化の意味がユーザにはなかなか伝わりにくい、という非常に微妙な位置づけ。とりあえずわかりやすいところでは見た目を変えたというのが喧伝され、そのためだかにやたらPCのスペックを要求し、それでもなおPCの資源が足りず、遅く不安定だとうわさされる。ただ明らかにすでに進化することをやめていたWindows Meと比べれば積極的な意味があるのも確か。

店頭ではいろいろ触ってみたが、店頭で触ってわかることには当然限界がある。自分のものとしていろいろカスタマイズしたり、実際に使ってみて、初めて一定の評価もできよう。ただ店頭で触った限り、メインメモリ512MBのモデルでは店頭でぬるく触るだけでも明らかにストレスを感じた。Panasonicさん、せっかくのLet's Noteを512MBメモリしか搭載せずに売ったら、Let's Noteとして築きあげてきたものが崩れやしませんか。1GB搭載しているモデルは店頭で触る限りはまずまず。

Vista用に買ってきたT60はメインメモリ1GB、専用グラフィックチップと128MBのグラフィックメモリを持っている。Vistaマシンとして不足はないはず。

Vistaのパフォーマンス測定ツールでスコアを確認する。デバイスごとにチェック項目があり、そのスコアが4以上あればその部分については太鼓判を押してくれる、といういまいち意義はよくわからないツールだ。その結果。

プロセッサ4.9
メモリ4.5
グラフィック4.6
ゲーム用グラフィック4.0
ハードディスク4.4

ということで、ゲームはぎりぎりながらそれ以外は結構余裕を持って「合格」。さて、このスペック、スコアでVistaの使用感やいかに、ということだが、わかってはいたが、メモリが足りない。1GBでは足りない。MacOSX Tigerが512MBでは使い物にならず、1278MBにして十分、という感じだったのと比べると、やや余計にメモリを必要とする感じ。登場時期からするとやむをえないところか。我がT60もmac miniのおこぼれ(メモリを増設したときにあまったもの)を頂き、256MBのメモリを増設して、mac miniと同じ1278MBにしたが、すずめの涙か。

まずは常時ハードディスクへのアクセスがとまらず、CPUの負荷も妙に高かったので、ちょっと見てみるとGoogleデスクトップがプレインストールされている。メモリが足りないのにこんなものを動かしていられるか、と早速切る。そうすると大分ましな感じにはなった。

現状、Officeもインストールせず、ただネットにしか使っていない状況で、省スペースデスクトップとしてはまずまずのパフォーマンス。ただハードディスクのアクセスは明らかに多く、ファンも結構回る。モバイルマシン用のOSとしてよいOSか、となると点数は俄然辛くなるだろう。

InternetExplorer7はかなり重い。Firefoxのほうが大分軽い。ただしFirefoxの使用時には結構戸惑った、というのは前述のとおり。既存のアプリケーションを使う際、ところどころでこうした障害に出くわす可能性はまだまだある。

UACなどやろうとしていることは間違ってはいない。新しい方向に踏み出そうというところも(WindowsMeと比べれば)明確に感じられる。初期のMacOSXがこんな感じだったのだろうか、などと想像してみたりする。これからユーザも一緒に育てていけば面白いかもしれない、と感じなくはない。

しかし初期MacOSXは旧MacOSと並列的にリリースされたOSだ。WindowsXPの後継として、主力OSとして出されたVistaにはユーザが「育てる」余裕などないはずだ。

結論。いまWindowsPCを一台だけ購入するとすれば、比較的問題がなく、高いパフォーマンスを得られるのは間違いなくWindowsXP搭載機。それでも普通に店舗で買えるPCはどんどんVista搭載機になっていくだろう。そこで人にどちらを薦めるか、となると長いものには巻かれよでVistaのほうだろうか。それで問題が起こったら、親密になりたい相手には一緒に悩んであげる、どうでもよい相手には「とりあえずUACを切れ、それでもだめならそのようなものだとあきらめろ」と言う。

T60ファーストインプレ

Vista、当初はスキップする予定だったのだけれど、もろもろの都合でVistaについてはある程度どんなものかは評価しておいたほうがいいような気がしてきた、ということ、評価する以上は自分で使ってみないとなかなかわからないということで、Vistaマシンを導入するか、と思い立つ。

最初はそれでも安くデスクトップマシンで済ませようと思ったが、同じお金を出すならきちんと愛着のわくものを、となんだかたくさんお金を払うほうに気持ちが動く。

今私が使っているPCは全部で四台。

  • テレビ録画用デスクトップVAIO RX70(2002年ぐらいに中古で購入)
  • 自宅でのネット接続その他もろもろ用mac mini(2006年購入)
  • 出張・モバイル機Let's note R3(2005年購入)
  • 自宅および出先でじっくり作業するためのT40-92J(2003年購入)。

このうち、T40がファンエラーを時々出したり、そうでなくともファンの音がやたらうるさかったりするので、新規マシンを導入するのならここの置き換えだろう、と。

T40の代わりといったら、当然後継機T60しかない、というわけで、IBMならぬlenovoのサイトなどをチェック。WindowsXP搭載機が結構安くで出ていて、それを3000円の実費でVistaにバージョンアップもできたが、バージョンアップの手間を惜しんで、Vista初期導入モデルに狙いを定める。狙うは14inch液晶搭載モデルT60-PKJ。2月はじめだったらlenovo直販で19万円弱で売っていたのだが、それを見過ごし、今見てみると20万弱。1万円高くなってしまった。それもやむなし、とそれでもあきらめ悪くネットを探すと、比較的近場の店で直販とほぼ同価格で売っているのを発見。通販よりは直接手渡しが好きなので、土曜日に20万円を財布に入れてその店に出向く。いわゆる箱売りの店。20万円を支払い、思ったよりも小ぶりな箱を手に電車で帰る。かつて東京で同じような店でT40を衝動買いしたことがあったが、それに比べれば楽なものだ。

買ってきたT60-PKJのスペック。

  • CPU: Core2 Duo T7200(2GHz)
  • メモリ: 1GB
  • グラフィック: ATI mobile Radeon X1400(128MBメモリ)
  • 液晶:14.1inch SXGA+
  • HDD: 120GB
  • デバイス: DVD スーパーマルチ

良くも悪くもT40の後継機。あまり代わり映えがしない、ともいえるし、これまでとなんら違和感なく使える、ともいえる。ファンの音は老兵T40と比べればずっと静か。キーボード、トラックポイントはいつものThinkPad。lenovoになって品質がどうとかいう話もあるようだが、私はなんら不満はない。

とりあえずまだ検証のためのPC、実用に給するようになっても仕事用マシンとするつもりなので、T40を引退させるつもりは当面ない。今自宅の机にはT40、T60というぱっと見はほとんど同型のやや大振りなノートPCが二台並んでいる。おまけにmac miniとモニタ、キーボード、マウスも机の上。机が狭くて仕方がない。